ナメクジの忌避剤・駆除剤おすすめ10選！ランキング形式でご紹介！

あたたかい季節になるとよく見かけるナメクジ。カタツムリに似ていて一見かわいくも見えますが、実は大事な植物や花を食い荒らしてしまう、厄介な害虫の代表です。ナメクジを発見したら、被害にあう前にすぐに駆除対策をとりましょう。今回は、ナメクジの駆除に有効な殺虫剤や忌避剤を、ランキング形式でわかりやすくご紹介していきます。

ナメクジは巻貝の一種であるカタツムリの仲間のうち、貝の部分が退化したものとされています。日光に弱く、日が落ちた夜間に行動する夜行性です。乾燥にも弱いので、体が乾燥しないよう粘液を出しながら歩く、という特性があります。かじられた植物の近くに粘液の跡があれば、ナメクジが原因でしょう。ナメクジは雑食で、やすりのような歯で削るようになんでも食べるので、見つけたらすぐに駆除することが重要です。

ナメクジは秋から春にかけて落ち葉や土の中に卵を産み、温かく、雨が多くなる時期に孵化します。五～六月に大量発生するのはこのためです。一年を通して活動しますが、寒い時期は苦手です。しかし落ち葉や土の中で越冬し、氷点下以上でなければ冬であろうと活動します。孵化したての春、植物の芽が柔らかい時期や、蓄えが必要な冬眠前、秋の収穫時期にはナメクジ被害が多くなります。

花壇やプランターにナメクジが発生する一番の原因は、湿気と日陰という条件が整っていることです。乾燥と日光が苦手なナメクジにとって、水やりで湿りやすく日光を避けられる土の中や鉢の下は、好条件の場所なのです。鉢底の穴を通って外から入ってしまうこともあるので、鉢には必ず鉢底ネットをつけておきましょう。生ごみや落ち葉などが多いと、そこに産卵し大量発生の原因にもなります。水はけよく、清潔にしておくことも予防対策の一つです。

ナメクジは見つけたときにすぐに駆除しなければ、あっという間に大切な植物を食べつくしてしまいます。被害に合ってからの駆除対策でだけでなく、あらかじめ予防対策をしておくことも大切です。殺虫剤や忌避剤は、場所や用途によって効果的なものがあります。育てている場所や種類などに合わせた駆除方法を選び、せっかく育てた植物にナメクジ被害が出ないようにしましょう。

主な成分：メタアルデヒド・ビール酵母
棒タイプの殺虫剤剤です。花壇などの土に刺して使いましょう。

主な成分：メタアルデヒド
ハウスタイプの誘引殺虫剤剤です。ナメクジが出やすい花壇などの近くに置いて使いましょう。

主な成分：テルペノイド・エトフェンプロックス
パウダースプレータイプの殺虫剤剤です。直接噴射して駆除しましょう。

主な成分：リンゴ酢・エタノール・水
スプレータイプの殺虫剤剤・忌避剤です。直接噴射して駆除したり、ナメクジが発生しそうな場所に適量スプレーしましょう。

主な成分：メタアルデヒド・ジノテフラン
ナメクジ以外の害虫にも効き目のある誘引殺虫剤剤です。害虫が出やすい場所に置きましょう。

主な成分：メタアルデヒド
ペレットタイプの殺虫剤剤です。庭や畑などの駆除、予防したい場所にまいて使いましょう。