記事の目次
- 1.はじめに
- 2.アボカドオイルとは
- 3.オリーブオイルとアボカドオイルの違い
- 4.アボカドオイルの効果効能
- 5.おすすめアボカドオイル①オメガニュートリション
- 6.おすすめアボカドオイル②OLIVADO(オリバード)
- 7.おすすめアボカドオイル③紅花食品
- 8.おすすめアボカドオイル④Emile Noël(エミールノエル)
- 9.おすすめアボカドオイル⑤レインフォレストハーブ
- 10.おすすめアボカドオイル⑥AHUACATLAN(アワカトラン)
- 11.おすすめアボカドオイル⑦GROVE(グローブ)
- 12.おすすめアボカドオイル⑧日本緑茶センター
- 13.おすすめアボカドオイル⑨Chosen Food(チョーセンフード)
- 14.おすすめアボカドオイル⑩Paltita(パルティタ)
- 15.おすすめアボカドオイル比較一覧
- 16.アボカドオイルを使用する上での注意点
- 17.用法用量を守りながらアボカドオイルを有効活用
はじめに
最近チアシードやキヌアなどのスーパーフード、オメガ3やが有名なえごま油や亜麻仁油が流行っています。その中で注目していただきたいのは、アボカドオイルです。気になっているけど、販売されているアボカドオイルの中からどれを選べばいいの?と思っている方も多いのではないでしょうか。そこで、特徴や効果効能とともに、おすすめのアボカドオイル商品10品をご紹介します。
アボカドオイルとは
そもそもアボカドオイルとは、どんなものなのでしょうか?アボカドの果実からゆっくりと搾り取ったオイルは「食べるコスメオイル」として大変有能です。その理由は、成分と有用性にありました。
アボカドオイルの使い方
使い方①食用油として
アボカドオイルの使用方法1つ目は、食事です。例えば、今までサラダ油やオリーブオイルを使って調理をしていたところをアボカドオイルで代用できます。香りや味、色にもクセが少なく、どんな料理にも馴染みやすいと言えるでしょう。パンに塗ってみたり、サラダドレッシングにしたり、加熱調理にも適しています。さらにはそのまま飲むこともできるため、気軽に摂取できるものアボカドオイルの凄いところです。
使い方②お肌に直接塗る
アボカドオイルは、食べるだけにとどまらず体に塗ることもできます。保湿効果が抜群で、体に優しい有能なオイルです。香りや色にクセがないところは「塗る」という用途にも大変適しています。さまざまな香りのするオイルが販売されていますが、香りものが苦手という方にぜひ試してもらいたいのがアボカドオイルです。ちなみに、ブラジルにはアボカドオイルで作った石鹸があります。
アボカドオイルの成分・栄養価
成分と栄養価の高さが注目を浴びている
アボカドオイルは、成分と栄養価の高さが大変注目されています。ビタミンA、ビタミンB、ビタミンE、タンパク質、ミネラル、ペクチン、不飽和脂肪酸など、豊富な栄養が含まれているのです。さらには、不足すると脱力感や筋力低下・食欲不振を起こしてしまうカリウムも、果物の中では最大と言える豊富な量を誇っています。これら全てが、体が喜ぶ効果をもたらす大切な役割を果たしてくれるでしょう。
アボカドオイルの成分表
アボカドオイルには体内でも生成できる一価不飽和脂肪酸はもちろんのこと、必須脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸も多く含まれています。多価不飽和脂肪酸とはいわゆるオメガ3(aリノレン酸)・オメガ6(リノール酸)のことで、生活習慣病予防に役立つ成分です。aリノレン酸は、体内で青魚に含まれるEPA・DHAへと一部変換されるため、魚をアボカドオイルで代用することができます。
主な脂肪酸(100gあたり)
飽和脂肪酸 11.56g | |
パルミチン酸 | 10.9 g |
ステアリン酸 | 0.66 g |
一価不飽和脂肪酸 70.554g | |
オレイン酸 | 67.889 g |
パルミトレイン酸 | 2.665 g |
多価不飽和脂肪酸 13.486g | |
リノール酸 | 12.53 g |
αリノレン酸 | 0.957 g |
アボカドオイルの特徴
ほのかな香り
アボカドオイルの特徴としてあげられる1つ目は、ほのかな香りです。植物系の油はその植物独自の香りが目立つものが多くあります。アボカドを食すとき、ほのかに特有の香りを感じることがありますが、その香りがほんのかすかに香る程度です。商品によって、香りの強さは違いますが気にならない程度のものが多いと言ってよいでしょう。
スモークポイントの高さで加熱調理もOK!
