ゆず(柚子)の育て方!肥料・剪定などの手入れの仕方や害虫対策を紹介

ゆず(柚子)の育て方!肥料・剪定などの手入れの仕方や害虫対策を紹介

さわやかな香りが楽しい、柚子の栽培に挑戦してみませんか?今回は柚子の育て方を紹介します。育てていても結実しないトラブルや、害虫被害にあうこともあるかと思います。そんなときには、こちらの育て方や虫除け方法を参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.柚子とは
  2. 2.柚子の育て方
  3. 3.柚子の手入れと剪定方法
  4. 4.柚子の増やし方
  5. 5.まとめ

育て方⑥病気や害虫対策

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柚子はミカンなど、ほかの柑橘類に比べると病気に強い傾向があります。ごくまれに、枯れ枝が原因となる黒点病を発症しますが、品質に問題はなく、口にしても健康に影響はありません。農薬を使うことで予防ができますよ。

害虫対策

アブラムシをはじめ、ハモグリガやエカキムシなど害虫の被害に遭いやすい傾向があります。葉やつぼみが食べられてしまうと結実しなくなるので、農薬などで虫除け対策をしましょう。

柚子の手入れと剪定方法

Photo by yto

剪定や摘果は、柚子の栽培において大切な作業のひとつになります。実ができるまで5年かかるといわれていますが、果実が実らない時期にもしっかり手入れをしましょう。それでは手入れのポイントを紹介します。

手入れ①摘果をしよう

植え付けてから2年間は、摘果をして木の成長を促すようにします。3年目からは摘果は控えますが、果実が多く実りすぎている箇所があれば摘果してください。摘果した果実は利用価値がありますので、捨てずに料理などに使いましょう。

手入れ②枝を誘引しよう

柚子は上に枝を伸ばして成長します。上に伸び続けると実つきが悪くなるので、扇状に枝が広がるように誘引しましょう。ひもを使って枝を下方向に引っ張り、くさびを打って固定してください。鉢植えの場合は、支柱を立てて枝を誘引するのもよいですね。

手入れ③剪定をしよう

Photo byAndreasGoellner

剪定は、植え付けから5年目に行います。混みあっている枝を間引くように剪定するのがコツです。剪定の時期は3月頃がよいでしょう。果実がつかなかった枝は、10月頃に切り戻しをしてください。

剪定や切り戻しをしすぎると、果実ができない原因になるといわれているよ。剪定は大切だけど、ほどほどにね。

柚子の増やし方

柚子を増やすには、挿し木よりも接木がよいといわれています。カラタチと呼ばれる木を土台に、5月または8月に接木すしましょう。枝の先端から15cmほどのところをカットします。カラタチも根元から10cmほどのところをカットしてください。切り口をあわせたら、テープでしっかり固定して、芽が出るのを見守りましょう。

柚子は挿し木が難しいといわれています。でも根が出ることもあるので、植え方を参考に挑戦してみるのもいいですね!

まとめ

Photo byptrabattoni

今回は柚子の育て方について、紹介しました。果樹の栽培は難しいと感じる人もいると思いますが、苗は手に入りやすいですし、病気にも強いので大切に育てる気持ちがあれば初心者にも育てられます。ぜひ、栽培の参考にしてみてください。

ぺぺ
ライター

ぺぺ

ズボラ人間ですが、子育ての傍ら趣味でもあるガーデニングやDIYを楽しんでいます。日々、子どもと植物の成長を見守っています。

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