ウサギゴケとは?食虫植物としての特徴や植え替えなど育て方を紹介!

ウサギゴケとは?食虫植物としての特徴や植え替えなど育て方を紹介!

ウサギの耳のような花を咲かせるウサギゴケは、観葉植物として人気があります。苔の一種と勘違いされることが多いのですが、実は苔ではありません。今回は、そんなウサギゴケの育て方について紹介します。普通の植物とは少し育て方が違うため、ぜひ参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ウサギゴケとは
  3. 3.ウサギゴケの種類
  4. 4.ウサギゴケの育て方
  5. 5.まとめ

ウサギゴケの育て方②土

ウサギゴケを育てる際に使う土は、保湿性のあるものがおすすめです。しかし、ある程度排水性も必要なので、湿気の多い土があればよいというわけではありません。また、苔と一緒に育てる分には相性のよい植物でもあります。見た目もより本格的になるため、苔と一緒に育ててみてください。

保水性を保つなら苔を置く

土を選ぶ際、より保湿性を保つなら水苔を置いておくようにしましょう。水苔を置くことで、保湿・排水性を促進するため、保湿性が重要になるウサギゴケと相性がよいのです。また、水苔は柔らかいため、植物の根を痛めにくいという特性もあります。根に補虫袋があるウサギゴケを安全に育てられるので、ぜひ使ってみてください。

水苔の戻し方と管理方法

ガーデニング初心者には、初めて水苔を使う人も多いです。水苔は、乾燥した状態から水に浸して戻す作業をするのですが、このとき水苔に含まれた水を絞りすぎると、肥料の成分を流してしまいます。せっかく水苔を使うなら万全の状態がよいので、適度に絞って設置するようにしてください。

ウサギゴケの育て方③肥料

食虫植物は、基本的に肥料を使う必要はありません。育てている土に微生物がいれば、後は勝手にウサギゴケが養分を摂取してくれます。微生物はほとんどの土に生息するため、余程のことがない限りウサギゴケの栄養不足を心配する必要はありません。肥料いらずで育てられるのは、ウサギゴケの大きなメリットだといえるでしょう。

ウサギゴケの育て方④水やり

水やりは、ウサギゴケを植えている土に半分程度水を浸してあげるだけです。後は、水の量をときどき確認して、少なくなってきたら再度水を足していってください。あまり頻繁に水を交換する必要はないですが、水の量はひたひたになるくらいまでやるようにしましょう。

ウサギゴケの育て方⑤植え替え

ある程度育ってきたら、株分けをして植え替えするようにしましょう。植え替えは、普通の植物とほとんど方法は変わりません。しかし、株分けする前には、水苔を入れ替える鉢に敷いておきましょう。後は、再度土が水に浸るようにしておけば問題なく育てることができます。

定期的に植え替えは必要

他の植物と比べても成長が早いため、植え替えは定期的に行う必要があります。気付いたら鉢の中が一杯になって枯れていたということもあるため、様子は常に確認しておいてください。他の種類を育てる場合でも植え替えは同じく必要なので、定期的に様子をみて必要なら植え替えを行い、長く楽しめるようにしていきましょう。

ウサギゴケの育て方⑥害虫

害虫対策は、あまり心配する必要はありません。食虫植物だからというわけでもないのですが、ウサギゴケに害虫が寄ってくることはほとんどなく、特に心配することがないのです。虫よけとしての効果はあまりありませんが、虫が苦手な人にもおすすめです。

ウサギゴケの育て方⑦病気

植物がよくかかる病気として、うどんこ病があります。うどんこ病は、うどんの粉のように葉や花に白い模様が広がる病気であり、植物の光合成を阻害するため、成長しにくくなってしまいます。正体はカビで、水気の多い植物には発症しやすい病気です。うどんこ病が発症した際は、白くなっている部分を取り除く、または植物用の殺菌スプレーをまくなどの対応をしておきましょう。

風通しのよさが病気予防になる

うどんこ病などの病気の被害を防ぐためには、風通しのよさが必要になります。対処方法はカビと同じなので、なるべく一つの場所に湿気が集まらないようにすることが必要です。いくらウサギゴケが湿気を好む植物といっても限度があるので、風通しを考えて育ててみましょう。

まとめ

観葉植物として育てやすいウサギゴケを紹介しました。あまり派手に咲く花ではないですが、控えめに咲く花としての魅力があるため、多くの人に人気があります。管理をしっかりと行えば長く楽しめるので、他の仲間も含めて、ぜひ育ててみてください。

kenimamebo
ライター

kenimamebo

植物に関する記事を書いています。少しでも多くの情報を発信していくので、参考にしてみてください。

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