ズッキーニの病害虫対策
ズッキーニの植え方や支柱の立て方をご紹介しましたが、元気に育てるためにはそれ以外にも気にしておくべき点があります。ズッキーニは病気や害虫に弱く、元気に育っていてもそれらの影響で腐る場合があります。どのような病気や害虫の可能性があるのか、また対策方法をチェックしていきましょう。
アブラムシの対策
多くの野菜や植物に影響を与えるアブラムシには、ズッキーニも気をつけなければいけません。アブラムシは葉や茎に影響を与えたり、ウイルス性の病気を感染させたりして、ズッキーニの成長を阻害してしまいます。アブラムシは夏の時期に大量発生します。アブラムシ対策として、防虫ネットや黄色い粘着テープを周りに吊るしておくのがおすすめです。
ボタニ子
アブラムシは夏の時期に大量発生します。繁殖時期は4月から6月です。繁殖時期前から対策をとっておくと、大きな被害を防げますよ!
灰色かび病の対策
ズッキーニを元気に育てるためには、灰色かび病の対策を行うことも欠かせません。名前からもわかるように、灰色かび病はかびが生えたようになり、葉や実・茎の成長を阻害して腐る状態を作ります。灰色かび病は雨が多い時期で発生しやすいため、梅雨などの時期には水のやりすぎに注意しましょう。すでに罹患して腐っている部分がある場合は、感染しないように摘んでいくのが望ましいです。
ボタニ子
水やりの量や方法を誤ってしまうと、葉にカビが生えたようなうどんこ病にかかる場合もあります。茎や葉が腐るだけでなく、せっかく付いた実が腐る可能性もあるため、水やりの行いすぎにも気をつけましょう。
ズッキーニを育てる上で悩みやすい点
最後は、ズッキーニを育てるうえで悩みやすい点についてご紹介します。ズッキーニは、ご紹介した植え方や育て方からもわかるように、かなり繊細な野菜です。初心者なら一度失敗してしまうと、どの点が原因だったのかわからず落ち込んでしまうかもしれません。どのような点が悩みやすいのか、育て方に不安がある人はチェックしてください。
悩み①大きくならない
悩みやすい点としてまず挙げられるのが「大きくならない」ということです。実が大きくならない、育苗・葉や茎が大きくならない場合のことを指します。大きくならない原因として考えられる大きな要因は、株間です。株間は、植えている株と株の間隔で、この間が短すぎると発育に影響を与えます。葉や茎が大きくなったら、より栄養も吸収し、結果栄養の奪い合いになってしまうのです。植えるときは、ある程度の株間は確保しましょう。
ボタニ子
おすすめの株間は1mです。種を植えるときに株間を意識しましょう。
悩み②実がならない
「実がならない」という点も悩みに挙げられがちです。実がならない理由として考えられるのが、受粉ができていない可能性が高いということです。さらに支柱の立て方が甘く、茎や葉が倒れてしまった状態では、元気に育たず実がなりにくいといえます。実がならない場合は、受粉や支柱の立て方に注目してみましょう。
ボタニ子
支柱の立て方が悪いと、最悪の場合はズッキーニの葉や茎が倒れてしまうだけでなく、茎が折れてしまいます。十分に栄養が行き渡らないため、成長が止まってしまうかもしれません。
悩み③たくさん枯れてしまう
「たくさん枯れてしまう」という悩みも多く挙がります。株の多くが枯れてしまう場合は、追肥の量が多すぎる場合に起こりやすいようです。追肥以外にも、病気になった場合は枯れたり、腐ったりしてしまいます。病気を放置してしまうとズッキーニ全体に悪影響があるため、十分気をつけてください。
まとめ
ズッキーニはコツを押さえないと枯れたり、実が育たなかったりする場合があります。ズッキーニを元気の育てるために、植え方・育て方・支柱の立て方のコツをしっかり覚えてくださいね。手をかけて育てる分、瑞々しい実がなってくれたときは、大きな達成感を得られるでしょう。ぜひ、この記事を参考にして、立派なズッキーニの実を収穫してください。
出典:写真AC