ウツボカズラの育て方!代表品種と初心者でもわかる栽培のコツを解説!

ウツボカズラの育て方!代表品種と初心者でもわかる栽培のコツを解説!

ウツボカズラは熱帯地方原産の食虫植物です。栽培が難しそうに思われるウツボカズラですが、初心者でも育て方が簡単な種類があります。種類によっては室内で越冬することも可能です。奇妙で魅惑的な食虫植物、ウツボカズラの育て方、植え替え、栽培方法などを解説します。

記事の目次

  1. 1.ウツボカズラとは
  2. 2.ウツボカズラの特徴
  3. 3.ウツボカズラの代表品種
  4. 4.ウツボカズラの育て方
  5. 5.まとめ

ウツボカズラの育て方

出典:flickr

食虫植物のウツボカズラには、虫をあげなければいけないと勘違いしている初心者がいますが、虫は自然に入るように任せます。無理に虫をあげると栄養過多で株や蓋が枯れる可能性があります。基本的には日当たり、温度、湿度の管理をするだけで、他の観葉植物と変わりません。植え替えと用土、たねの作り方が少々違うだけです。

ウツボカズラの育て方①:土

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ウツボカズラには、普通の観葉植物用の土は向きません。ピートモスや赤玉土、軽石小粒やココナッツファイバー、ベラボンというヤシガラからできたものなどを混ぜて使う方法があります。初心者が植え替えをするとき、土を作るのが不安な場合は水苔がおすすめです。ウツボカズラの根はデリケートなため、水苔でやさしく包み込んで植えます。土よりも水苔がおすすめなのは、通気性、保湿性にすぐれ弱酸性だからです。

ウツボカズラの育て方②:水

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熱帯植物のウツボカズラですが、湿度を好みながらも、いつも濡れているのは苦手です。根腐れをおこして蓋が枯れる、補虫袋が変色するなどの症状がでるため注意が必要です。現地で自生しているウツボカズラは、温度が高くスコールなどで水分を補っています。観葉植物として栽培する場合、「春から秋にかけて」「夏」「冬」で水やり方法が違います。コツを知って、上手に育てましょう。

春と秋

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高温多湿を好むウツボカズラですが、常に根が濡れている状態だと根腐れをおこし枯れてしまいます。かといってカラカラの状態では、補虫袋の蓋が枯れるなどの症状がでます。用土の表面が乾いたら、植木鉢の下から流れでるほどたっぷり水やりをしましょう。水苔の場合は指を少し差し入れると乾き具合がわかります。空気中の湿度を好むため、葉水をするとよいでしょう。

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近年の日本の夏は猛暑日が続き、35~40℃近くまで気温が上がる日があります。屋外で育てる場合は直射日光をさけ日陰で管理します。水やりは夕方や日暮れなど、涼しい時間帯がおすすめです。日中、気温が非常に高いときに水やりをすると鉢の中で水分が蒸れてしまい、蓋が枯れるなど株が枯れる原因になってしまいます。室内で管理する場合は春秋と同じ水やりで大丈夫です。

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冬場の水やりは回数は少なめですが、用土の表面が乾いてから少したってたっぷり水やりします。完全に乾いてしまうと蓋が枯れるようになり、やがて本体も枯れてしまいます。冬場は特に温度と湿度の管理が難しいですが、お住まいの地域の気象条件を考えて、ウツボカズラの様子をよく見ながら調子を整えてください。葉水は欠かさずにあげましょう。

ウツボカズラの育て方③:温度

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春から秋にかけては、日当たりがよく高温になる場所で育てます。耐暑性は強いのですが、近年の日本の夏は暑いため、猛暑日は日陰で管理しましょう。耐寒性は非常に弱く、冬場の温度管理はきちんとしなければいけません。最低でも10℃以下にならないように注意が必要です。温室内で育てるのがベストでしょう。温室がない場合は夜間の気温が下がる日は、段ボールや衣装ケースなどで代用してください。

ウツボカズラの育て方④:植え替え

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ウツボカズラの植え替えは5月~7月に行います。根が細く非常に繊細でいじられるのを嫌いますが、補虫袋をつけない、蓋が枯れる、成長が遅いと思われる場合は新鮮な水苔に変える必要があります。生きている根を切らないように、黒く傷んだ部分だけを取り除き、古い水苔を丁寧に取りのぞきましょう。新しい水苔に水をたっぷり含ませて根を包み込んで容器にいれれば植え替え終了です。

ウツボカズラの育て方⑤:増やし方

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挿し木とたねから発芽させて成長させ、ウツボカズラを増やす方法があります。しかし、たねは鮮度が非常に大切で少しでも古くなると発芽しませんし、発芽してからの管理も大変です。一般的には挿し木で増やす方が管理が簡単で、失敗せず確実に増えるためおすすめです。

挿し木

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つるの先の2節から3節、長さにして10~15cmを斜めに切り、下についている葉を切り落とし、残りの葉も半部くらいの大きさに切ります。これで、水分が過剰に蒸発するのが防げます。切り口を水に浸した新しい水苔でつつみ、鉢やポットに入れてください。このときに穴をあけたペットボトルを使うと、発根の状態が確認しやすくなります。発根まで約1カ月ほどです。補虫袋ができたら鉢へ植え替えます。

まとめ

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ウツボカズラの特徴や育て方、植え替えや挿し木などをご紹介しました。食虫植物というと初心者には敷居が高い、育てるのが難しいのではないかと思いがちですが、意外に他の熱帯植物の管理方法と大きくかけ離れてはいなかったのではないでしょうか。フォルムが個性的で色鮮やかなウツボカズラは、一鉢室内にあるだけで空間が魅力的になります。補虫袋は色も形もさまざまのため、好みにあったウツボカズラを探してみてはいかがでしょうか。

ほおずき
ライター

ほおずき

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。観葉植物歴は30年以上です。食べ終わった種を埋めておいたら巨大化したアボカドなどを含め、ガジュマルやコウモリラン、トックリランやウツボカズラなど、現在25鉢の観葉植物と暮らしています。最近機嫌のよいウツボカズラが、小さいつぼをたくさんつけています。

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