ラインゴールドとは?オレンジ色のコニファーとしての特徴をご紹介!

ラインゴールドとは?オレンジ色のコニファーとしての特徴をご紹介!

コニファーは洋風の庭を素敵に見せてくれる樹木です。その中でもラインゴールドは小型の丸い形をしたコニファーで、冬にオレンジ色の紅葉をみせてくれる木として人気があります。寄せ植えや大きな木の下のアクセントなどに利用できるラインゴールドの特徴をご紹介致します。

記事の目次

  1. 1.ラインゴールドはどんな木?
  2. 2.ラインゴールドの育て方
  3. 3.まとめ

ラインゴールドはどんな木?

小型のコニファーは野外での寄せ植えにも、地植えにもできる丈夫な植物です。その中でもラインゴールドは冬にオレンジ色に紅葉する木として人気がある常緑低木です。

コニファーとは

コニファーとは常緑性の針葉樹で冬に実をつける樹木の総称の呼びかたです。日本に育つ、ヒノキやスギもコニファーと言えますが、特に分けているのはヨーロッパや北米で作出された園芸種をコニファーと分類し呼んでいます。

基本情報

学名 Thuja occidentalis 'Rheingold'
和名 ニオイヒバ
科名 ヒノキ科
属名 クロベ属
分類 コニファー
耐暑性 普通
耐寒性 強い

ラインゴールド葉色の特徴

ラインゴールドの一番の魅力は数あるコニファーの中でオレンジ色の紅葉をする種類といえます。春から秋は、黄金葉(こがねのは)とよばれるイエローやライムグリーンの明るく輝く色彩ですが冬に特徴的なオレンジ帯びた葉色に変化します。

ラインゴールドの葉色:春~秋

黄金葉(こがねのは)とよばれる明るい黄緑色をしているのでゴールドとよばれているのでしょう。葉色も金色に近いくらいの黄色が出ることもあります。

ラインゴールドの葉色:冬

冬になるとラインゴールドの葉色は、黄金葉から一変してオレンジ色や赤茶色になります。ラインゴールドの葉色のことを知らないと、枯れたのかと思うほど様変わりします。また常緑のコニファーとの色の対比が庭のアクセントになります。

ラインゴールドの育て方

ラインゴールドは耐暑性にも耐寒性にも優れている樹木ですが、美しい紅葉を見るためには育て方の注意が必要です。植え付けの時期や適した植え場所についてお伝えします。

育てる場所

地植え

あまり場所は選びませんが、日当たりのよい肥沃な土地の方が葉色も美しく育ちます。あまり夏場に乾燥させすぎると下葉が枯れることもあります。大きな木の下で遮光をかねて植えるのも良い方法です。

鉢植え

春や秋、冬は日当たりのよい場所で育てます。鉢植えの場合は移動できるというメリットがあるので、夏場は半日陰に移動した方がよいと思います。

鉢植えの場合は鉢底石を入れてから培養土か赤玉土5~6に腐葉土2とピートモス2~3の割合で配合した土を使用します。

植え付けと植え替え

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植え付け

鉢植えの場合も地植えも植え付けは3~4月、または9~10月が適時です。特に真夏は避けて植え付けたら十分な水やりをしましょう。

植え替え

地植えの場合は場所を移動する以外に植え替えの必要はありません。鉢植えの木は2年ごとに新しい土に交換し、一回り大きい鉢に替えると成長がよいです。

まとめ

こんもりと丸いコニファーのラインゴールドのオレンジ色の紅葉は、彩りのすくない冬の庭のアクセントに素敵です。矮性で成長もおそく育てやすさも魅力です。あたらしい庭木としてラインゴールドを迎えてみませんか?

西澤千鶴
ライター

西澤千鶴

子供の頃、父が買い求めたシンビジウムの「マリリンモンロー」当時珍しかったうす紫色のばら「ブルームーン」がガーデニングの原点です。プロの料理人としての活動後、大好きな料理につかうハーブや夏野菜を育てて楽しんでいます。

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