熱帯アメリカが原産のディフェンバキアは、茎立ちと呼ばれる草丈が高くなる品種と、株立ちと呼ばれるまとまりのよい小型の品種があります。ディフェンバキアの苗を探すのは春〜夏がおすすめです。個性豊かな葉の色合いや、模様の出かたはそれぞれに違いがあります。
園芸部類 | 観葉植物 |
形態 | 常緑性多年草 |
樹高・草丈 | 10cm〜2m |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 取り扱いに注意 |
栽培難易度 | ★★☆☆☆ |
ディフェンバキアは独特の模様の葉が美しい、夏に人気の観葉植物です。おしゃれな雰囲気の観葉植物の寄せ植えや、トロピカルなアレンジにも役立ちます。ディフェンバキアの樹液に含まれるシュウ酸カルシウムは中毒性があります。皮膚のかぶれや刺激性の痛みを引き起こすことがあるため、子どもやペットのいる家庭では誤って口にすることがないように、管理方法や取り扱い方に気をつけましょう。
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葉の縁が濃いグリーンで中に明るいイエローグリーンが特徴のカミーラは、株立ち性で小型の品種です。
おすすめ度 | ★★★ |
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サイズ | 6号鉢(直径18cm) |
鮮やかなグリーンにクリーム色の模様が葉脈に沿って現れる、茎立ちの大型になる品種です。トロピック・スノーには節の間隔が狭いコンパクタというやや小ぶりなタイプもあります。
植え付け時期 | 5〜9月 |
植え替え時期 | 6〜7月 |
肥料の時期 | 5〜9月 |
挿し木 | 6〜7月 |
ディフェンバキアの植え付け時期は?
ディフェンバキアを植え付ける時期は5〜9月が最適です。ディフェンバキアの苗が数多く流通する時期と重なるので、入手して好みの鉢に植え替えて育てるとよいでしょう。
植え付けの時期は5〜9月ですが、真夏の高温期は株に負担がかかることもあるので、あまり根鉢を崩さないようにします。きれいな葉色を保つために、なるべく日当たりのよい場所で管理しましょう。
バランスよくきれいな葉を保つ育て方のコツ
ディフェンバキアの栽培方法は、鉢植えがおすすめです。成長期は窓の近くの明るく暖かい場所で管理します。鉢植えは季節によって最適な場所に移動するのが、上手な育て方のポイントです。
ディフェンバキアを育てる場所は、室内のレースのカーテン越しに日が当たる明るいところです。春と秋は屋外でも育てられます。屋根下か遮光ネットで直射日光を避けて、葉が枯れたようになる葉焼けを防ぎましょう。
室内で育てる場合は、成長期には一日を通してよく日が当たる場所が最適です。葉の色が黄色っぽくなったり、間延びして徒長したりするようなら、日照不足になっているので置き場所を変えてみましょう。
ディフェンバキアを育てる用土は、市販の観葉植物の土がおすすめです。用土を配合する場合は、赤玉土の小粒6:ピートモス(pH調整済み)3:パーライトの中粒1の割合にします。水はけがよく通気性のよい土で育てましょう。小型のディフェンバキアは、ハイドロカルチャーでも育てられます。
ディフェンバキアの苗の選び方は、全体にバランスよく葉が出揃った色ツヤのよい株がおすすめです。病気や害虫の発生がないかも、よく確認しておきましょう。
ディフェンバキアの水やりは、用土がしっかりと乾いてからたっぷり与えます。やや乾かし気味に管理するのがポイントです。春〜秋は茎や葉に霧吹きをかける葉水をして、病気や害虫を予防します。受け皿の水は捨てて通気性をよくしましょう。
ディフェンバキアに固形肥料を与える時期は5〜6月と9月の2回、鉢のサイズにあわせて適量を与えます。液体肥料は5〜9月に、10日に1回のタイミングで水やり後に与えます。植え替えする時は追肥は不要です。
ディフェンバキアの管理で注意したい病気は、株元から茶色く枯れてくる立ち枯れ病や、葉に褐色の斑点が現れる斑点病です。植え付けや植え替えするときは、きれいな鉢と新しい用土を準備します。質のよい用土で、水はけと通気性を保ちましょう。
ディフェンバキアの管理で気をつけたい害虫は、ハダニやカイガラムシです。ハダニやカイガラムシは葉裏や新芽に寄生し、吸汁する害虫です。ハダニは水が苦手なので、葉水をすると予防できます。見つけたら捕殺して、害虫予防と駆除に効果のある殺菌殺虫剤をスプレーします。
ディフェンバキの植え替えのタイミングは1〜2年に1回で、6〜7月が適期です。根詰まりを解消して、大きくきれいな葉を増やします。
ディフェンバキアをバランスよく保つポイントが剪定です。葉が増えすぎて混み合ってきたら、間引き剪定で風通しと日当たりをよくします。徒長して葉と葉の間隔が間延びしてしまったら、切り戻し剪定がおすすめです。6〜7月頃なら、カットした茎を挿し木(挿し芽)で増やせます。
ディフェンバキアの冬越しのポイントは、水のやりかたと温度管理です。寒さには特に弱いため、室温を12℃以上に保ちます。休眠中の水やりは、量を減らして間隔をあけて与えます。天気のよい日の午前中に土を湿らせる程度の水やりで、昼間は日当たりのよい明るく暖かい場所で管理します。休眠中の肥料は不要です。
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ディフェンバキア・カミーラのハイドロカルチャー苗です。小型で管理しやすく、他の観葉植物との寄せ植えも楽しめます。
おすすめ度 | ★★★ |
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サイズ | 3号(直径9cm) |