オクラ栽培④ 間引き (2019年5月12日)
育苗ポットの間引き
オクラ栽培⑤定植 (2019年5月12日)
露地栽培での定植(ポット苗でリベンジ)
プランター栽培の定植
オクラ栽培⑥開花(2019年6月19日)
ボタニ子
プランターのオクラが開花した同じ日、露地栽培の苗はうまく成長しないでまた枯れちゃった…。
ボタ爺
実がならないどころか、しっかり成長しないで枯れてしまったということか…!プランター栽培は枯らさないよう気をつけるんじゃ。
オクラ栽培⑦収穫(2019年6月26日)
ボタニ子
実ってから4~5日で収穫ね。美味しいうちに食べようね。
オクラ収穫のポイント
- オクラは収穫時期が遅くなると固くなる
- 実をつけて4~5日目が収穫のタイミング
ボタ爺
オクラは茹でたり焼いたりといろいろな調理方法で食べられるのが魅力じゃ。ニンニクと一緒に炒める方法もおすすめじゃぞ。
露地栽培のオクラの失敗原因
今回のオクラの露地栽培は惨敗です。なぜ同じ苗を使って、乾いた状態で水やりも怠らなかったのにこのような結果になったのかを考えました。思い当たる原因は「気温が低かった」「日照不足」「土壌の栄養不足」の3点です。
気温の低さと日照不足
途上の栄養不足
ボタニ子
なるほど、土のpHは問題なかったんだね。原因の確認は大事だね!
失敗から導くオクラ栽培の注意事項
露地栽培(地植え)編
露地栽培でのオクラ栽培の注意
- 気候や気温によりかなり左右するため、ポットである程度育った苗を定植するほうが無難に育つ
- 土壌環境によって、草丈の変動や生育速度が大幅に異なる
- 充実した実をつけるために花がついたら追肥する
ボタニ子
本来だったら露地栽培は保水力もあるし、水やりも基本少ないんだけどね。難しいね。
プランター栽培編
オクラ栽培の注意~プランター栽培編~
- 水やりは毎日欠かさない。土が乾いたら水をたっぷり与える。
- 移動性の高さを生かして、日当たりのよい場所に置く
ボタニ子
プランター栽培は手軽で初心者向きだね。水やりは大変だけど、日当たりのよい場所に動かせるのはポイント高いわ!
病気・害虫対策
今回は特別な対策をしていませんが、病気・害虫の被害にあうことはありませんでした。しかし、被害を知っておくことは大切です。路地栽培、プランター栽培ともに病気や害虫の対策を適切にとりましょう。
オクラにつく害虫
害虫名 | 作物への被害 | 対策 |
アブラムシ | 葉や茎、果実に群がり汁を吸う モザイク病の原因 |
個体数が増える前に駆除 殺虫剤を使う |
カメムシ | つぼみや果実の汁を吸う | 見つけ次第駆除 数が多い場合殺虫剤を使う |
タバコガ | 幼虫である芋虫が茎や 果実の中へ潜り込んで食べる |
見つけ次第駆除 殺虫剤を使う |
ボタニ子
とにかくアブラムシってのは作物にとってロクなことがないわね。見つけたらすぐに駆除しなきゃ!
ボタ爺
適度に殺虫剤を使うことも大事じゃぞ。害虫を防ぐにはコンパニオンプランツを一緒に植えるのもよい方法じゃ。
ボタニ子
コンパニオンプランツにはマリーゴールドもあるのね。家庭菜園で花の観賞もできるのはうれしいね!
オクラがかかりやすい病気
病気名 | 作物の症状 | 原因 | 対策 |
うどんこ病 | 葉の表面に薄く白い粉っぽい カビが発生する |
糸状菌 | 発病した葉は切り取る 殺菌剤を使う |
モザイク病 | 葉に濃淡のモザイク模様ができ、 悪化すると葉が縮れて奇形化する |
アブラムシ | 対策なし 感染した株は焼却処分 |
苗立枯病 (なえだちかれびょう) |
地に近い部分の茎や根が腐敗し 株全体が枯れる |
糸状菌 | 農薬を使う 感染した株は焼却処分 |
ボタニ子
過湿になりやすい梅雨の時期はとくに病気に注意しようね!
失敗談を生かしてオクラ栽培に挑戦しよう!
今回は昨年のリベンジで育苗からオクラ栽培に挑んでみましたが、大失敗に終わってしまいました。土壌環境をしっかり整え、本来はそこまで水やりを要さない露地栽培であっても、その時々の気温や気候で臨機応変に対応していくことが必要だったようです。今回の失敗を生かして、ぜひオクラ栽培にチャレンジしてください。
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2、3粒まいた種が全部発芽したら、発育のよいものを1本だけ残します。