おすすめの塊根植物(コーデックス)7選!初心者でも育てやすい品種は?

おすすめの塊根植物(コーデックス)7選!初心者でも育てやすい品種は?

いま話題の塊根植物(コーデックス)の魅力をたっぷりご紹介します。コーデックスとも呼ばれる塊根植物。初心者でも簡単に育てられる7品種を選びました。一目見たら忘れられないその独特のフォルムで虜になる人が続出中!ぜひお気に入りを見つけて育ててみてください。

記事の目次

  1. 1.塊根植物(コーデックス)とは?
  2. 2.塊根植物の魅力
  3. 3.塊根植物の育て方
  4. 4.塊根植物の選び方
  5. 5.おすすめ塊根植物①
  6. 6.おすすめ塊根植物②
  7. 7.おすすめ塊根植物③
  8. 8.おすすめ塊根植物④
  9. 9.おすすめ塊根植物⑤
  10. 10.おすすめ塊根植物⑥
  11. 11.おすすめ塊根植物⑦
  12. 12.まとめ

おすすめ塊根植物①

まずは、塊根植物と聞いて真っ先に思い浮かぶ代表的な存在、キョウチクトウ科の「パキポディウム・グラキリウス」をおすすめします。日本名は「象牙宮」。塊根植物にしては成長が早く、初心者にも育てやすい品種なのでとても人気があります。そのため流通量も多く、簡単に手に入れやすいので探してみてください。

パキポディウム・グラキリウス:象牙宮

さまざまな種類のあるパキポディウムですが、その中でも大人気のグラキリウス。まん丸に膨らんだ塊根がとてもかわいらしく、個体により形の違いが大きいので、より愛着が湧きます。日当りのよい場所に置き、成長期の夏は土が乾いたらたっぷり水をやります。葉が落ち休眠期に入ったら断水してください。比較的寒さに強いので初心者にもおすすめです。春にはかわいい黄色の花を咲かせますよ。

おすすめ塊根植物②

次は、ボールのような形の「ユーフォルビア・オベサ」です。保水力があるので水をあまり必要とせず、初心者でも比較的育てやすいのでおすすめです。またオベサは、南アフリカでも冬はかなり寒くなる地域に自生しているため、寒さに強いという点も初心者には安心ですね。

ユーフォルビア・オベサ:キリン玉

トウダイグサ科のユーフォルビアは、世界に2,000種類を超えるといわれています。その中でも特に人気があるのが、この「ユーフォルビア・オベサ」です。その丸くて整ったかわいい姿は、コレクター魂をくすぐります。寒さに強いオベサですが、気温が0℃下回る場合は室内に鉢植えを置きましょう。冬場はほぼ断水状態で育て、水やりは月1度軽く湿らす程度でOKです。

おすすめ塊根植物③

「育てやすさ」と「見た目のインパクト」と「価格」の三拍子そろっておすすめしたいのが、「ディオスコレア・エレファンティペス」、日本名は「亀甲竜(きっこうりゅう)」です。日本名の「亀甲竜」という名の通り、カメの甲羅ような強烈な見た目が大人気でおすすめです。

ディオスコレア・エレファンティぺス:亀甲竜

まるでカメの甲羅のようにひび割れた塊根が特徴の「亀甲竜」。こちらは冬に成長する「冬型」塊根植物です。夏の終わりになると、ツルが勢いよく伸び始めるので、成長する楽しさも味わえます。ゴツゴツとした塊根とは対照的なかわいいハートの葉っぱも魅力的です。葉の落ちる夏の休眠期には完全に断水しましょう。

おすすめ塊根植物④

たくさんの種類がある「パキポディウム」の中でも、大人気なのが「パキポディウム・デンシフローラム」。日本名は「シバ女王の玉櫛(たまぐし)」です。パキポディウムは生育が難しいといわれていますが、その中でもかなり丈夫なほうですので、初心者でも簡単に育てられるでしょう。

パキポディウム・デンシフローラム:シバ女王の玉櫛

太い胴体にトゲだらけの枝を持ち、緑の葉に黄色い花が咲く、パキポディウムの中でも大人気の品種です。春になるとたくさんの黄色い花が咲き華やかです。枝は広がるように分岐して伸び、中には1m程の大きさに育つ場合もあります。年間を通して日の当たるところで管理し、梅雨明け後は屋外で雨ざらしにしても大丈夫です。冬は日の当たる室内に、鉢植えを移動させましょう。

おすすめ塊根植物⑤

塊根植物の入門として、夏型で乾燥に強いアデニウムを選ぶ人が多いです。アデニウム属はキョウチクトウ科で、アラビア半島やアフリカなどの乾燥した砂漠地帯に自生しています。幹や根が大きくなるものが多く、きれいな花が咲くので、流通量が多く人気の品種です。その中で、育てやすく美しい「アデニウム・オベスム」をおすすめします。

アデニウム・オベスム:砂漠のバラ

日本名で「砂漠のバラ」という名の通り、乾燥した砂漠のような土地で、赤や濃いピンクの色鮮やかな花を咲かせます。花とは対照的にどっしりと大きな塊根も印象的です。年間を通して日の当たる風通しのよいところに置いてあげましょう。梅雨明け後は雨ざらしでも大丈夫ですが、休眠期の冬は室内に移動してあげてください。

おすすめ塊根植物⑥

成長が早くとても丈夫なので、初心者でも簡単に育てることができるのが、「シンニンギア・レウコトリカ」です。日本名は「断崖の女王」という印象的な名で親しまれています。英名も美しく、「ブラジリアン・エーデルワイス」と呼ばれています。

シンニンギア・レウコトリカ:断崖の女王

出典:写真AC

高貴な姿の「断崖の女王」ですが、原産地ではその名の通り、断崖にへばりつくように生息しています。その特徴は、なんといっても美しく輝く羽毛のような葉です。光が当たると銀色に光るビロード状の葉は何ともいえない美しさです。成長期になると次々とオレンジ色のかわいい花を咲かせるので、長い間花を楽しむことができます。日本でも古くから親しまれている人気の種類です。

おすすめ塊根植物⑦

日本名で「火星人」というユニークな名前で人気の「フォッケア・エデュリス」は、ガガイモ科フォッケア属の塊根植物です。人気の品種なので流通量が多く、価格もお手頃で手に入れやすいのでおすすめです。寒さにも比較的強く丈夫なので育てやすいでしょう。

フォッケア・エデュリス:火星人

まるでダイコンのように、太くて長い白灰色の塊根が印象的です。塊根の頭頂から、ツル状の枝を垂らすように伸ばします。葉はつやのある緑色で、成長すると黄緑色のかわいい花を咲かせます。夏の成長期には雨ざらしでも大丈夫です。春秋の水やりは、塊根が萎れてきたらあげましょう。翌日には、萎れていた塊根がぷっくり膨れるのでおもしろいですよ。冬の休眠期は鉢植えを室内へ移動、落葉後は断水しましょう。

まとめ

お気に入りの塊根植物(コーデックス)は見つかりましたか?とにかく魅力的な塊根植物。なんとなく気になる…という方はぜひ一度育ててみてください。いまインテリアグリーンを買うなら、塊根植物を選んで間違いなしでしょう。ひとつ育ててみると、きっとその魅力に引き込まれ、気が付けばコレクターの仲間入りといったこともあるかもしれないですね。

fumi-fu
ライター

fumi-fu

山の暮らしを楽しんでいます。

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