パイナップルのヘタを挿し木して増やす方法!栽培のコツも併せて解説!

パイナップルのヘタを挿し木して増やす方法!栽培のコツも併せて解説!

パイナップルは簡単に自宅で育てられます。本記事では食べ終わったパイナップルのヘタを使った挿し穂の作り方から、挿し木・水栽培での育て方などのポイントまでご紹介します。コツをつかんで、パイナップルの栽培を楽しんでください。

記事の目次

  1. 1.パイナップルとは
  2. 2.パイナップルの主な産地
  3. 3.パイナップルのヘタを挿し木する増やし方
  4. 4.パイナップルの子株を挿し木する増やし方
  5. 5.挿し木したパイナップルの栽培のポイント
  6. 6.まとめ

パイナップルとは

出典:写真AC

パイナップルは王冠のような頭の形が特徴的なブラジル原産の果実です。食物繊維やクエン酸、たんぱく質分解酵素を含み、お肉を柔らかくする効果があることでも知られています。また含まれるクエン酸の作用で、疲労回復効果や美肌効果が期待できます。近年では台湾のお土産のパイナップルケーキも有名です。

パイナップルの主な産地

出典:写真AC

普段私たちが食べているパイナップルはどこからやってきているか知っていますか?そのほとんどはフィリピンから輸入されていて、割合はなんと9割ほどです。国内でも生産されていますが、食卓に上がる約4割ほどです。平均気温が26℃くらいの温暖なフィリピンで栽培されているパイナップルは、国内では沖縄で生産をされています。

パイナップルの生産が盛んな沖縄

亜熱帯地方に自生するパイナップルは温暖な気候を好みます。日本では1年の平均気温が23℃と暖かい沖縄で栽培がされています。沖縄にはパイナップルのテーマパークもあり、季節を問わずにパイナップルの食べ放題ができるほど生産が盛んです。

スナックパインも生産

収穫期は4月下旬~7月です。原産国は台湾ですが、現在は沖縄でも生産されています。食べるときに下の硬い部分を切り落として、あとは手でちぎるだけで食べられることから、スナックパインと名前がつきました。芯も甘くて柔らかく、丸ごと食べられます。

パイナップルのヘタを挿し木する増やし方

出典:写真AC

パイナップルを家で育てられたら素敵だと思いませんか?ここでは、食べた後のヘタの植え方をご紹介します。パイナップルの挿し木は頭の形からクラウン挿しともいわれています。

挿し穂の作り方から植え方

出典:写真AC

まずは、パイナップルをお店から買ってきましょう。このとき、挿し穂に使うヘタが枯れたり傷んだりしていないものを購入してください。お店で植物を選ぶときと同じように、緑で元気そうなヘタのものを選ぶのがコツです。持ち帰ったパイナップルは冷蔵庫には入れないでください。お店で冷蔵されているものも根が出ないため、ご注意ください。

土でのパイナップルの増やし方

  1. ヘタを切り離して挿し穂を作ります。包丁を使って切り取っても、手でもぎとっても大丈夫です
  2. 実が残っていると腐る原因になるため、ヘタから実をきれいに取り除きます
  3. 下から3~4枚の葉を取ります
  4. 鉢底に石を敷き、水はけのよい土に葉を取った部分を挿し木します
  5. 1カ月くらいで根が伸びてきます

水栽培でのパイナップルの増やし方

3番までは土への挿し木と同じです。

  1. ヘタを切り離して挿し穂を作ります。包丁を使って切り取っても、手でもぎとっても大丈夫です
  2. 実が残っていると腐る原因になるため、ヘタから実をきれいに取り除きます
  3. 下から3~4枚の葉を取ります
  4. 器を用意して葉を取り除いた部分が浸るように、ヘタを入れます
  5. 1週間くらいで根が出てきます。根が3~4cmに伸びたら土に植えつけます

パイナップルの子株を挿し木する増やし方

出典:写真AC

うまく根が張り、環境にも適応して順調に生育していくと、親株の根元に子株ができます。パイナップルは毎年実らせていくとだんだん実が小さくなり、株自体がそのうちなくなってしまうという特徴があるため、出てきた子株を育てて株を更新していきます。

子株の挿し穂の作り方と植え方

出典:写真AC

  1. 挿し穂となる子株を手でもぎ取ります。子株は、はさみを使わなくても簡単にぽろっと取れます
  2. すぐには挿し木せずに切り口を1週間ほど乾燥させます
ここからはへたからの植えつけ手順と同じで、土か水に挿し木して管理をしていきます。

肥料のあげ方と害虫

4月~9月まで2カ月に1回の頻度で肥料を与えます。パイナップルは乾いてやせた土地に育つ植物で、元肥は必要ありません。また、せっかく生えた根を傷める原因になるため、根がきちんと生えて根づくまでは肥料を与えないでください。害虫はカイガラムシがつくことがありますが、丈夫な植物で農薬は必要ありません。

挿し木したパイナップルの栽培のポイント

出典:写真AC

  • 暖かい場所に常に移動できるように庭植えではなく、鉢植えをおすすめします
  • 植えつけたあとは陽の当たる暖かい場所に置きましょう
  • 10℃以上場所が最適です。最低でも5℃は下回らないように冬越しをさせましょう
  • 鉢植えの挿し木の場合は、水のあげ過ぎにご注意ください。サボテンと同じで乾かし気味に管理します
  • 水栽培の場合は、毎日新鮮な水に取り換えてください

挿し木したパイナップルの冬越し

出典:写真AC

暖かい地域に育つパイナップルは、温度を保って冬越しをさせます。昼間は陽の当たる窓辺に置いておきましょう。夜間は窓辺では気温が下がるため、暖房のきいた暖かい場所へ移動させます。5℃以下になると株が腐ります。5℃を下回らないように気をつけてください。春になったら徐々に陽当たりの時間を増やします。

まとめ

出典:写真AC

パイナップルは鉢植えで移動させながら温度を保ち、冬越しさえ成功すれば簡単に家庭でも収穫する楽しみを感じられる植物です。挿し穂の作り方は少しコツがいりますが、水やりや日々の管理はとても簡単です。葉の生え方やパイナップルの実り方はユニークで、収穫までの長い間も観葉植物として楽しめます。ぜひ試してみてください。

愛
ライター

ガーデニングが好きです。食いしん坊なので特に食べられるものを育てることが好き。

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