サンスベリアの上手な植え替え方法！タイミングはいつ？株分けの仕方は？

サンスベリアを長く育てると、葉が伸びすぎて倒れる原因になったり、増えすぎて傷んでしまったりすることがあります。残念ながら、一度傷んだ葉は元には戻りません。せっかく育てたサンスベリアをそうさせないために、定期的な植え替えが必要になります。植え替えによる増やし方において、これから大事なポイントを紹介しますので参考にしてみてください。

サンスベリアは丈夫で成長が早い植物です。長い間植え替えないでおくと鉢内で根が密集し、水はけが悪くなります。また、酸素が不足して枯れてしまったり栄養素が不足してしまったりします。それらを防ぐため、2年に一度植え替えすることが必要です。ただ植え替えをするのではなく、時期を選ぶのがポイントです。ベストな時期は5月〜9月になります。この時期以外に無理をして植え替えをすると、枯れてしまう可能性があるのでおすすめしません。次の植え替え時期まで待ちましょう。

サンスベリアの株分けでの増やし方を順に紹介していきます。

1. まず鉢からサンスベリアを出し、古い土と根っこを手でほぐしながら落としていきます。
2. 次に剪定バサミなどを使って地下茎を切ります。この時、株元についている古い葉も取り除きましょう。そうするとカビやコバエの発生を防ぐことができます。
3. そしてまる1日乾燥させた後、植え込みです。鉢底石をしっかり敷き、サンスベリアの位置を決めて周りに土を敷き詰めていきましょう。
4. 水やりをして終了です。水やり後、素早く水がはけたら問題ありませんが、土が沈むようでしたら足してあげてください。

植え替え後の養生が一番重要なポイントになります。植え替え直後は、とても弱っている状態です。1週間ほど直射日光を避け、直接風が当たらない日陰に置くことをおすすめします。また、蒸れて根腐れしやすいので、水は土が乾いてから与える程度にしてください。急に栄養を与えすぎると枯れてしまう可能性があるので肥料は与えないで大丈夫です。植え替え後はデリケートなので剪定も控えましょう。以上の点に注意して植え替え後のサンスベリアを見守ってみてください。

サンスベリアが倒れるほど伸びすぎた時は日照不足かもしれません。たっぷり日光に当ててあげてください。しかし、伸びすぎだからといって先端を切るのはやめましょう。そこから復活することはないので気をつけてください。また、根腐れが進むと倒れることもあります。そのような症状が出たら末期なので倒れる前にきちんと手入れをしてあげてください。さらに、水をやりすぎたり、風通しの悪い所に置いたりすると、菌が活動して病気になることもあるので注意が必要です。

サンスベリアの植え替えによる増やし方などをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。いくつかのポイントに気をつけておけば初心者でも簡単にサンスベリアを育てることができます。サンスベリアは、インテリアとしてだけではなく、お部屋の空気や家運まできれいにしてくれます。たくさんの種類があるので、自分の好みにあったサンスベリアを見つけてみてください。きっと、あなたの生活を豊かにしてくれるでしょう。