ちぢみほうれん草とは?美味しさの秘密や基本の育て方までご紹介!

ちぢみほうれん草とは?美味しさの秘密や基本の育て方までご紹介!

ちぢみほうれん草は、冬の寒い時期だけに味わえる野菜です。肉厚な葉と、甘い味で普通のほうれん草とは違った美味しさがあります。この記事では、ちぢみほうれん草の美味しさの秘密や、基本的な育て方についてご紹介していきます。栽培の参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.ちぢみほうれん草とは
  2. 2.ちぢみほうれん草の育て方①土づくり
  3. 3.ちぢみほうれん草の育て方②種まき
  4. 4.ちぢみほうれん草の育て方③日々の管理
  5. 5.ちぢみほうれん草の育て方④収穫
  6. 6.まとめ

ちぢみほうれん草とは

寒い冬の間だけ食べられるちぢみほうれん草は、葉が厚く、糖度が多くて普通のほうれん草とは違った味を楽しめます。そんなちぢみほうれん草の特徴や、美味しさの秘密をご紹介していきます。

寒締めほうれん草

ちぢみほうれん草は品種名ではなく、「寒締め」と呼ばれる栽培方法で育てられたものを指します。寒締めとは、冬に栽培中の作物を敢えて冷気にさらすことで、野菜の細胞内の糖度や各ミネラル分の濃度を上げる栽培方法のことです。糖度が上がることで、甘味が増し、各栄養価も高くなります。

一般的なほうれん草との違い

ちぢみほうれん草は育て方を変えるだけで、一般的なほうれん草とどのような違いがあるのでしょうか。見た目、味、栄養価とそれぞれ一般的なほうれん草との違いをご紹介します。

見た目

冬の寒さにあたっても凍らないように葉の中の水分を少なくするので、名前のとおりちぢれた葉っぱになります。また、少しでも太陽の光に当たろうと葉を横に広げて地面に張り付くので、縦に長い一般的なほうれん草と違った草姿になります。

ちぢみほうれん草は、凍らないように葉の水分を少なくすると同時に、糖分を貯め込むため、非常に甘くなります。またほうれん草独特のえぐみの素であるシュウ酸が減り、ほうれん草が苦手な方でも食べやすくなります。

栄養

寒さにあたり、ストレスに対抗しようと抗酸化作用のある栄養素を作り出します。そのため、ビタミンCは夏場に収穫するものと比べて約3倍も多くなるとされています。その他にも、各ビタミン類やβカロテンの量も多くなるため、栄養価がより高いといえるでしょう。

ちぢみほうれん草の育て方①土づくり

Photo byJing

ほうれん草の仲間は、野菜のなかでも特に酸性の土壌では育ちにくです。そのため、種をまく前には必ず土を中和します。pHメーターや試薬を使って酸度を測るとよりよいでしょう。また、健康に育てるために肥料も欠かせません。すべてを同時にはできませんので、種まきから逆算してそれぞれの計画を立ててください。

種まき2週間前

土壌の酸度を中和するために、種まきの2週間前までに苦土石灰を1㎡あたり100~150gまいて、深さ20~30cmまでよく耕しましょう。肥料と同時に施すと、アンモニアが発生してしまう恐れがあるため、必ず事前にまいてください。

種まき1週間前

苦土石灰をまいて1週間後に、1㎡あたり堆肥2kgと、化成肥料を100gまいて土とよく混ぜ合わせましょう。種の植え付け直前に施すと、肥料焼けを起こす場合があるため注意してください。

畝作り

水はけをよくするために、幅60~70cm、高さ10cmほどの畝を作りましょう。ちぢみほうれん草は葉が縮んでいるため、土が跳ねると土が残りやすいです。そこで、マルチをすることで泥跳ね防止になり、きれいな状態で収穫できます。はじめから穴が開いている、玉ねぎ用のマルチが使いやすいです。

プランターの場合

プランター栽培の場合は、市販のプランター菜園用の用土をしようしましょう。市販の用土であれば予めプランター栽培に適した配合がなされ、肥料も入っているため手軽に栽培を始められます。プランターの底に鉢底石を入れて、プランターの縁から数センチ下まで用土を入れて準備完了です。

次のページでは、種まきについてご紹介するよ!

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ちぢみほうれん草の育て方②種まき

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