野菜嫌いの子供におすすめの野菜10選!食べやすい野菜と食べ方を解説

野菜嫌いの子供におすすめの野菜10選!食べやすい野菜と食べ方を解説

野菜は主菜や副菜、弁当のおかずにも使える重要な食材です。一方で野菜嫌いの子供は多く、調理に頭を悩ませる親も少なくありません。なぜ子供に野菜嫌いが多いのか、野菜嫌いの子供におすすめの野菜や食べ方、野菜がたっぷり摂れるおすすめのレシピを解説します。

記事の目次

  1. 1.野菜嫌いな子供が多いのは?
  2. 2.野菜嫌いをなおすには?
  3. 3.野菜嫌いの子供におすすめの根菜類4選
  4. 4.野菜嫌いの子供におすすめの果菜類3選
  5. 5.野菜嫌いの子供におすすめの葉菜類3選
  6. 6.子供が喜ぶ野菜たっぷりレシピ3選
  7. 7.野菜嫌いは早めに克服しよう

野菜嫌いの子供におすすめの葉菜類3選

おすすめ葉菜①キャベツ

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キャベツは生でも加熱調理でも食べられるうえに、主菜、副菜、添え物とあらゆる場面で活躍してくれる万能野菜です。加熱すると甘味が増し、ほかの食材ともけんかしないため、扱いやすい点も魅力でしょう。一方で、葉野菜特有の青臭さが苦手とする人もいます。野菜嫌いの子供に食べさせたいときは、青臭さをカバーする工夫が必要でしょう。

おすすめの食べ方

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おすすめのキャベツ料理はお好み焼きです。お好み焼きは鉄板で焼く料理のなかでも人気が高く、「関西風お好み焼き」「広島風お好み焼き」「遠州焼き」など、地域によって焼き方が異なります。お好み焼きは千切りキャベツを大量に使いますが、生地やほかの食材、そしてお好み焼き用ソースの濃厚な風味によって青臭さを感じられません。加熱されたキャベツの甘味は、しっかりと感じられます。

おすすめ葉菜②タマネギ

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タマネギは通年手に入りやすく、保存もきくことから家庭の常備野菜の常連です。一方でネギ類特有の辛味とにおいから、野菜嫌いの子供に苦手とされることもあります。タマネギの辛味とにおいは、加熱調理すると軽減されるため、焼き料理や煮込み料理にするなど、火をしっかり通す工夫をすれば食べやすくなりますよ。

おすすめの食べ方

フリー写真素材ぱくたそ

タマネギ料理でおすすめは、ひき肉を使った料理です。ハンバーグ、ミートソース、餃子など、ひき肉や他の野菜と一緒に加熱調理して作る料理は、タマネギの辛味とにおいを抑え、甘味とコクが増します。ハンバーグのように子供に人気がある料理が多い点も、おすすめできる理由です。

おすすめ葉菜③ハクサイ

Photo bymisskursovie2013

ハクサイは冬の葉野菜の代表格です。冬の鍋料理に欠かせない食材として人気があります。肉質が柔らかく、葉野菜特有の青臭さも少なくて食べやすい点も魅力でしょう。ただし芯の部分は繊維質が多くて少し硬い肉質のため、野菜嫌いの子供に敬遠されることがあります。

おすすめの食べ方

Photo by ichiro.maruta

野菜嫌いの子供におすすめできるハクサイ料理は餃子です。餃子は中華料理のなかでも人気が高い料理ですが、皮で包むため、野菜を使ってもわかりにくい点も野菜嫌いの子供に有効でしょう。餃子に入れる餡にはキャベツを使うことが多いですが、ハクサイを使っても美味しい餃子ができあがります。ハクサイは水分量が多いため、調理前に塩をふってしばらく置いてから、水分を絞り出しましょう。

子供が喜ぶ野菜たっぷりレシピ3選

野菜たっぷりレシピ①野菜たっぷりカレー

カレーは「子供が喜ぶ野菜たっぷりレシピ」と問われたとき、名前があがる料理です。カレーは「国民食」と呼ばれるほど人気が高く、野菜は苦手でも好物はカレーという子供も多いといわれています。カレーは肉と野菜を数種類のスパイスで煮込むため、野菜特有の味や食感、においが軽減されるからです。このレシピは野菜の煮汁を使うなど、無駄なく使う工夫も凝らされています。

