アボカドの果肉は茶色に変色しても食べられる？腐ってない？食べ方は？

茶色くなったアボカドは食べられる場合でも、見た目があまりよくないため、サラダや添え物などには向きません。また、変色したアボカドは実が柔らかくなっており、形が崩れやすいのも難点です。茶色くなったアボカドを見た目よくおいしく食べるために、食べ方を工夫してみましょう。

1. アボカドを洗って皮と種を取り除き、粗くみじん切りする
2. ボウルに☆の材料を全て入れてよく混ぜる
3. 2に1を入れて混ぜ合わせる
4. お好みでコリアンダーを加える
5. お皿にアボカドの種と一緒に盛り付ける

ディップはアボカドの形を崩して作るため、柔らかくなったアボカドにピッタリの食べ方です。切ったアボカドは変色しやすいので、レモン汁をかけて防ぎましょう。変色防止には、アボカドの種と一緒に盛り付ける方法もおすすめです。

1. アボカドを半分にカットし、皮と種を取り除く
2. ボウルにツナ、マヨネーズ①、ニンニクチューブ、塩胡椒を入れて混ぜ合わせる
3. アボカドの種があったくぼみ部分を中心に2をのせる
4. 3の上に、マヨネーズ②、粉チーズ、パン粉をかける
5. オーブントースターで10分ほど焼く

アボカドは柔らかく皮が剥きにくい場合は、皮つきのまま調理しても構いません。アボカドの上にトッピングすることで、変色を隠し見栄えよく仕上げられます。こってりが苦手な方は、マヨネーズとチーズを使用せずに、焼き上げた後にかつお節と醤油をかけるとさっぱりした味わいを楽しめます。

1. アボカドは洗って半分に切り、種を取り除く
2. アボカドの中身をくり抜きボウルに入れる
3. 2を軽くつぶして皮の中に戻す
4. 真ん中にくぼみを作り、卵黄をのせる
5. 4の上にマヨネーズと粗挽き黒こしょうをかけ、パン粉を散らす
6. トースター（中火）で焼き色がつくまで焼く

アボカドが硬めで潰しにくい場合は、薄く切った状態のものを使用してもおいしく作れます。焼き時間はトースターによって変わりますが、7分～10分を目安にしてください。ハムやエビ、ツナ、玉ねぎなど、具材を入れるのもおすすめです。

1. アボカドは洗って皮と種を取り除き、8等分に切る
2. 大葉は洗って、水気をしっかりとふき取っておく
3. ハムは細切りにする
4. 春巻きの皮に、大葉、ハム、アボカド、チーズをのせて巻く
5. 巻き終わり部分に水溶き小麦粉を塗り、しっかりと閉じる
6. 表面がカリッとするまで揚げる

春巻きは具材を巻き込んで作るため、変色したアボカドにおすすめの食べ方です。アボカドは切ったものでも潰したものでも、好みの形状で作りましょう。具材は火がすぐに通るものばかりのため、表面がこんがりと色付く程度の揚げ加減で問題ありません。

切ったアボカドを変色させないためには、レモン汁を使うのが効果的です。アボカドの変色は、ポリフェノールの酸化によって起こる場合が多いです。レモンに含まれるビタミンCは、ポリフェノールよりも酸素と結びつきやすい性質を持っています。そのため、レモン汁を使用することで変色する速度が遅くなるわけです。

アボカドを追熟させたいときは、常温保存がピッタリです。皮が硬く緑色の状態のアボカドを購入した際は、2～3日を目安に常温で追熟させましょう。ただし、27℃以上を超えると追熟が早まり腐りやすくなるため、夏場の常温保存には注意が必要です。

アボカドは低温ではうまく追熟できないため、追熟が終わったものに限って冷蔵保存が可能です。丸ごとか半分にカットしたものをラップに包んで、野菜室で保管しましょう。半分にカットした場合は、アボカドにレモン汁をかけて、ピッタリとラップで包んで保存してください。保存期限は約4～5日です。

アボカドが大量に手に入ったときや、旅行や予定などですぐに食べられないときは、冷凍保存しましょう。アボカドを適当な大きさにカットし、レモン汁をかけて、保存袋や容器に入れて冷凍庫に入れてください。ピューレ状にして冷凍するのもおすすめです。

アボカドをペースト状や半分にカットして保存するときは、種も一緒に保存しましょう。アボカドの種は酸化を抑制する働きを持っており、一時的ではあるものの変色を防ぐ効果が期待できます。特に半分にカットしたアボカドを冷蔵保存するときには、空気に触れる時間を少なくするためにも、種は取らずにつけたまま処理してください。

アボカドは変色しても、傷んだり腐ったりしていない限りは問題なく食べられます。見栄えのよくない変色したアボカドを食べるときは、食べ方を工夫してみましょう。変色したからといってすぐに捨ててしまわずに、原因を把握し無駄なくおいしく食べてくださいね。