ポトスの育て方!植え替えの時期・方法や上手な仕立て方をご紹介!

ポトスの育て方!植え替えの時期・方法や上手な仕立て方をご紹介!

ベーシックな観葉植物ポトスは、熱帯地域に自生するつる性の着生植物です。根詰まりを防ぐ植え替え時期や方法、根腐れさせない水やり方法など、育て方のポイントを分かりやすくまとめています。育て方と併せて、インテリアの参考になるポトスのおしゃれな仕立て方もご覧ください。

記事の目次

  1. 1.ポトスの特徴
  2. 2.ポトスを12品種ご紹介!
  3. 3.ポトスの育て方
  4. 4.ポトスの植え替え時期と方法
  5. 5.ポトスの増やし方
  6. 6.ポトスの仕立て方
  7. 7.観葉植物の寄せ植え
  8. 8.まとめ

ポトスの特徴

出典:BOTANICA

ポトスはもともとは熱帯地方に育つ、つる性の着生植物です。他の植物にへばりついて、上へ上へと伸びていきます。ポトスは支柱で上へ伸ばすと葉が大きく育ち、ハンギングで下へ垂らすと葉が小さくなっていくんですよ。

特徴①育てやすい観葉植物

ポトスは丈夫で病害虫に強い、とても育てやすい植物です。育て方のポイントは、適度な植え替えで根詰まりを解消し、メリハリのある水やりで根腐れも防げます。新たにポトスを室内に迎えるときは、ハダニやカイガラムシがないか葉裏もよく確認しておきましょう。

特徴②おしゃれに飾れる観葉植物

釣り棚のポトスと雑貨の画像

出典 Unsplash

ポトスは室内を明るくしてくれる、きれいな葉色も魅力です。ハンギングでつるを楽しんだり、ポトスを絵画のように壁にかけたり、室内がナチュラルでおしゃれな雰囲気になりますね。

特徴③成長の早い観葉植物

伸びたポトスのつるの画像

出典 Unsplash

ポトスはとても成長の早いつる植物です。春から秋の成長時期はつるもぐんぐん伸びて、育てる楽しさが味わえます。植物を初めて育てる方にも、ポトスがおすすめです。

ポトスを12品種ご紹介!

ゴールデンポトス

出典:BOTANICA

『ポトス』と呼ばれて販売されているのが、このゴールデン ポトスです。色はグリーンにクリームイエローの斑入りで、葉は丸みのあるハート形になります。寄せ植えにもおすすめの代表的な品種です。

ポトスライム

出典:BOTANICA

室内が明るくなるライムイエローが人気の品種です。日当たりが悪いと、ライムイエローの色が暗くなってしまいます。丸みのあるハート形の葉っぱが特徴です。寄せ植えにもおすすめの品種になります。

ポトスライムコンパクト

明るいライムイエローが人気の、ポトスライムのミニサイズです。葉のサイズが一回り小さめになっています。名前は「コンパクト」ですが、それなりに成長しますので、剪定して整えましょう。

ポトスパーフェクトグリーン

斑が入らない、まさに「パーフェクト」な緑の葉っぱが特徴です。葉はゴールデンに似た、丸みのあるハート形になります。育てやすく、寄せ植えにもおすすめの品種です。

ポトスマーブルクイーン

マーブルクイーンは白地に緑の斑が入る、明るい色が人気上昇中の品種です。白葉は光合成しづらいため成長も遅く、上級者向けの品種になります。育て方のポイントをご覧ください。

  • 水やり:控えめにする、特に冬は注意、やりすぎると根腐れして、根元から茶色くなる
  • 葉水/霧吹き:たっぷり保湿して◎
  • 日当たり:レースのカーテン越しに日が入る室内がベスト。強いと葉焼けして、茶色くなる
  • 温度:寒さが苦手なので、冬でも室温を10℃以上にキープ
  • 肥料:固形肥料は肥料負けするので、液体肥料を薄めにして春と秋に入れる

ポトステルノファンファーレ

マーブルクイーンの枝変わりでできた新しい品種です。こちらもデリケートな品種なので、育て方はマーブルクイーンを参考にしてください。

ポトスエンジョイ

こちらも人気上昇中の品種です。グリーンとアイボリーに、くっきりと色分けされているのが特徴です。一鉢でも存在感があって、室内が華やかな雰囲気になりますね。

ポトスエクセレント

こちらはエンジョイの枝変わり品種です。葉はややスリムなアーモンド型で、サイズも小さめなのが特徴になります。へデラのようなナチュラルな雰囲気のある個性的なポトスです。

