ズッキーニの保存方法と期間
ズッキーニを収穫した後、すぐに食べない方は必見です。ここではズッキーニの保存方法と保存可能期間をご紹介します。どのように保存するのがベストなのでしょうか?
ズッキーニの保存方法
すぐ食べるなら常温で保存!
ズッキーニは夏が旬の野菜というだけあって、乾燥や低温に弱いという特徴があります。収穫後すぐに冷蔵保存するのには適していません。収穫後2〜3日の間に食する場合は常温で保存しておくとよいでしょう。直射日光の当たらない風通しの良いところに置いておき、なるべく早く料理に使用してください。
日持ちさせたいなら新聞紙に包み常温で保存!
どんなにズッキーニ好きでも、毎日ズッキーニを食べるのは実際のところきついですよね。そんなときは長期保存できるこの方法が適しています!たくさん採れてしまい、日持ちするように保存するならズッキーニを新聞紙で包みましょう。新聞紙で包み直射日光の当たらない風通しのよい場所に保存してください。ちょうどよい場所がない場合は冷蔵庫の野菜室に入れてもOKです。
カットしたズッキーニは冷蔵・冷凍で保存!
大家族でない場合、ズッキーニを1本すべて使うのも多い場合があります。その場合、半分だけ残してしておきたいところです。そんなときは冷蔵保存しておきましょう。細かくカットしている場合は、冷凍庫で保存して劣化を防いでください。調理するときは、解凍せずにフライパンやお鍋にそのままポンッと入れてしまってOKです。また、よく洗って輪切りにし、油で炒めた後にジップロックなどの密封環境で冷凍保存するとより長く保存することができます。
ズッキーニの保存期間
ズッキーニの保存期間は、最大1ヶ月です。常温であれば2〜3日、野菜室だと3〜5日、新聞紙に包んだ状態で常温保存する場合は1〜2週間、冷凍保存であれば2週間となっています。下処理をした状態では最大1ヶ月保存が可能です。水分の多い野菜なため、鮮度が命であることに変わりはありません。できるだけ早く食するようにしましょう。
収穫したズッキーニを食べる
収穫したからには、美味しく食べたいですよね!では、ズッキーニを美味しく食べる方法を見ていきましょう。野菜にはそれぞれ相性に合った調理法があります。ぜひご紹介するレシピを参考にしてみてください。
ズッキーニのおすすめ調理法
油ととても相性のよいズッキーニは、イタリヤ料理やフランス料理で大変活用されています。同じ水野菜であるナスと相性がよく、ラタトゥイユやマリネなどのレシピがよく知られています。ここでは少しめずらしい、ズッキーニのフライのレシピをご紹介します。
ズッキーニのフライ
- 食べる量のズッキーニを7〜8mmの輪切りにします。
- ボウルに卵を溶き、天ぷら粉(小麦粉でもOK)・水・ガーリックパウダー・塩胡椒を加えてでよく混ぜましょう。
- バッドにパン粉・パルミジャーノを加えて混ぜ合わせます。2に潜らせた1にパン粉とパルメジャーノをまとわせてください。
- 次に、揚げ油を180℃に熱したら狐色になるまであげましょう。
- 網にあげて油を切り、好みで塩をふったら器に盛りましょう。レモンを添えたらできあがりです。
花ズッキーニのおすすめ調理法
意外にも食べられる花ズッキーニ
「花ズッキーニって食べられるの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、雄花も雌花も食することができます。かぼちゃのような香りがするのが特徴で、お漬物にすることも可能です。今回は、花ズッキーニの肉詰めのレシピをご紹介します。
花ズッキーニの肉詰め
- 玉ねぎ1/2個とにんにく1かけをみじん切りにします。ベーコン30gを細かく切り、ズッキーニの花部分は雄しべとがくを取り、水でそっと洗い水気を切りましょう。
- フライパンに大さじ1の油を熱し、玉ねぎとにんにくを色が透き通るまで弱火で炒めます。その後合い挽き肉200gとベーコンを加え、弱めの中火で火が通るまで炒めてください。
- 火が通ったらボールに移し、溶き卵・パルメザンチーズ・イタリアンパセリ・ナツメグ・塩胡椒を加え混ぜます。
- 3が冷めたら、ズッキーニの花に少しずつ肉(3)を詰めます。詰め終わったら、再び弱火に熱したフライパンで焼き色をつけて完成です。
まとめ
ズッキーニを収穫するうえで、知っておいたほうがよい情報をお伝えしました。ズッキーニを適切に収穫・保存・調理することで食卓に「彩り」と「おいしい」を届けてくれます。ぜひズッキーニを育てて、ひと夏の楽しみを増やしてみてはいかがでしょうか。
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出典:写真AC