きれいに保つ夏越しと冬越しのコツ
ケープブランコ・ブロンズシェードのきれいな色を保つためのポイントは、休眠中の管理方法にあります。温度と湿度そして日当たりを上手にコントロールしましょう。
冬越しのコツ
ケープブランコ・ブロンズシェードの耐寒性は-3℃が目安です。寒冷地では室内での冬越しが安心です。セダム類は肉厚の多肉植物ほど水分を蓄えられないため、完全に水やりを止めると枯れてしまいます。冬も土を湿らせる程度に、月に2回ほど軽く水やりをしましょう。冬でも天気のよい日は明るい場所に置いて、日光を当てると色がきれいに保てます。
夏越しのコツ
ケープブランコ・ブロンズシェードは乾燥に強いですが、夏の蒸れが苦手です。特に梅雨から夏場の蒸し暑い環境では、傷んでしまうことが多くあります。蒸れを防ぐには、風通しのよい明るい日陰が最適です。猛暑の真夏は、室内に避難させるのもよいでしょう。
きれいに整える・切り戻し剪定
剪定というと「もったいなくてできない」「切るなんてかわいそう」という声もあるでしょう。セダム類をきれいに育てたいなら、剪定はおすすめの作業です。
セダム類は剪定でかわいく!
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— サボテンの出品情報 (@saboten_auc) June 21, 2016
最初はもこもこしてかわいかったケープブランコ・ブロンズシェードが、なんだか不格好になってしまったら、思い切って剪定して形を整えましょう。剪定するとそこから分枝して枝数が増えるため、前よりもふんわりとボリュームよくなりますよ。
カットしたら挿し芽にもチャレンジ
ケープブランコ・ブロンズシェードの剪定時期は、春と秋4〜5月と9〜10月が最適です。切り戻した芽を挿し芽にしてみましょう。他の秋冬型の多肉やセダムもあわせて、ミックスして1つの鉢に挿すと、根付けばかわいい寄せ植えが完成します。
まとめ
育てやすいセダムのなかでもダークな色合いが人気の高い、ケープブランコ・ブロンズシェードを紹介しました。季節にあわせた育て方のコツを理解すれば、増やすことも難しくない品種です。寄せ植え作りはもちろん鉢植えもかわいい、ケープブランコ・ブロンズシェードをコレクションにお迎えしてみてはいかがでしょう。
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出典:Unsplash