ポトスの植え替え方法!適切な時期や植え替えの手順・ポイントを解説!

ポトスの植え替え方法!適切な時期や植え替えの手順・ポイントを解説!

ポトスの植え替え方法、植え替え時期をわかりやすくまとめました。初心者の方でも簡単にできる鉢植え法です。観葉植物の中でも育てやすく増やしやすいポトスの植え替えにチャレンジしてみませんか。ハイドロカルチャーに挑戦したい方も要チェックです。

記事の目次

  1. 1.ポトスとは
  2. 2.ポトスの植え替え方法
  3. 3.ポトスを挿し穂で増やす
  4. 4.ポトスを育てるポイント
  5. 5.ポトスのおすすめディスプレイ法
  6. 6.まとめ

ポトスとは

出典:写真AC

植物名 ポトス/オウゴンカズラ
科名 サトイモ科
花言葉 永遠の富、長い幸、華やかな明るさ
耐陰性 あり
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
ポトスは丈夫で育てやすく、観葉植物として人気の植物です。暖かな春夏に良く育ち、秋冬は成長が穏やかになります。秋冬だからといって葉が枯れることはないので1年を通して緑を楽しめる植物です。しかし、乾燥に弱いため、冬の暖房で乾燥し過ぎてしまわないように注意しましょう。

ポトスの選び方

出典:写真AC

新しくポトスを迎える際はお好みの種類を選んでください。ポトスを選ぶ際は以下の項目にあてはまるものは避けましょう。

  • 葉と葉の間隔が広いもの。
  • 白いカビのようなものがあるもの。
  • 茎がふにゃふにゃとしているもの。
  • 虫がついているもの。
以上にあてはまるものがあれば、ポトスが弱っていたり、病気になっていたりするサインです。葉にぴんとしたハリがあり、茎が強く根がしっかり土に根付いたものを選びましょう。

ポトスの植え替え方法

植え替えるタイミング

出典:写真AC

  • 鉢から根が伸びている。
  • 水をあげても土に染み込んでいかない。
  • ポトスの下の葉が黄色い、または葉がよく落ちる。
以上のどれかがあてはまる場合は植え替えをしましょう。また、上記にあてはまらない場合でも、ポトスが同じ鉢に植えて2年ほど経つようであれば、植え替えがおすすめです。土が同じままだと通気性が悪く、ポトスが弱りやすくなってしまいます。

植え替え時期

Photo byJillWellington

植え替えは5~9月がおすすめ

ポトスの植え替えは暖かい時期を選びましょう。特に5~7月はポトスの成長期なので、もしも植え替えの際に根が傷ついても早く回復できます。温暖な地域であれば9月ごろまででも可能です。冬は休眠のため水や栄養をあまり吸収しません。回復も遅いため、寒い時期の植え替えは控えましょう。

植え替え手順

土の場合

出典:写真AC

  1. 植え替える鉢に鉢底石を入れます。
  2. 培養土を入れます。
  3. 植え替えるポトスを丁寧に既存の鉢から抜きます。
  4. 根をほぐし、古い根や傷んだ根は切ります。
  5. 根をしっかりと土に埋めます。
  6. たっぷりと水やりをして、根付くまでは明るい日陰で育てます。
植え替える鉢は既存の鉢よりもひとまわり大きめの鉢を選びましょう。株分けする場合は株の大きさに合わせて鉢を選びます。根がしっかりとついてきたら日当たりのよい場所に移してあげましょう。

ハイドロカルチャーの場合

出典:写真AC

  1. ポトスの根に絡んでいる土を洗い落とします。
  2. 鉢に根腐れ防止剤を入れます。
  3. 鉢の1/3量のハイドロボールを入れます。
  4. ポトスを鉢の中に置き、支えながら周囲にハイドロボールを入れます。
  5. ポトスが倒れてしまわないように割箸などを使いながらハイドロボールを隙間なく入れ込みます。
  6. 鉢の1/5程度の量の水を入れます。
  7. たっぷりと水やりをして、根付くまでは明るい日陰で育てます。
ハイドロボールには肥料が含まれていないため、液肥を2か月に1回程度与えてあげましょう。鉢は水量がわかりやすいガラス鉢が使いやすいです。

おすすめ用土

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ポトスには通気性がよく水はけがよい土を選びましょう。観葉植物用の用土に赤玉土を混ぜたり、土の表面を赤玉土で覆ったりすると簡単に水はけのよい用土が作れます。また、ポトスにはハイドロボールを使うのもおすすめです。ハイドロボールは水はけがよく保水力もあります。土を使わないため土汚れを心配する必要がなく、水やりが簡単なことも利点の一つです。