材料 (4〜5食分)
ひき肉90〜100g
人参1/2本
玉ねぎ1/2個
かぼちゃ(皮なし)70〜80g
■ その他好きな野菜
なす、ほうれん草、ブロッコリー、コーンなど適量
カレー粉小さじ1/2
醤油小さじ1〜2
塩ひとつまみ

作り方

  1. 野菜は一口大の大きさに切り、柔らかくなるまで茹でる
  2. ひき肉を炒め、火が通ったらカレー粉を加えて軽く炒める
  3. 茹でたカボチャと野菜の煮汁50ccを入れ、カボチャを潰しながら煮込む
  4. とろみを調整しながら、残りの野菜と煮汁を加えていく
  5. 塩としょう油で味を整えたらできあがり

野菜たっぷりレシピ②ミネストローネ

たっぷりの野菜を煮込んで作るミネストローネは、おかずになるスープとして、子供にも人気の高い料理です。ムラなく火が通るように、野菜は大きさをそろえて切りましょう。仕上げに使うバジルとオレガノはクセがあるスパイスです。味見しながら加えていくと失敗を防げます。

材料 (4人分〜5人分)
ベーコン4枚〜5枚
玉ねぎ(角切り)1個
ニンニク(粗みじん切り)1かけ
小さめの人参(角切り)1本
セロリ(角切り)1本
ジャガイモ(角切り)1個
キャベツ(角切り)4枚〜5枚
トマトペースト1パック
水800cc
コンソメキューブ2個
ローリエ1枚
塩、黒胡椒適宜
オレガノ適宜
バジル適宜

作り方

  1. ベーコンは細切りにしてから鍋に入れ、弱火で炒める
  2. ベーコンに火が通ったらタマネギを入れ、鍋にフタをして中弱火で炒める
  3. タマネギがしんなりしたら、にんにく、ニンジン、セロリを加える
  4. 鍋にフタをして、野菜から水分が出るまで待機する
  5. ジャガイモ、キャベツ、トマトペーストを入れて炒める
  6. 全体がしんなりしたところで水、コンソメキューブ、ローリエを加えて煮込む
  7. 塩、黒コショウ、バジル、オレガノで味を整えたらできあがり

野菜たっぷりレシピ③ウインナーと野菜のかき揚げ

かき揚げは天ぷらの一種で、小さく切った魚介類や野菜をまとめて揚げる料理です。独特の風味とサクサク食感が人気で、丼の具材にしたり、温かいそばやうどんに添えたりして食べることもあります。かき揚げは食材の組み合わせを工夫すると、子供が喜ぶおかずに仕立てることも可能です。子供が好むウインナーと野菜を組み合わせて、子供が食べやすいおかずに仕上げましょう。

材料 (8~10個)
ウインナー(魚肉可)7本(魚肉は2~3本)
玉ねぎ1/2玉
人参1/2本
ピーマン2個
☆水150cc
☆小麦粉適量
揚げ油適量
めんつゆ(ストレート)適量

作り方

  1. ウインナーは斜め切り、野菜はすべて細切りにする
  2. ボウルに☆の材料を入れて衣を作る
  3. ウインナーと野菜を入れて混ぜあわせる
  4. 170℃の油で2分ほど揚げる
※できあがったかき揚げは、めんつゆをつけて食べる

野菜嫌いは早めに克服しよう

Photo byJillWellington

野菜の酸味や苦味が苦手な子供にとって、野菜嫌いを克服するのは大変でしょう。しかし、野菜は子供のすこやかな成長のために必要な栄養素がたくさん含まれています。何よりも、さまざまな食材に慣れ親しむことで味覚が成長し、おいしく感じられる料理やお菓子が増えていきます。おいしく楽しい食事を増やすためにも、野菜嫌いを克服しましょう。

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Laylah
ライター

Laylah

バラや百合のような美しくて香り高い花も好きですが、スミレやタンポポのような野に咲く可憐で強い花も好きです。

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