枝豆の効能・効果
効能・効果①アルコールの分解を助ける
枝豆に豊富に含まれているタンパク質(=アミノ酸)の一種であるメチオニンには肝機能を高め、アルコールの分解を助ける効果があります。お酒を飲むときにおつまみとして枝豆を一緒に食べると二日酔いを予防してくれるといわれています。
効能・効果②ダイエットに有効
枝豆にはビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は摂取した糖をエネルギーに変え、脂肪として蓄積されるのを抑えてくれます。さらに食物繊維やカリウムも豊富に含まれているので、ダイエットの大敵である便秘やむくみの解消も期待できます。
筋トレ後のタンパク質補給にも
最近では単純に痩せるのではなく、身体を鍛えながら痩せるボディメイクが注目されています。タンパク質などの栄養をきちんと摂らずに筋トレをするとエネルギーが不足し、自身の筋肉がエネルギーとして消費され逆に筋肉が減ってしまうのです。そうならないためにも、きちんと栄養を摂る必要があります。タンパク質が豊富で低GIの枝豆は筋トレ後の栄養補給にぴったりの食材です。
効能・効果③女性のサポート
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似ているため、美容への効果や、更年期障害や生理時の不調に効果があることは知られています。大豆に比べると量は少ないですが枝豆にも大豆イソフラボンが含まれているので、女性の身体の健康をサポートしてくれます。そのうえ、枝豆は他の食材と比べ葉酸の含有量が非常に多く、妊活中・妊娠中の女性にはぜひ食べてほしい食材です。
枝豆の食べすぎによるデメリット
ダイエットによい枝豆ですが、それは摂取量が適度であればの話です。枝豆は野菜としては脂質が多く、カロリーも高めです。極端な食べすぎはカロリーオーバーでかえって太ってしまう原因になる可能性があります。しかも食物繊維が豊富なため、食べすぎるとおならがたくさん出たりおなかを壊してしまうというデメリットもあります。
枝豆の上手な食べ方
蒸し焼きで成分を無駄にしない
先にご紹介したダイエットに効果があるビタミンB1や葉酸は水溶性ビタミンです。茹でることでビタミンやカリウムなどのミネラルがゆで汁に流れ出てしまいます。成分を無駄にしてしまわないためには、あまり水を使わず蒸し焼きにしましょう。ゆでる調理法よりうまみも強くなり、一石二鳥です。
動物性タンパク質と一緒に
近年の研究で植物性タンパクと動物性タンパクを同時に摂取すると、一方だけ摂取するよりもタンパク質の吸収効率がよくなることが判明したそうです。健康な肉体づくりを目指すなら動物性タンパク質と組み合わせて食べるようにしましょう。ハンバーグに混ぜたり、卵焼きに入れたりすればいろどりもよくなりますね。
冷凍枝豆は塩分に注意
近年では冷凍の枝豆も増え、季節に関わらず枝豆が食べられるようになりました。冷凍しても栄養成分に大きな変化はなく、日持ちしない枝豆が長期保存できるのでとても便利です。ただ、冷凍品の枝豆には塩分が含まれているので、塩分過多になってしまう可能性もあります。そのまま10分程度真水にさらすだけで塩抜きができます。ひと手間ですが健康のためにきちんと塩抜きしましょう。
まとめ
枝豆についてご紹介しました。美味しくておつまみにもおかずにも使える枝豆は、身体を鍛えたい人や女性にうれしい効果がたくさんある優秀な食材です。枝豆をたくさん食べて、元気な体作りを目指しましょう。
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出典:イラストAC