しいたけをたくさん発生させるコツ
菌に刺激を与える
しいたけは菌に刺激を与えると発生しやすくなります。温度や湿度の変化が大きい場所に置いたり、原木を軽く叩いたりすると菌に刺激が与えられます。
涼しい場所に置く
原木は直射日光の当たらない涼しい場所に置きましょう。昼間は25度前後でも夜間は15度より低くくなる場所など、10℃程度の温度差のある所がおすすめです。室内に置くなら、玄関や廊下がよいでしょう。
原木を休ませる
たくさんのしいたけを収穫していると、原木が疲れている状態になり、新しいしいたけが生えなくなる時期があります。このような時は原木が乾燥しないように、スプレーなどで水をかけながら3~4週間程度休ませると、原木や原木に残ってる菌を休養させることができます。休養が終わったら、また水を含ませてしいたけの発生を待ちましょう。
なるきのこDXの使い方の注意点
酸素不足に気をつける
しいたけの菌糸は白くふわふわしていますが、酸素が不足すると白くふわふわした部分が全体に広がります。ビニール袋をかけている場合は口を広げるなどして、新鮮な酸素を取り込めるようにしましょう。
湿気が多すぎるとかびが生える
湿気が多過ぎるとふわふわした白い菌糸に、緑や青のカビが発生する場合があります。カビを見つけたらビニール袋を外し、ていねいにカビ取り除いてから周囲をよく洗い流し、水分をふき取ります。数日間乾燥させたあとは、霧吹きやビニール袋を使って湿気を追加します。
高温になる場所は避ける
温度が高すぎると、しいたけの成長のスピードが早まります。かさが早く開いて形の悪いしいたけになったり、一度にたくさんのしいたけが発生して原木の栄養が急激に減ると、次回以降の収獲ができなくなったりします。高温になりやすい場所に置くのは避けましょう。
収穫時に原木を傷つけない
収穫する時は、原木が傷つかないようにします。手でもぎ取ると原木を傷つける場合があるので、しいたけの根本から丁寧にはさみで切ります。
虫は取り除く
原木は自然のものを使っているので、虫が原木の中に入り込んでいる場合があります。そのままにしておくと、菌の発生に影響がでるので、見つけたら早めに取り除きましょう。
まとめ
なるきのこDXを上手に使うと、家庭でも簡単な方法で原木栽培のしいたけを栽培することができます。収穫直後が一番しいたけの美味しいタイミングです。上手にキットを使って、おいしい原木しいたけをたっぷり味わってください。
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