アボカドは観葉植物向き?
大きく濃い緑色の葉が特長の樹木で、観葉植物やインテリアにも適しています。アボカドを食べたあとの種から育てられるので、お金もかからずに楽しめる点も魅力です。発芽後2~3年ほどは樹形が乱れにくく、樹高も1~1.5m程度なので室内でも気軽に育てられますよ。
アボカドの基本情報
分類 | 樹木(常緑高木) |
学名 | Persea americana |
日本語名 | アボカド、ワニナシ |
科名 | クスノキ科(Lauraeae) |
属名 | ワニナシ属(Persea) |
樹高 | 10~15m |
花言葉 | ー |
原産国 | メキシコ、中央アメリカ |
耐寒性 | -2℃(ハス種) |
アボカドは熱帯性の常緑樹で、地植えで育てると10〜20mにも成長します。メインの種類は3種類(メキシコ系、グアテマラ系、西インド諸島系)で、各品種を合わせると種類は1,000種にも及ぶと言われます。日本で食用として出回っているのはほとんどがメキシコ系のハス種です。
アボカドの種の植え方
アボカドの植え方には、種を半分水に浸しておく水耕栽培と、土中に埋めて発芽させる土栽培があり、どちらでも可能です。芽が小さなうちは水耕栽培で育て、茎が育ってきたら土に植え替えることもできます。植え替えは、初春~初夏頃の時期が一番適しています。
植え方①水耕栽培
- アボカドの実をきれいに水で洗います(実が付いているとカビの原因になります)。
- 種についている茶色の皮は剥ぎ取ります(発芽しやすくなります)。
- アボカドの種につまようじを3~4本差します。
- プラスチックボトルやグラスに水を入れ、種の半分程度が浸かるように設置します。
- 1カ月半~2か月程度で発根・発芽します(春や初夏の場合)。
カビが生えると根が腐ってしまう原因になりますので、水は2~3日に1回程度は交換し、容器もぬめりを洗って清潔に管理しましょう。
植え方②土に植える
- アボカドの実をきれいに水で洗います(カビの原因になります)。
- 種についている茶色の皮は剥ぎ取ります(発芽しやすくなります)。
- 腐葉質かつ水捌けの良い土に、種が半分~3分の2程度隠れるように植え付けます。
- 土が完全に乾かない程度に水やりをして管理します。
- 1カ月半~2か月程度で発根・発芽します。
アボカドの発芽後の管理
管理方法①水耕栽培の場合
アボカドの水耕栽培では、発芽前と同様に、こまめに水を取り替えて清潔に保つようにすることをおすすめします。しかし、成長してくると種のときよりも水の汚れ具合は軽減しますので、蒸発してきたら水を足す、という程度の管理でも大丈夫でしょう。
管理方法②土での栽培の場合
いったん発芽してしまえばぐんぐん伸びていきます。土が完全に乾いてしまわないよう、状況を見て水やりをしましょう。土質は保水性、排水性、保肥性に優れたものが適しており、例えば山土2:ピートモス1:パーライト1の割合での配合などがおすすめです(一般的な園芸用土も可)。
ボタニ子
発芽後は日光のよく当たる窓際などで育てましょう。日照が不足すると徒長して見た目がヒョロヒョロになってしまいますよ。
管理方法③観葉植物としての適切な置き場
アボカドは太陽と暖かい気候が大好きな植物なので、観葉植物として室内で育てる場合は日光がよく当たり、かつ風通しのよい場所を置き場所にしましょう。一方寒さには弱いので、平均気温が15℃を下回る時期は、比較的気温が下がりにくい場所(部屋の中央部など)を置き場所にするのが適しています。
管理方法④アボカドの水やり方法
土の表面が乾いたら、鉢底から水があふれるくらいたっぷりと水やりをします。アボカドはよく水を吸う植物ですが、水の滞留を嫌いますので、土は水持ちと水捌けのよいものを使いましょう。鉢の下にスノコ状の板を敷いて、水が流れやすくするなどの工夫をすることも効果的です。
アボカドは水が不足すると葉っぱが垂れる
アボカドは、水が著しく不足したときに葉っぱがシュンと下を向くので見た目でも分かりやすいです。また葉っぱが大きく蒸散量(水分の蒸発量)が多いので、夏場は葉水をやると生育がよくなり、みずみずしく元気な状態を保つことができますよ。
管理方法⑤アボカドの植え替え
熱帯植物は一般的に移植を嫌います。アボカドも例外ではなく、植え替え時のダメージで弱ってしまうことがあります。特に主根(一番太い根っこ)を傷つけてしまうと、最悪の場合、枯れてしまうこともありますので、植え替え時は極力根を傷つけないよう気を付けましょう。
次のページでは「アボカドの剪定方法」「観葉植物としての管理ポイント」「観葉植物としての楽しみ方」についてご紹介します。
アボカドを植えるときは、種の細くなったほう(写真の左側)を上にして植えます。