ケープブランコ・ブロンズシェードの育て方!きれいな色を保つコツは?

ケープブランコ・ブロンズシェードの育て方!きれいな色を保つコツは?

ロゼッタ系の花のようなかわいい葉とダークな色合いが特徴の、ケープブランコ・ブロンズシェードの育て方を紹介します。シルバーリーフの多肉植物「白雪ミセバヤ」の仲間です。育てやすい春秋型のケープブランコ・ブロンズシェードをきれいに保つコツもあわせて解説します。

記事の目次

  1. 1.ケープブランコ・ブロンズシェードとは
  2. 2.ケープブランコ・ブロンズシェードの育て方
  3. 3.きれいに保つ夏越しと冬越しのコツ
  4. 4.きれいに整える・切り戻し剪定
  5. 5.まとめ

ケープブランコ・ブロンズシェードとは

多肉植物のある暮らし

出典:Unsplash

シックな色合いが魅力の「ケープブランコ・ブロンズシェード」は、多肉植物のなかでも育てやすいセダム類の植物です。かわいらしい花のようなロゼッタ形の葉が特徴で、「白雪ミセバヤ」の色変わり品種としても人気があります。同じ仲間で赤紫色の「パープレア」もありますが、ピンク系の花を咲かせる「ミセバヤ」とは別種の植物です。

ケープブランコ・ブロンズシェードの基本情報

科名/属名 ベンケイソウ科/マンネングサ属(セダム属)
原産地 アメリカ大陸
分類 多年草、多肉植物、セダム類
開花時期/花色 5〜7月/黄色
草丈 5〜20cm
耐寒性 普通
耐暑性 やや弱い
育てやすさ ★★★☆☆

セダム類の白雪ミセバヤの仲間

シルバーリーフがきれいな多肉植物の、白雪ミセバヤとも呼ばれるセダムの仲間です。セダム類にはゴールデンカーペットのようなグランドカバー向きの種類もありますが、このケープブランコ・ブロンズシェードはセダムの中でもやや肉厚な葉が特徴です。花のような形とシックな色合いが、多肉植物の寄せ植え作りのアクセントになりますね。

ケープブランコ・ブロンズシェードの特徴

ケープブランコ・ブロンズシェードの最大の特徴は、ブロンズ系のダークな色と花のような形の葉のかわいらしさです。セダムのなかでも存在感があり、鉢植えで育てるとボリュームが増します。きれいなブロンズ系の色をキープするのは、日当たりが大切です。春と秋の成長期は、特に日当たりのよい場所で育てましょう。

ケープブランコ・ブロンズシェードの育て方

多肉のリース

出典:Unsplash

ケープブランコ・ブロンズシェードは、春秋型のセダム類です。ここでは、基本の育て方を紹介します。広い面積のグランドカバーよりも、寄せ植えや鉢植え向きの品種です。

育て方①用土

多肉植物やセダム類と同様、ケープブランコ・ブロンズシェードは水はけがよく通気性のよい土質を好みます。市販の培養土では、サボテン・多肉植物の培養土や多肉植物と観葉植物の土が最適です。ケープブランコ・ブロンズシェードの生育にぴったりな、土のブレンドを紹介します。

バランスのよい土の配合

  • 赤玉土の細粒〜小粒…5割
  • ふるった細かい腐葉土…2割
  • パーライトの小粒…2割
  • くん炭…1割
  • ゼオライト…少量

育て方②日当たりと置き場所

成長時期が春と秋のため、季節によって置き場所を工夫しましょう。春と秋は日当たりのよい場所で育てましょう。夏の暑さと蒸れが苦手で暑い時期は休眠します。風通しのよい明るい日陰がおすすめです。冬の寒さは比較的丈夫ですが、-3℃以下にならないように簡易温室などを活用するとよいですね。5月ごろから、黄色い花を咲かせます。

育て方③水やりと肥料

水やりも成長期にあわせて、メリハリをつけるのがポイントです。春と秋は土が乾いたら、たっぷりと与えてください。肥料は春と秋、4〜5月ごろと9〜10月ごろに、薄めた液体肥料や固形肥料を少量与えます。夏は土の乾き具合に応じて、1週間に1回ぐらい水やりをしましょう。冬は土の乾燥を防ぐ程度に、月に2回ほど軽く水やりします。

育て方④病気と害虫

ケープブランコ・ブロンズシェードは、病気や害虫の心配はほとんどありませんが、環境によっては周りから病害虫が移ってしまうことがありますね。殺虫殺菌剤を春と秋に軽くスプレーして、予防しておくときれいな状態がキープできて安心です。

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きれいに保つ夏越しと冬越しのコツ

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