パキラの植え替え後ケア
パキラを植え替えた後は、アフターケアもしっかりと行う必要があります。植え替えの後のパキラはとても弱っています。そのため、新しい土に根付くよう優しく管理して、再び元気に育つような管理が必要です。ここからは、パキラのアフターケアの方法について説明します。
方法①明るく風の当たらない日陰に置く
本来パキラは日当たりのいい場所を好みますが、植え替え直後は室内の風の当たらない日陰などに置いておきましょう。レースのカーテン越しくらいの明るさの場所がおすすめです。植え替え後1~2週間経って元気になれば、元の場所に戻しましょう。
方法②水やりは土が乾いてから
植え替え後のパキラは、根が水を吸いにくい状態なので、水のやり方を少し変えます。根付くまでは、水は土が乾燥してからやる程度にして、代わりに乾燥防止、害虫予防で葉水を小まめに行うようにしましょう。
方法③肥料はあげない
植え替え直後は肥料をあげないようにしましょう。根が弱っているところに肥料をあげると根腐れを引き起こすので、まずは根付くのを待ちます。2週間ほど経てばしっかりと根付くので、そうなれば少しずつ肥料をあげていきましょう。
方法④置く場所は固定する
植え替え後に置く場所をあちこち変えていると、環境の変化に耐えられずパキラが弱ってしまいます。根付くまでは同じ場所に置いて環境に馴染ませて、弱ったパキラを回復させましょう。置く場所のポイントは、風の当たらない明るい日陰です。1~2週間経ったら、元あった場所に戻しましょう。
まとめ
日本で人気の観葉植物、パキラの植え替え方法について紹介しました。パキラは元はサイズの大きな樹ですが、日本では大きさを調整してあるため、手軽なサイズ感と見た目の美しさを楽しめます。紹介したやり方通りに植え替えをするなどして大切に管理すれば長い間部屋を彩ってくれるので、ぜひ普段の生活に取り入れてください。
出典:写真AC