ズッキーニは生でも食べられる?その理由や美味しい食べ方などをご紹介!

ズッキーニは生でも食べられる?その理由や美味しい食べ方などをご紹介!

数十年前は珍しかったズッキーニも、最近ではスーパーでも手軽に買えます。ズッキーニは彩りをそえる夏野菜としてカレーや炒め物に登場します。見た目がキュウリによく似ているので、キュウリのように生でも食べられるのでしょうか?生で食べるレシピや栄養についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ズッキーニの特徴
  2. 2.ズッキーニはどんな味?
  3. 3.ズッキーニは生でも美味しくたべられる!
  4. 4.ズッキーニの下ごしらえ
  5. 5.ズッキーニで糖質制限
  6. 6.ズッキーニを生で食べるおすすめレシピ
  7. 7.まとめ

ズッキーニの特徴

Photo byulleo

見た目はキュウリによく似ていますが、ズッキーニは実はカボチャの仲間になります。1980年代に日本のイタリア料理の人気とともに広まり始めました。最初は大手のスーパーやデパートの食品売場くらいでしか購入できなかったものが、最近では身近なスーパーでも手軽に買えるようになり、一般家庭でも食べられるようになりました。

ズッキーニの概要

学名 Cucurbita pepo
科名 ウリ科
属名 カボチャ属
形態 一年草
原産地 未特定:メキシコ産の巨大カボチャ先祖種
種類 緑果種、黄果種

緑果種の品種

よく見かけるズッキーニはこれではないでしょうか?グリーントスカは強健でつるがあまり伸びない品種なので、家庭菜園でも場所をとらず育てやすい野菜です。

黄果種の品種

オーラムはつるが短く、実が株元になるので場所をとらない品種です。こちらも家庭菜園にも向いています。

栄養素

ズッキーニの栄養成分は緑色も黄色も同じです。(21kcal/1本:200g)

栄養素 特徴
ビタミンC 200g1本分に含まれるビタミンCの含有量は、
一日の摂取量に相当します。
ビタミンKや葉酸も豊富に含んだ野菜です。
βカロテン 果物のアボカドが最も多く含まれていますが、
その4倍の含有量です。
皮膚や粘膜の保護に必要な栄養分です。
カリウム 余分な塩分を抑制し尿として排出します。
ミネラル成分としてカルシウムやマンガンも
多く含んでいます。
食物繊維 整腸作用があります。

選び方

ヘタが変色していない

収穫時から時間が経ってくると、カットしたヘタの部分が変色します。みずみずしい、色の鮮やかなズッキーニを選びましょう。

表面にシワがない

水分が多いズッキーニは、時間が経つにつれて皮の部分がよれて艶もなくなってきます。水分量が多い、皮面がピンとしているものを選びましょう。

ずっしりと重みのあるもの

鮮度の良さを知る証拠は重量感にもあります。大きさではなく手に取り持ってみて、ずっしりするものを選びましょう。

保存方法

買ってきたまま保存する方法は、ズッキーニを1本ごとに新聞紙で包み、風通しがよく日の当らない涼しい場所で常温保存しましょう。ズッキーニは乾燥しやすいので水分量を保つためにも、保存期間の目安は1週間です。カットしたものは冷蔵保存で早めに消費しましょう。とても、簡単ですね。

ズッキーニはどんな味?

ズッキーニはカボチャの仲間ではありますが、味としてはクセもなく淡白でさっぱりしています。青臭さや苦みがあり、食感は皮は固いけれども中身は柔らかく、中心に行くほどフワッとした感じになります。ズッキーニには緑色と黄色があるとお話ししましたが、味に違いはあるのでしょうか?

緑色と黄色では味が違うの?

炒めた場合

食感
緑色 濃くなる 油を吸って茄子のような食感になる。
黄色 さっぱり感が残る 中心部分がトロッと溶けた感じになる。
緑のズッキーニは油との相性が良いので、オリーブオイルなどで炒めることで緑色本来の風味が強く出て、コクのある味わいになります。黄色は風味が抜けるのか、さっぱりとした淡白な味になります。

茹でた場合

食感
緑色 皮の色が鮮やかな緑色に
なります。
中心部分にとろみのような
食感がでます。
黄色 皮の黄色が少し薄くなり
ます。
全体的に柔らかくなります。
味に大きな変化はなく、色合いや食感が変わります。スープの味をよく吸ってトロみ感が楽しめます。消化がよくなるのでお腹にやさしい調理法です。

ズッキーニは生でも美味しくたべられる!

1980年代は輸入されていたズッキーニも、人気の高まりから国内の流通がひろがり、今ではそのほとんどが国産のズッキーニです。ところで、ソテーやスープなど加熱処理して食べることの多いズッキーニですが「ズッキーニは見た目がキュウリに似ているけれど、生で食べることはできるの?」と、思ったことはありませんか?実はズッキーニは生でも美味しく食べられるのです。

生で食べても大丈夫

カボチャの仲間なので加熱処理もせず生で食べられるのか、本当に大丈夫なのか疑問ですよね。ズッキーニは実も皮もしっかりとして硬い野菜ですが、薄切りにし下ごしらえさえすれば、生でも皮ごと美味しく食べられるレシピはあります。また、生のまま使うレシピのおすすめポイントが2つあります。

  • 細かく切ったり、ピーラーで薄くけずったりすることにより水分があまり出ず、調理が簡単なこと。
  • 生食ならではの食感が楽しめること。

生で食べた時の味と食感は?

食感
緑色 苦みと少し青臭さがあります。 食感や舌触りは、かぼちゃに
近いです。
黄色 気になる青臭さやクセは
ありません。
中心部分が、フワフワした
食感です。
緑色の方が苦味あり、クセもあるので生で食べる場合は下処理や味付けに工夫がいりそうです。黄色のズッキーニは緑色に比べて青臭さやクセがないので、どんな食材にも合わせやすいと言えます。生で食べるなら黄色のほうが向いています。

ズッキーニの下ごしらえ

どのような食べ方にしても、下ごしらえは素材を美味しくいただくのにしておくべき工程です。特に生で食べる時には下処理で食べやすさがかわってきます。

  1. 流水でよく洗います。
  2. へたの部分を包丁でカットします。
  3. メニューに応じた形にカットします。(輪切り・乱切り・スライス)
  4. 塩をふったり、塩水に漬けてあく抜きをします。(10分程度で大丈夫)
  5. 水分を拭き取ります。

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ズッキーニで糖質制限

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