キャベツを新鮮に保つコツ
最適温度 | 0~5℃ |
最適湿度 | 95~98% |
保存に適したキャベツの温度は0~5℃で、湿度が95~98%です。温度と湿度を気をつけながら、キャベツの芯を意識することが新鮮に保つコツになります。
湿度の保ち方
湿度を保つには新聞紙に包んでビニール袋にいれましょう。包むと水分が蒸発せずに済むため、湿度が保たれます。真ん中にキャベツを置いたら折りたたむように包みます。ビニール袋の口は呼吸できるように軽く縛りましょう。
半分のキャベツはラップで包む
キャベツはカットした断面から変色し傷むため、半分や1/4の量になったキャベツは必ずラップします。ラップをすることで、断面からの水分の蒸発を防げます。ラップをしても日が経つと断面から変色するため、なるべく早く使用しましょう。
ボタ爺
ラップはピッタリと空気に触れないようにすることがポイントです。
一玉で保存する
キャベツは半分に切ってしまうと切り口から水分が抜けていきます。また変色して鮮度も落ちやすいため、一玉で保存しましょう。切らないで葉をはがして使用するほうが日持ちします。食べきれない場合は冷凍がおすすめです。
水にさらしてから冷凍保存する
水にさらしておくとキャベツの水分が抜けにくいです。冷凍する前に水にさらして水気を切ってから保存しましょう。水気を切ると解凍後の霜がつきにくくなるため、キッチンペーパーで水気をしっかり切ります。
湿度の保ち方
- 一玉を新聞紙で包み、ビニール袋にいれて保管する
- カットしたキャベツはラップで包む
- 切った状態ではなく、一玉で保存する
- 冷凍前は一度水にさらす
芯の向きと処理方法
キャベツは上に伸びようとする性質があります。横にして保存するとその分縦になろうと養分を使用してしまうため、キャベツを置くときは芯が床に接するようにしましょう。芯を意識した置き方や芯の処理をすると保存期間も倍になります。
芯を切り抜く
キャベツを一玉で保存するときは、芯に切り込みをいれたり、切り抜いたりすると日持ちします。キャベツは芯の部分から新たな葉を出してしまうこともあり、芯から芽や葉が出てしまうと鮮度が落ちる原因になるからです。また切り抜いた部分には濡れたキッチンペーパーや脱脂綿をいれましょう。
キャベツの芯の向きと処理方法
- 芯が下向きになるように保存する
- 芯に切り込み、切り抜きをいれる
まとめ
キャベツは冷凍保存して料理の手間を省くことができ、日持ちもできます。一玉か半分にカットしたものかどちらを購入するかも、何日で食べ切るか考えてもよいでしょう。自宅でのキャベツの無駄を減らせるように保存方法を工夫してみてください。
出典:筆者撮影