ベニカ水溶剤を安全に使用するには
農薬といわれるものは毒性の強い順に「特定毒物」「毒物」「劇薬」「普通物」の4つに分かれています。その中でベニカ水溶剤は普通物に属しており、安全性は証明されています。しかし安易に扱うのは危険で、特に混用は厳禁です。使い方は説明書で必ず確認しましょう。これから安全に使用するためのポイントを紹介します。
安全に使用するための注意点
- 散布する時、手袋やマスク、ゴーグルなどを付けて皮膚を覆います。
- 散布する場合は風向きを考えて人やペット、池、家畜、家、自動車などにかからないように十分注意しましょう。
- 他の農薬などとの混用は厳禁です。
- 花き類は、シミになるので、花弁には付けないようにします。
- 体調がすぐれない時は薬剤散布をしないようにします。
- 眼に入った場合は、すぐに水洗いをして眼科医で手当てを受けましょう。
- ミツバチ、蚕、マルハナバチなどに影響を及ぼす恐れがあるので、周囲を確認してから使用します。
- 保管は高温多湿を避け、子どもやペットの届かない場所に保管します。
- 混用を避けるためにも、使用した容器は乾かないうちに水洗いします。
まとめ
ベニカ水溶剤は家庭菜園やガーデニングをするかたにとって、安心して使用できる殺虫剤です。効果も一定期間持続して臭いも気にならず、カミキリムシやハムシ、アブラムシなど多くの害虫に使用でき安心です。さまざまな害虫が活発になり、大切に育てている植物を狙ってくる時期になったら、安全で臭いも少ないベニカ水溶剤を取り入れてみてはいかがでしょう。