おすすめ鉢

出典:写真AC

素焼き鉢や木製鉢は排水性がよく通気性もよいのでポトスの鉢植えに適しています。プラスチックの鉢など通気性の悪いものはポトスが根腐れしたり、弱ったりすることもあるため、できるだけ排水性や通気性のよい鉢を選びましょう。ハイドロカルチャーの場合は通気性がないものでも大丈夫です。

ポトスを挿し穂で増やす

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ポトスはつるをどんどん伸ばして成長するため、時々剪定してあげましょう。ポトスは葉と茎の間に根を出す特徴があるため、その剪定したつるを使って挿し穂もできます。植え替えと違い、伸びたつるを使って新しい鉢植えを作るため、元になっている株は適切な時期に植え替えをしてあげましょう。

挿し穂手順

出典:写真AC

  1. 土の用意まで整った鉢植えを用意します。(植え替え方法参照)
  2. 剪定したポトスの根付近の葉は取ってしまいます。
  3. 切断後数時間は水につけて十分に吸水させます。
  4. 根が土にしっかり被るように植えます。
  5. たっぷりと水やりをして、根付くまでは明るい日陰で育てます。
挿し穂の場合も暖かい春~秋がおすすめです。できるだけ暖かい日が続く時期を選びましょう。

ポトスを育てるポイント

ポトスを育てるポイント①日当たり

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ポトスは日当たりのよい場所を好みます。ただし、夏の直射日光は葉焼けを起こす場合があるため、置き場所に注意しましょう。半日陰や、レースカーテン越しなどがおすすめです。また、耐陰性もあるので日が当たりにくい場所でも十分に育ちます。その場合は、たまに日に当ててあげるとよいでしょう。寒さには弱いので、冬時期に気温が下がりやすい窓辺は注意です。

ポトスを育てるポイント②エアコンの風

フリー写真素材ぱくたそ

ポトスは温かい場所を好みますが乾燥には弱い植物です。エアコンの風が直接あたると一気に弱ってしまいます。エアコンの風が直接あたらない場所に置くか、どうしてもエアコンに近くなってしまう場合は、水やりの頻度を多めにしたり、葉にスプレーで水をかけてあげたりして、乾燥しにくい状態にしましょう。

ポトスを育てるポイント③水やり

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ポトスにはたっぷりと水やりをしましょう。ただし、鉢受け皿に残った水はきちんと捨てて、水はけのよい状態を保ってください。また、土に水をかけるだけでなく、葉にも水をかけてあげると喜びます。スプレーに水を入れたものを常備して定期的にかけてあげるとよいでしょう。11~3月などの寒い秋冬時期は乾かし気味でも大丈夫です。

ポトスを育てるポイント④肥料

出典:写真AC

ポトスは肥料がなくてもしっかり育ちます。しかし、より葉をいきいきさせたい場合や、ポトスが弱っている状態であれば肥料を与えてあげましょう。肥料を与えるのは5~10月ごろがおすすめです。肥料を与えすぎると肥料やけを起こして弱ってしまう場合もあるので、肥料に合わせた使用量を守って与えましょう。

ポトスのおすすめディスプレイ法

出典:写真AC

ポトスはかわいらしいハート型の葉や、独特なグリーン模様が美しい植物なため、観葉植物としても人気です。鉢植えとして飾るだけでなく、ハンギングプランターと合わせて吊るしたり、支柱を使ってツタを絡ませたり、さまざまな栽培方法があります。また、湿度にも強いためお風呂での栽培も可能です。お好みのディスプレイを楽しみましょう。

ハンギングプランター

出典:写真AC

ポトスがつるを伸ばす特徴を活かした吊るすディスプレイです。カーテンレールにかけて窓際に吊るしたり、壁にかけて吊るしたり、おしゃれなインテリアとしても楽しめます。ポトスのハート型の葉が垂れている姿はとてもかわいらしく観葉植物として人気が高いディスプレイ方法です。

ヘゴ支柱仕立て

ポトスの自然な姿を楽しめるディスプレイ法です。野生のポトスは周囲の木につるを絡ませながら上へ伸びていく性質があります。観葉植物として育てているポトスでも、支柱につるを絡ませると自然と上に向かって伸びていくため、つるが伸びすぎても見た目のバランスが悪くなりにくいディスプレイです。

まとめ

出典:写真AC

ポトスは観葉植物初心者の方でも簡単に取り入れられるものの一つです。せっかく一緒に生活をするのだからこそ、元気でいてほしいですよね。そのためにも植え替えは大切なお世話の一つです。ぜひポトスが元気に育つための環境づくりをしてあげてみてはいかがでしょうか。いきいきとした姿で喜んでくれるのがわかるはずです。

ぱろぺ
ライター

ぱろぺ

読んで楽しい、日常に寄り添う記事を提供させていただければと思います✨よろしくお願いいたします🎵

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