アボカドオイルはスモークポイントが高く、熱を加えた調理ができます。アボカドオイルと同様に、オメガ3脂肪酸を多く含むえごま油や亜麻仁油は、加熱すると酸化してしまいせっかくの成分が劣化してしまうという特徴があります。しかし、アボカドオイルはスモークポイントが255℃と大変高く、加熱調理で成分を壊してしまうことはありません。
オリーブオイルとアボカドオイルの違い
オリーブオイルとアボカドオイル、色や成分がとても似ている気がしますよね?しかし、どんな違いがあるかご存知ない方も多いでしょう!実は効果に圧倒的な違いがあったのです。代表的な違いを2つご紹介します。
オリーブオイルは辛みをアボカドオイルは素材の旨味を引き出す
オリーブオイルには辛味がありますが、アボカドオイルで辛味を感じることはありません。そこがふたつのオイルの違いです。そのため、オリーブオイルは食材に隠し味のように辛味を加えられることができ、アボカドオイルは食材そのものの旨味を引き出すことができるのです。
オリーブオイルは老化防止でアボカドは若返り効果!
オリーブオイルには老化防止の効果があり、アボカドには若返り効果があります。ともに一価不飽和脂肪酸を多く含んでいますが、一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸とパルミトレイン酸の数値の差が『老化防止』と『若返り』の違いに関わっています。アボカドオイルには、オリーブオイルの約2倍のパルミトレイン酸が含まれていることを念頭に置き、まずは肌に潤いを与える成分についてご覧ください。
人の肌に潤いを与える成分である皮脂の41%はオレイン酸なのです。同じ一価の不飽和脂肪酸であるパルミトレイン酸ですが、年齢が若い10代の肌に多く含まれていて、年齢とともに、オレイン酸比が高くなっていくのです。
このように、オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は潤いを保つことができますが、若さを手に入れることはできません。若返り効果を得るためには、オレイン酸・パルミトレイン酸の両方をバランスよく取れるアボカドオイルが適していると言えるのです。
アボカドオイルの効果効能
アボカドオイルにはどんな優れた効果効能があるのでしょうか。健康体を目指したい方にぴったりな理由をみていきましょう。中性脂肪やコレステロールの減少、便秘解消など注目すべき点をご紹介します。
中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効能がある
アボカドオイルには中性脂肪を減らす効果があります。一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸には中性脂肪を減少させる効能が見られ、さらには悪玉コレステロールを減少させる効果もあります。悪玉コレステロールが減ることで心疾患のリスクまで減らすことができ、健康な体を目指す方に大変おすすめです。
食欲を抑える効能でダイエットにも効果テキメン!
アボカドオイルはダイエットをしたい方にもおすすめです。アボカドオイルに多く含まれるオレイン酸は、食欲を抑える効果が見られます。満腹中枢を刺激しながら、タンパク質やビタミンなどの必要な栄養素を摂取することができる、一石二鳥なオイルなのです。
ダイエットとともに便秘予防・改善にも
先ほどオレイン酸の食欲抑制効果でダイエットが期待できると紹介しましたが、アボカドオイルは便秘の予防・改善にも力を発揮します。オレイン酸は腸の動きを活性化させ、腸内環境を整える効果も期待できるのです。
ただの油ではない!若返り栄養素でアンチエイジング
アボカドオイルにはアンチエイジング効果も期待されています。先ほど「オリーブオイルとの違い」で若返りが期待できるとご紹介しました。しかし、アンチエイジングが期待できる要素はそれだけではありません。アボカドオイルに多く含まれるビタミンAにはシワやシミ予防、紫外線からのダメージ予防が期待でき、ビタミンEの抗酸化作用も若返りに効果があると言われています。
おすすめアボカドオイル①オメガニュートリション
オメガニュートリション エキストラバージン アボカドオイル 217g
参考価格: 1,200円
おすすめアボカドオイル1つ目は、オメガニュートリション社のエキストラバージンアボカドオイルです。雑誌『ボディプラス2013年10月号』で紹介され、根強い人気を誇っているこのアボカドオイルは、低温圧搾(コールドプレス)で添加物や化学材料などは一切使用されていません。酸化の避けられる遮光性ボトルに入っている点もポイントです。
オメガニュートリションのアボカドオイルの特徴
トランス脂肪酸フリーなオイル
オメガニュートリションのエクストラバージンアボカドオイルは、トランス脂肪酸フリーです。トランス脂肪酸は悪玉コレステロースを増加させるだけにとどまらず、善玉コレステロールを減少させてしまうといったデメリットがあります。しかし、そのデメリットを生じさせないのが最大の特徴なのです。ちなみにトランス脂肪酸フリーの定義をご紹介しておきます。
食品100 g当たり(清涼飲料水等では100 ml当たり) のトランス脂肪酸の含有量が0.3g未満であるときには、0 gと表示できる
ゴーヤと一緒に調理してビタミンを一気に摂取!きれいなお肌へ
オメガニュートリションのアボカドオイルを使っていただきたいレシピが「ゴーヤの和風炒め」です。サラッと軽い口当たりが特徴のオイルなため、ゴーヤの苦味を抑えつつ、ねっとりとした舌触りを避けることができます。めんつゆや鰹風味のお出汁に馴染んでくれること間違いなしです!