ダコニールの効果・特長と使い方！使用が推奨される野菜や症状も解説！

病気予防の効果が高いダコニールは、幅広い種類の植物に使うことができる殺菌剤です。特に野菜・果物・園芸用花に起こりやすい主な病気の予防や治療に効果があるため、家庭菜園やプランター栽培に人気の野菜にも殺菌用消毒薬として使うことができます。

トマトはの主な病気は「葉カビ病」「すすカビ病」「うどんこ病」「灰色カビ病」などがありますが、これらの病気の症状が出た場合は、散布剤として使用するのがおすすめです。なおトマトでおこりやすい「苗立枯病」とみられる症状には、土壌灌注剤としての使い方の方が散布剤として使う方法より効果があります。

水持ちのよい土で栽培する野菜なので、梅雨時期や高温多湿の環境が続くと「うどんこ病」「すすカビ病」灰色カビ病」「黒枯病」などが蔓延しやすく、病気が発生した場合は早期の治療が必要になります。なおこれらの病気の症状が現れたら、散布剤で消毒する使い方がおすすめです。

ピーマンは植え付けから収穫までの期間が長い野菜なので、さまざまな種類の病気にかかりやすいです。特に「うどんこ病」「半点描」「黒枯病」は発生しやすく、症状が深刻化すると作物に大きな影響がでます。なおダコニールで対処する場合は、散布剤で消毒する方法がおすすめです。

ジャガイモは20℃前後の涼しい場所を好む野菜なのですが、病気の発生しやすい時期や対策は「春植え栽培」と「寒冷地栽培」で異なります。主な病気はカビ菌が原因の「灰色カビ病」「夏疫病」「菌核病」ですが、ダコニールは夏疫病の症状回復におすすめです。

キュウリは病気にかかりやすい野菜の1種で、主な病気だけでも20種類以上あります。特に「うどんこ病」「べと病」「褐斑病」は発生しやすく、症状が現れてから農薬を使用してもあまり効果が期待できません。ただしダコニールはキュウリの病気予防としても使える農薬なのでおすすめです。

元気で丈夫な野菜・植物づくりにおすすめのダコニールには、製造・販売会社によってさまざまな種類の商品が販売されています。その中から初心者でも使いやすく、効果が高いと人気のおすすめダコニールを3商品ご紹介しましょう。

野菜や花にみられるさまざまな病気に効果が高いダニコールは、病気の予防にも効果があるので、病気になりにくい作物づくりにおすすめです。ただしダニコールは種類が多い殺菌剤なので、使い方・特長・推奨する野菜などをよく読んで目的に合ったダニコールを選ぶようにしましょう。