ポトスステータス

こちらもエンジョイの枝変わり品種です。幅の広いハート型の葉に、波打つようなウェーブが特徴です。ブーケのアレンジなど、切り花とも相性のよい華やかさがあります。

ポトスグリーンファンタジー

グリーンにライムグリーンの細かい斑が入る、注目の新品種になります。葉形がやや長めで、和室にも合いそうな落ち着いた雰囲気があります。

ポトステルノシャングリラ

ねじねじと葉が巻き込まれているのが最大の特徴です。『緑の三角帽子』として流通しています。個性的な見た目ですが丈夫で育てやすく、寄せ植えにもおすすめです。

ポトステルノサンシャイン

テルノシャングリラ同様、ねじねじと葉が巻き込まれているのが最大の特徴です。『黄色の三角帽子』として流通しています。ゴールデンに似たイエロー系の斑入りで、寄せ植えとしても楽しめます。

ポトスの育て方

出典:BOTANICA

基本の育て方①〜④では、春〜秋の成長期の管理方法を、⑤では冬の休眠時期の管理方法をお伝えします。他の観葉植物にも応用できますので、ぜひ覚えてくださいね。

育て方①基本情報

科名/属名 サトイモ科/ハブカズラ属
和名 黄金葛 オウゴンカズラ
種別 常緑多年草
性質 つる性 着生植物
樹高 10㎝〜2m(鉢植え)
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
育てやすさ ★★★★★

ボタニ子

ボタニ子

ポトスの花言葉は『永遠の富』ですって!

育て方②置き場所/日当たり

鉢植えポトスの画像
Photo bysweetlouise

ポトスは、明るい室内できれいな葉色に育てましょう。日当たりのよくない室内でもそれなりに育てられますが、徒長(とちょう)といってつるがヒョロヒョロと、伸びすぎた感じになってしまいます。特に春〜秋の成長期には、室内でレースのカーテン越しにたっぷり日が当たる、明るい場所に置くのがおすすめです。

育て方③水やり/葉水

出典:写真AC

ポトスは、メリハリをつけて水やりをする、これが重要なポイントです!やりすぎは根腐れの元、たっぷり水やりしたら、しっかり日数をあけましょう。ポトスの成長には湿度も重要なポイントです。葉と茎にたっぷりと葉水(霧吹き)をしましょう。ハリのある活き活きとした、見応えのある葉っぱになります。

育て方④用土/肥料

おすすめの肥料をご紹介!

肥料:マイガーデン植物全般用350グラム入り(11-11-7-0.5)

参考価格: 489円

出典: 楽天
出典: 楽天
出典: 楽天
楽天489円

有機質と化成肥料をバランスよく配合。ミニ観葉にも使いやすい粒の小さな固形肥料です。花や野菜にも使えます。

ポトスの土には、水はけの良い土を使いましょう。ブレンドする場合は、赤玉土の小粒をメインに腐葉土やパーライトを加えます。市販の観葉植物の土もおすすめです。他にも土を使わない水耕栽培、ハイドロボールやセラミスも使えます。肥料は春と秋の年2回、観葉植物専用の固形肥料を入れましょう。液体肥料は10日に1度、春〜秋に続けてやるのがポイントです。

ボタニ子

ボタニ子

私は挿すだけのアンプルを使ってるわ〜、簡単だし

ボタ爺

ボタ爺

挿すだけじゃダメダメ!中の液体を押し出して使うんじゃ!…ちゃんと「肥料」って明記されてるのか、よ〜く見てごらん?

育て方⑤休眠時期の温度/湿度

窓から外を眺める子どもの画像

出典 Unsplash

ここでは冬の休眠時期の管理方法について、解説します。植物は日照時間や温度の変化で季節を感じ、冬は休眠して活動をストップさせるのです。この時期の室温は最低8℃を下まわらない(品種によって差がある)ようにして、水やりの量を減らし日数もあけましょう。休眠中も葉水/霧吹きで湿度を与えます。ただし、室温が高く冬でも新芽が出るようなら、月に2回ぐらい液肥を入れましょう。

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ポトスの植え替え時期と方法

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