レモンの地植えでの育て方!植え替え・追肥など手入れの適期を解説

レモンの地植えでの育て方!植え替え・追肥など手入れの適期を解説

レモンは酸味や香りが特徴的な果物です。料理やジュース、調味料としても大活躍します。育て方は難しくありません。家庭菜園で育てれば1本の樹でたくさん収穫できます。レモンの育て方や、植え替えや剪定、肥料のあげかたなどのお手入れ方法をご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.レモンとは
  2. 2.レモンの特徴
  3. 3.レモンの地植えでの育て方
  4. 4.レモンのお手入れ
  5. 5.レモンのおすすめの品種
  6. 6.レモンがかかりやすい病害虫
  7. 7.まとめ

レモンとは

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レモンとは、明治時代初期にアメリカから輸入された柑橘類で、ジュースや料理など、いまではすっかりおなじみの果物となりました。レモンは漢名、枸櫞(くえん)といい、クエン酸の語源となったといいます。疲労回復や美肌に役立つビタミンCの代名詞ともいえるでしょう。家庭菜園では農薬を使わずに育てられますので、安心して皮までおいしくいただけます。

基本情報

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学名 citrus limon
科属 ミカン科、ミカン属、ムクロジ目
発祥国 インド、ヒマラヤ山麓西部
形態 常緑性低木
樹高 2m~4m
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

レモンの特徴

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レモンは香酸柑橘類という種類に属し酸っぱいというイメージの強い果物です。花の新芽は薄紫色で開花すると白く、とてもよい香りがします。実はラグビーボール状で乳頭があり、葉は厚みがあって楕円形、縁がギザギザです。茎や枝にトゲがあるのも特徴でお手入れのときに怪我をしないように注意が必要になります。実や花だけでなく葉によい香りがあるのも特徴です。

レモンの地植えでの育て方

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レモンは鉢植えでも育てられますが、暖かい地域では家庭菜園で育てても越冬できます。-3℃を下回らなければ、地植え栽培も可能なので、霜が降りる場合はワラで保温してあげましょう。耐寒性はあまり強くないものの、耐暑性は強いので夏の暑さも心配ありません。農薬を使わなくても栽培できます。苗の選び方や水やりなど、育て方をご紹介しましょう。

レモンの育て方①苗の選び方

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苗を選ぶときに大切なのは、すぐに果実を作りたいのか、じっくり苗を育てたいのかということです。レモンは果実がなるまでに2年以上かかります。1年目の苗を購入すると次の年に株が育つまで果実は収穫できません。すぐに収穫したい人は2年目以降の苗を購入してください。葉の色が濃くたくさんついていて、幹が太く枝がよく分かれているものがおすすめです。

レモンの育て方②用土

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レモンは特に神経質になるほど土壌を選びませんが、できれば弱酸性~中性(PH5.5~6.5)の用土がよいでしょう。有機物が多く含まれている用土だとよく育ちますので、植え付ける1週間前くらいに牛糞や石灰などを混ぜ込んでおくとよいです。地植えで水はけよくするには、腐葉土や赤玉土を利用しましょう。庭土5、腐葉土3、赤玉土2の割合です。

レモンの育て方③植え付け

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レモンの植え付けの適期は3月中旬~4月中旬です。果実つきの苗は収穫してから次の春を待って植え付けます。地植えするには、直径深さともに50cmの穴を掘り、掘り返した庭土に腐葉土や赤玉を混ぜ込んだものを底から1/3か半分ほど戻してください。苗を入れて土をかけて植え付けたらたっぷり水やりしましょう。枝分かれしていない苗は支柱をたててください。

レモンの育て方④水やり

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植え付けて1年目は根が定着するまで土が乾いたら水やりをします。水が苗についていた用土と庭土を混ぜる働きをし根が伸びるのを助けるからです。2年目以降は春と秋冬はよほど乾燥が続かないかぎり水やりは不要になります。夏だけは暑さで土の乾燥がすすみますので朝晩1日2回水やりしてください。用土によって違いがありますので様子をみながら水やりしましょう。

レモンの育て方⑤日当たり

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レモンは日当たりのよい場所を好みます。アスファルトの照り返しのような暑さでなければ、夏の直射日光にも負けず、元気に育つでしょう。寒冷地で冬、室内の栽培をしなくてはならないときでも、できるだけ日当たりがよい場所で管理します。風が強く吹き付ける場所は苦手です。レモンにはトゲがあり、風によって葉や実などを傷つけてしまい病気の原因になります。

レモンの育て方⑥収穫

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レモンの収穫は実がなったらいつでもできるのですが、大きいサイズの収穫は10月からが適期です。青いうちに収穫することで、樹の負担を減らし、他の実へ栄養を回せます。青いレモンは熟成させて黄色くしましょう。樹で完熟させたレモンは酸味が少なくなり甘さが増すので、お好みで収穫する適期を選んでください。青いレモンで収穫したものは酸味がきいています。

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レモンのお手入れ

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