スナックエンドウとは?スナップエンドウとは違う?特徴や食べ方も紹介

スナックエンドウとは?スナップエンドウとは違う?特徴や食べ方も紹介

スナックエンドウはエンドウ豆の一種です。一方では「スナップエンドウ」とも呼ばれており、「どっちが正しい名前なのか」と迷うこともあります。スナックエンドウとスナップエンドウ、どっちが正しい名前なのか、特徴や食べ方、調理の仕方、レシピについて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.スナックエンドウとは
  2. 2.豆の名前はどっちが正しい?
  3. 3.スナックエンドウの特徴
  4. 4.スナックエンドウの下ごしらえ
  5. 5.スナックエンドウのレシピ5選
  6. 6.好きな名前で好きな野菜を楽しもう

スナックエンドウとは

出典:写真AC

スナックエンドウは豆類の改良品種として、1970年代にアメリカから輸入されました。甘味があって食感がよく、「スナックエンドウ」という名前のとおり、スナック感覚で食べられることから人気が高い野菜です。現在もさまざまな種苗メーカーから種苗が販売されています。

スナップエンドウとも呼ばれる

園芸店やホームセンターなどで販売されている豆類の種苗には、「スナックエンドウ」と「スナップエンドウ」の2種類の名前があります。両種に違いはあるのか、種苗が同じものなら、どっちが正しいのか判断に迷うでしょう。名前も似ているため、語源も気になるかもしれません。

豆の名前はどっちが正しい?

スナックエンドウの語源

出典:写真AC

「スナックエンドウ」という名前は、日本でつけられました。アメリカから日本へやってきた新しい豆類の種苗を売り出す際、種苗メーカーの大手「サカタのタネ」社が「スナックエンドウ」と命名します。「スナック」は軽食のスナックのように、サヤごとサクサクと食べられることが語源です。

スナップエンドウの語源

出典:写真AC

「スナップエンドウ」は英名、つまり元の名前である「snap-bean(スナップビーン)」を語源とする名前です。「snap」は「パキンと折れる」「ポキンと割れる」などの意味を持つ英語で、この豆類のパキッとした食感に由来しています。スナックエンドウと同じく、食感から生まれた名前です。

日本で元の名前を使わなかったのは、日本では元の名前の「スナップ」という言葉になじみがなかったから、ともいわれています。

「スナップエンドウ」「スナックエンドウ」と、よく似てる名前だけど、語源も似てるんだね。

正式名称はスナップエンドウ

出典:写真AC

スナックエンドウとスナップエンドウ、どっちが正しい名前かといえば、公式にはスナップエンドウとなります。スナックエンドウは1970年代から、複数の種苗メーカーによって販売されるようになりました。しかし販売するメーカーによって「スナックエンドウ」「スナップエンソウ」と名前が違います。そのため、のちにどっちが正しい名前なのかを決めることになりました。

「どっちが正しいのか?」と迷う状態を解決するため、1983年(昭和58年)に農林水産省が「スナップエンドウ」を正式名称に定めました。

だから「スナックエンドウとスナップエンドウ、どっちが正しい名前なのか」については、一応決着はついているんだよ。

現在も2種類の名前が使われている

スナックエンドウとスナップエンドウは同じ豆で、アメリカから輸入されたスナップエンドウに「サカタのタネ」社がスナックエンドウと名付けました。のちにスナップエンドウが正式名称となりますが、「スナックエンドウ」の名前は現在も使用されています。なお、現在も「スナックエンドウ」を商品名として使用しているのは、名付け親でもある「サカタのタネ」社です。

どっちが正しい名前かというと、スナップエンドウになるけど、スナックエンドウも変わらず使用されているんだよね。

どちらの名前を使っても問題ありません。しかし「どっちが正しい名前か」ときかれたら「正式名称はスナップエンドウです」と答えましょう。

スナックエンドウの特徴

特徴①サヤごと食べられる

出典:写真AC

スナックエンドウはサヤごと食べられます。スナックエンドウは成長してもサヤが硬くなりません。サヤごと食べられる手軽さも人気の理由です。スナックエンドウのサヤは、肉厚で甘味があっておいしく食べられますよ。ただし、スナックエンドウのサヤには硬くて太い筋があります。調理する前に筋を取っておきましょう。

スナックエンドウはサヤにハリがあって、適度にふっくらとしているものを選びましょう。サヤが平たいものは、豆が未熟で甘味が弱いからです。

逆にサヤがふくらみ過ぎてるスナックエンドウは、豆が育ち過ぎて味や食感が落ちている可能性が高いんだ。

特徴②スナックのような味と食感

出典:写真AC

スナックエンドウはサヤごと食べられるため、豆だけでなくサヤ独特のパリパリした食感も楽しめます。サヤと豆の甘味もあいまって、スナック菓子を食べているような感覚です。スナックエンドウも正式名称のスナップエンドウも、スナック菓子のような食感から名づけられました。

特徴③高栄養低カロリー

出典:写真AC

スナックエンドウはタンパク質やデンプンを豊富に含む豆類です。優しい緑色から淡色野菜に間違われることもありますが、実際は緑黄色野菜に分類されます。そのためβカロテン、ビタミンB群、ビタミンCといったビタミン類が豊富です。しかもカロリーはわりと低く、豆類のなかではダイエットに向いています。なお、スナックエンドウのカロリー量は、100gあたり43kcalです。

同じ豆類で見た目も似ているグリーンピースのカロリーは、100gあたり93kcalです。見た目は似ていても、カロリー量はかなり差があります。

スナックエンドウに限らず、どんなに低カロリーな食べ物でも、食べ過ぎると結局カロリーオーバーになるから注意してね。

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特徴④つるありとつるなしの品種がある

出典:写真AC

豆類にはつる性品種が多いですが、スナックエンドウにはつるが伸びるつるあり品種と、茎が伸びないつるなし性品種の2種類があります。大きな畑がある場合は、つるあり品種を育てましょう。つるあり品種は大きく育つうえに支柱をたてるため、余裕のある広さが必要だからです。栽培できる場所が狭い場合は、コンパクトに育てられるつるなし品種が向いています。

特徴⑤収穫時期は地域によって異なる

出典:写真AC

スナックエンドウは地域の気候条件によって、種まきの時期が異なります。寒冷地は3月~4月上旬、それ以外の地域は10月中旬~11月上旬が種まきする時期です。スナックエンドウには、寒冷地の冬に耐えられるほどの耐寒性がありません。そのため寒冷地では春に種をまいて初夏に収穫時期を迎えます。寒冷地以外の地域では秋に種をまき、小さい株を冬越しさせて春に収穫する方法が一般的です。

スナックエンドウは春まきでも秋まきでも、種をまく時期が遅いと枯れてしまいます。地域にあった時期を逃さないように注意しましょう。

スナックエンドウはきれいな緑色で実が大きく、サヤがふっくらとしたときが収穫の最適期だよ。手やハサミで茎を切って収穫してね。

ボタニ子

ボタニ子

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スナックエンドウの下ごしらえ

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