ズッキーニの下ごしらえ方法5選!皮をむく場合とむかない場合で食べ方を解説!

ズッキーニの下ごしらえ方法5選!皮をむく場合とむかない場合で食べ方を解説!

収穫時期によってズッキーニの皮の硬さや青臭さは変わります。とくに夏の終わりに収穫したズッキーニは皮が硬めです。このような場合は、下ごしらえをして料理するのがおすすめです。ズッキーニの栄養を損なわな下ごしらえの方法や、皮をむく・むかない場合の食べ方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ズッキーニに下ごしらえが必要な理由
  2. 2.ズッキーニの下ごしらえの方法5選
  3. 3.ズッキーニのおいしい食べ方
  4. 4.下ごしらえを上手にしてズッキーニをおいしく食べよう

ズッキーニに下ごしらえが必要な理由

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理由①皮が硬い

ズッキーニは収穫が遅れると皮が硬くなってしまいます。皮が硬いままでは、食感が悪く食べづらさを感じるでしょう。皮をむいて食べるか、皮を柔らかくするための下ごしらえが必要です。

理由②青臭さがある

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広く知られる緑色のズッキーニには、特有の青臭さがあります。そのまま調理すると、青臭さが残って食べにくいという場合も少なくありません。適切な下ごしらえをすれば、ズッキーニ本来のあっさりした味わいが感じられます。

ボタニ子

ボタニ子

ズッキーニは、緑や黄色の細長いものから、平べったい形のものまで種類が豊富よ。

「青臭さがいや!」という場合は、黄色いものを選んでください。皮もやわらかく、中身もふわふわとマイルドな味がしますよ。

ズッキーニの下ごしらえの方法5選

出典:写真AC

ズッキーニは下ごしらえしなくても食べられますが、下ごしらえをすることで味が染みやすくなったり、食感に変化が生まれたりします。また、皮が硬かったり青臭さが気になったりする場合は、積極的に下ごしらえしましょう。

下ごしらえ①切り方の工夫

ズッキーニの切り方を工夫すると、調理しやすくなります。皮が厚いときは、ピーラーでむいてから切りましょう。きゅうりのように薄く輪切りにして塩もみすると、生食も可能です。短冊切りは、炒めものや漬物の見栄えもよくなる、おすすめの切り方です。火の通りもよくなり、味が染みやすく、青臭さの軽減にもつながります。

下ごしらえ②アク抜き

出典:写真AC

ズッキーニのアクは抜かなくても問題ありませんが、気になる場合はアク抜きをしてから調理しましょう。アク抜きには「水にさらす」「塩でもむ」「塩水に浸ける」「カットして中から水分を出す」などの方法があります。特にかんたんな方法は、ズッキーニを半分に切り、塩を振りかけるものです。水分を出してから調理しましょう。また塩水に浸す場合は、水分をキッチンペーパーで拭き取ってから調理に使ってください。

下ごしらえ③酢水にさらす

ズッキーニを切ると切り口から粘り気を帯びた透明な液が出ます。野菜由来の「ムチン」という成分で体に害はありませんが、ネバネバが口の周りにつくと痒くなることがあります。酢を少量入れた水にさらして、ネバネバを落としてから使いましょう。調理の際に手についたネバネバも酢になじませてから水洗いするとかんたんに取れます。

下ごしらえ④茹でる

ズッキーニは加熱することでやわらかくなります。特に皮が硬い場合は、調理前にさっと茹でてやわらかくすると、味が染み込みやすくなるのでおすすめです。縦に薄く切ったズッキーニを茹でておけば、ポテトサラダを巻いたり、ヌードルのように丸めて肉の付け合わせにしたりするなお、いろいろおしゃれな演出もできますよ。

下ごしらえ⑤油を使う

出典:写真AC

ズッキーニはなすと同じように油を吸収しやすく、油との相性抜群な野菜です。下ごしらえとして油で揚げておくと、サラダやカレーにトッピングするのに便利です。ラタトゥイユのような煮込み料理にも、ズッキーニを油で炒めてから加えると、甘さとコクが増します。オリーブオイルを使えば風味が増すだけでなく、カロテンの吸収率アップにもつながります。

ズッキーニのおいしい食べ方

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ズッキーニには、皮をむく食べ方とむかない食べ方があります。それぞれメリットがあるため、料理によって変えるのもよいでしょう。

皮をむく場合

ズッキーニの皮をむくと、舌触りがなめらかになります。たとえば、乳児の離乳食のために裏ごししてピューレにする場合は皮をむいたほうが食べやすいでしょう。飲み下しやすいため、高齢者の方にも向いています。炒め料理のときは、皮をむくと火の通りが早くなるので、火加減に注意してください。

ズッキーニのポタージュ

皮をむいて、果肉のやわらかさを活かすなら、ポタージュスープがおすすめです。朝の忙しい時間や、ディナーの前菜にも活躍しますよ。

材料(4人分)

  • ズッキーニ(緑):1本
  • じゃがいも:170g(1個)
  • 豆乳(無調整):300ml
  • 顆粒コンソメ:小さじ2
  • 粗挽きコショウ:お好み

<作り方>

  1. 皮をむいたズッキーニとじゃがいもを輪切りにし、茹でる
  2. 茹でたズッキーニとじゃがいも、半量の豆乳をミキサーにかけて滑らかになるまで撹拌する
  3. 滑らかになったら小鍋に移し、残りの豆乳も入れる
  4. 弱火にかけ、コンソメを入れてよく混ぜる
  5. コンソメが溶けたらできあがり

皮をむかない場合

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皮をむかない場合は、果肉部分の白さと皮の濃い緑色のコントラストを楽しめるような食べ方がぴったりです。見た目も美しいので、大胆にグリルで食べるのもよいアイデアですよ。ストライプになるように、皮をむいてもおしゃれでしょう。また皮ごと食べたほうが栄養を丸ごと摂取できます。

ズッキーニのグリル

切って焼くだけというかんたんレシピですが、普段の食卓からパーティーメニューとしても役立ちます。

材料(2人分)

  • ズッキーニ  1本
  • マヨネーズ 粗びき黒こしょう

<作り方>

  1. 縦に4等分したズッキーニを水洗いする
  2. 魚焼きグリルを中火で熱する
  3. ズッキーニをグリルに入れ、ひっくり返しながら約10分焼く
  4. 焼き色が軽くついたら取り出し、好みでマヨネーズや塩コショウで食べる

下ごしらえを上手にしてズッキーニをおいしく食べよう

出典:写真AC

基本的に、ズッキーニは下ごしらえなしでも問題ありません。しかし、皮が厚い場合など下ごしらえでひと手間かけると、おいしく食べられるでしょう。また作りたい料理に応じて、皮を残す・残さないも工夫してください。工夫することで、食卓のバリエーションも増えるかもしれません。

yoshinanz
ライター

yoshinanz

No gardening, No life. 生きていくにはガーデニングが必要です♪

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