ころたん(ミニメロン)の育て方!受粉のコツや収穫時期の見分け方を紹介!

ころたん(ミニメロン)の育て方!受粉のコツや収穫時期の見分け方を紹介!

ころたんは普通のメロンに比べて小玉で、家庭でも栽培できるミニメロンです。プランターでも露地栽培でも育ち、糖度も15度ほどになるさわやかな甘さが特徴です。今回はミニメロンころたんの育て方と、食べごろの見分け方について紹介します。

記事の目次

  1. 1.ころたんとは
  2. 2.ころたんの特徴
  3. 3.栽培のポイントと準備
  4. 4.ころたんの育て方
  5. 5.ころたんの収穫
  6. 6.まとめ

ころたんの育て方

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それでは、ころたんの育て方について、植えつけてから受粉させるまでの工程を1つずつ見ていきます。ころたんは普通のメロンより栽培が簡単とはいえ、ある程度の管理は必要です。しかし、大雑把な管理だと実が大きくならないといった失敗につながるので、愛情込めて丁寧に管理しましょう。

植えつけ

プランター栽培

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ころたんの苗の植えつけ時期は4月中旬です。プランター栽培では、ころたんを支柱と網に沿わせるように育てるため、150cm以上の支柱を立て、さらに網を張ります。網目のサイズは5~10cmのものを選びましょう。

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苗の株元に水が溜まると病気になりやすいため、ポットの土がプランターの土より0.5~1cm出るように浅めに植えます。株間は40~60cm空け、植え付け後はたっぷり水をやります。肥料は市販の野菜培養土に含まれているため必要ありません。

露地栽培

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露地栽培で空中栽培する場合は、高さ180cmの支柱を立て、網目が5~10cmの網を張ります。露地栽培の場合は地を這わせるようにしても育てられるので、スペースに余裕がある場合は支柱を立てなくても大丈夫です。植え方はプランターと同じで、苗の土が畑の土より0.5~1cm出るように浅めに植えます。株間は90cmほど空け、定植後はたっぷりと水やりをしましょう。

土の温度を確保する

Photo by __U___

ころたんの定植時期には、土の温度の確保が特に重要です。土の温度は16℃以上が好ましく、低すぎると根の生育が悪くなり、栽培失敗につながります。そのため、露地栽培の際は必ずマルチを張りましょう。また、4月だと遅霜も心配されるので、不安な方はホットキャップや不織布トンネルを使用するなどして防寒対策しましょう。

水やり

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植えつけ直後は、根の生育を促すためにたっぷりと水やりをします。その後は、プランター栽培の場合は土の表面がサラサラになったときに、露地栽培の場合は畑の土が乾燥した時に水やりをします。ころたんは乾燥を好むため、水をやりすぎると生育不良や病気につながります。そのため、水のやりすぎには注意が必要です。

追肥

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ころたんの追肥のタイミングは3回です。1回目は植え付けから1~2週間後で、1株につき化成肥料を10gほどあげます。2回目は1回目から2週間後、3回目は受粉が終わり果実が卵くらいの大きさになったときに与えます。化成肥料の量は、2回目も3回目も10gです。メロンの生育状態を観察しながら、適切なタイミングを見て肥料をあげるようにしましょう。

ボタニ子

ボタニ子

次ページからはころたんで気を付けたい病害虫や、収穫について紹介します!

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ころたんの収穫

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