アップルマンゴーとは
アップルマンゴーは名前のとおり、皮がリンゴのように真っ赤な色をしています。「完熟の状態になるまで収穫せず、自然に落下するまで待つ」という方法で栽培しているため、糖度が高くとても甘いのが特徴です。芳醇な香りや高級な見た目から、贈答品やギフトにも利用されている果物です。そんなアップルマンゴーの名前の由来やマンゴーとの違い、旬の時期やおいしい食べ方などを紹介します。
アップルマンゴーの基本情報
皮の色 | 赤色 |
果肉の色 | オレンジ色 |
旬の時期 | 6月〜7月 |
別名 | メキシカンマンゴー |
アップルマンゴーの栄養価
アップルマンゴーは「ビタミンC」や「カリウム」が豊富に含まれている果物です。ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な栄養素のため美肌効果が期待でき、カリウムは高血圧症の改善に役立つといわれています。他にも「βカロテン」や「消化酵素」も含まれており、おいしくて栄養満点なところが魅力です。
「ウルシオール」というアレルギー物質が含まれている
ウルシ科の植物のため「ウルシオール」というアレルギー物質が含まれています。アップルマンゴーの果皮の部分に触れると、赤くかぶれてしまったりかゆみが出たりする場合があるため注意しましょう。
アップルマンゴーの特徴
口当たりがなめらかで、すぐに溶けてしまうような食感が人気です。完全に熟してから自然と落ちるまで収穫しないという方法で栽培されているため、糖度が高く濃厚な甘みが楽しめます。他にも「キーツマンゴー」というマンゴーの品種もあり「幻のマンゴー」とも呼ばれています。キーツマンゴーについては、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
アップルマンゴーの名前の由来
「アップル」という名前がついているとおり、見た目がリンゴのように赤いのが名前の由来です。アップルマンゴーは熟すと皮が真っ赤に色付くのが特徴です。メキシコから輸入されるものも多く「メキシカンマンゴー」という別名でも呼ばれています。
アップルマンゴーとマンゴーの違い
マンゴーもアップルマンゴーも同じ「マンゴー」ですが品種が異なるため呼び方が違います。値段もマンゴーは数百円で購入できますが、アップルマンゴーは1万円を超える場合もある高級な果物です。そんなアップルマンゴーとマンゴーの違いについて詳しく紹介します。
見た目
アップルマンゴーは皮が真っ赤に色付き、ふっくらとしていてツヤがあるのが特徴です。他のマンゴーには、黄緑色の皮をもつ「キーツマンゴー」や黄色い皮の「タイマンゴー」、ピンク色の「ピーチマンゴー」などがあります。
味
マンゴーの品種の中でもアップルマンゴーは果汁を多く含み、舌触りがとてもなめらかです。とくに宮崎県産の「太陽のタマゴ」という独自ブランドのアップルマンゴーは「糖度15度以上であり、かつ重さが350g以上」という厳しい基準をクリアしたもので、濃厚な甘みと豊かな香りが楽しめます。

次のページでは、美味しい食べ方をご紹介します。