納豆の栄養と効能
納豆は体によいといわれていますが、納豆にはどのような成分が含まれているのでしょうか。それでは、納豆に秘められた栄養やその効能を見てみましょう。
栄養①イソフラボン
納豆の原料である大豆には、イソフラボンが含まれています。このイソフラボンは女性ホルモンの構造に似ていて、美容効果や更年期によるトラブル防止が期待されます。さらに抗酸化作用の働きがあり、ダイエットにもよいといわれています。
栄養②ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼとは、納豆のねばねばに含まれている成分です。血栓になる物質を分解し、心筋梗塞や脳梗塞の予防に効果があるとされています。このナットウキナーゼは、納豆だけが持っている成分です。美味しく食べて、いつまでも健康でいたいですね。
栄養③ビタミン
納豆は、ビタミンBを含めて多くのビタミン成分を含んでいます。ビタミンB群は体の免疫力を高める効果があるといわれているので、積極的に取り入れたい栄養素です。また、ビタミンKの量が突出して多く、この成分は骨の成長のサポートや骨粗しょう症予防に効果が期待されます。
栄養④食物繊維
納豆には、食物繊維が含まれています。食物繊維は腸の働きを助けるほかに、コレステロールを下げる効果が注目されており、健康や美容によいとされる成分です。また、ダイエット効果も期待されるため、積極的に取り入れたいですね。
納豆は食べ過ぎに注意!
免疫力の向上や健康維持のためにも取り入れたい納豆ですが、血をさらさらにさせる薬を飲んでいる人には悪影響を及ぼすことがあります。また、小さい子どもへの与え方にも注意が必要です。それでは、どのように取り入れたら効果的なのでしょうか。注意点と正しい食べ方を見てみましょう。
おなかの調子が崩れる?
食物繊維など栄養を多く含む納豆ですが、体質や食べ過ぎによってはおなかの調子を悪くしてしまう場合があります。これは納豆に含まれるセレンという成分が原因とされており、吐き気に襲われることもあるといわれています。小さな子どもに食べさせる場合には、大人が量を調節してあげましょう。
納豆はカロリーが高い
納豆1パックのカロリーはおよそ100kcalで、これは手のひらサイズの小さめのチョコを2個食べたのと同じくらいのカロリーだといわれています。そう考えると、納豆は高カロリーな食べ物といえますね。ダイエットの目的で食べたつもりが、逆に太ってしまうので食べ過ぎには注意しましょう。
アレルギーを起こすこともある
納豆は一般的にアレルギーを起こしにくい食品といわれていますが、体質によってはアレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。とくに海のレジャーを楽しむ人には、注意が必要です。
納豆は1日に1回を目安にしよう!
前出のとおり、納豆の食べ過ぎは体に悪影響を及ぼす可能性があります。1日1回を目安に取り入れましょう。また、納豆の効果をより得るためには夜に食べるのがよいとされています。少し冷えたご飯と一緒に食べるのがおすすめです。
ボタニ子
続いて、納豆がより美味しくなる食べ方を紹介します!
食べ過ぎると通風になるともいわれているんだって!食べ過ぎはよくないね、ほどほどにしよう。