ルートンとは？発根促進剤の効果的な使用方法やおすすめ商品を紹介！

オキシベロンは、液体の発根促進剤で植物全般の挿し木に利用されていますが、樹木の挿し木に特に効果的です。植物ホルモン系の薬剤で、有効成分はインドール酪酸である点がルートンとは違います。使い方は、薄めたオキシベロンに挿し木の切り口の2～3cmの部分を浸すだけです。薄める濃度や浸す時間は植物によって違いがあり、説明書をよく確認して使用しましょう。

メネデールは、植物の生育に必要なチッソとカリウムとリン酸の三要素のほか鉄も含んでいる液体の活力剤です。挿し木の発根を助けるほか、弱った植物の生育にも効果があります。100倍に薄めた液に、草花の挿し木は30分、樹木の挿し木は2～3時間ほど浸して土に挿します。メネデールについては、より詳しく解説した記事もあります。ぜひこちらの記事も読んでくださいね。

ラピッドスタートは、アミノ酸と肥料成分を含む液体の発根促進剤です。挿し木だけでなく、元気のない植物の発根をよくする活力剤としても使用できます。ラピッドスタート6.5mlを水10Lに薄め、挿し木を浸したり直接植物に与えたりします。土に植えている植物だけでなく水耕栽培の植物にも使え、植物を植え替えるときにも利用できる用途の多い商品です。

クロネクスは、ルートンと同じ植物ホルモン剤の発根促進剤です。ジェル状の薬剤で塗布しやすく、発根効果も高いためイギリスでは大変人気がある商品です。粉末の薬剤は、目に入ったり吸い込んだりする心配があります。しかし、ジェル状であるクロネクスは粉が飛び散ることがなく、安心して使えます。

ルートジュースは液体の発根促進剤で、オーガニック成分でつくられた合成薬剤ではない点で人気があります。もともと、土に植えた植物の根の成長を促す商品として販売されていました。しかし、挿し木の発根促進効果も認められています。ルートジュース1～4mLを水1Lで薄めた液を使用し、挿し木を浸したり弱っている植物に直接与えたりします。