寒椿(カンツバキ)とは?花言葉などの特徴や育て方を紹介!椿との違いは?

寒椿(カンツバキ)とは?花言葉などの特徴や育て方を紹介!椿との違いは?

冬の季節に庭や公園、道路の脇で鮮やかな花を咲かせる寒椿。生け垣などにも利用しやすいとされる寒椿はどのような植物なのでしょうか。その花言葉や特徴、育て方にくわえて、山茶花や椿など似ている花との見分け方についても、あわせて紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.寒椿の特徴
  3. 3.寒椿の見分け方
  4. 4.寒椿の花言葉
  5. 5.寒椿の育て方
  6. 6.まとめ

寒椿の見分け方

出典:写真AC

山茶花と椿の交配種であるといわれている寒椿は、それぞれの花と見分けるのが難しい花です。では咲く季節や花の特徴など、どのような違いがあるのかを、詳しくみていきましょう。

椿との見分け方

出典:写真AC

椿と寒椿には、開花時期と散り方に違いがあります。寒椿は12月~2月という寒さが強くなる前の時期に咲きますが、椿は2月~4月という、冬から春の時期にかけて咲く花です。また椿は花の形のままポトリと落ちる散り方が有名ですが、寒椿は1枚1枚花びらを散らします。雄しべが筒状になっているのも、椿の特徴です。

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椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)の違いは?見分けるポイントも解説!
よく似た植物である椿と山茶花の見分け方として花の散り方をご存知の方も多いでしょう。しかし咲き始めの季節や散った花が見当たらない場合どう見分けたらよいでしょうか。実は開花時期や葉っぱの形など異なる点も多くある椿と山茶花を比べてみます。

山茶花との見分け方

出典:写真AC

寒椿と山茶花は、咲く時期も花の散り方も同じです。この2つの花の違いは花びらにあります。寒椿の花は、花びらが14枚以上ありますが、山茶花の花びらは5枚~10枚と少なめです。また花びらにしわができやすいのが、山茶花とされています。花びらがわかりにくい場合は、花弁と雄しべがくっついているかでも見分けることができます。さらに山茶花は、とても豊かな香りがすることでも有名です。

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藪椿との見分け方

出典:写真AC

寒椿と似ている椿の品種として藪椿があります。12月~4月に開花し、葉は寒椿と同じで鋸歯と呼ばれる鋭いギザギザがあります。花は一重で花弁が開ききらず、散るときには椿同様に花ごと落ちるのが特徴です。寒椿は樹高が低いので、生け垣などに使われることも多いですが、藪椿は樹高が高く、大きいものはで15m以上になるといわれています。

ボタニ子

ボタニ子

次は寒椿の花言葉について紹介していきます!

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寒椿の花言葉

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