しいたけ栽培キットの使い方!温度・水やりなど失敗しない育て方を解説

しいたけ栽培キットの使い方!温度・水やりなど失敗しない育て方を解説

人気のしいたけ栽培キットの使い方をご紹介します。家庭で簡単にしいたけを栽培できるしいたけ栽培キットは、コツをつかめばあっという間に収穫でき、無限にしいたけを味わうことが可能です。繰り返し発芽させることもでき、長く楽しめるのでおすすめです!

記事の目次

  1. 1.しいたけを栽培してみよう
  2. 2.しいたけ栽培キットでの栽培方法①準備
  3. 3.しいたけ栽培キットでの栽培方法②発芽~1回目の収穫
  4. 4.しいたけ栽培キットでの栽培方法③休養~浸水
  5. 5.しいたけ栽培キットでの栽培方法④2回目の発芽~収穫
  6. 6.しいたけ栽培キットでの栽培方法⑤3回目~終了
  7. 7.しいたけ栽培キットの注意点
  8. 8.しいたけ栽培がうまくいかない場合の対処法
  9. 9.まとめ

初めての収穫

環境によりますが、だいたい発芽してから5~8日ほどで収穫ができるようになります。50個以上収穫できる場合もあるでしょう。収穫はできるだけ軸を残さないように、根元をハサミで切ってください。手でちぎり取って収穫すると菌床が痛んでしまい、繰り返し収穫するのに支障をきたしてしまいます。

ハサミが使えなければナイフで収穫しよう

Photo byXan_Photography

密集して生えてしまい、しいたけにハサミが入るすき間がない場合は、フルーツナイフなどの小さなナイフをすき間に入れて収穫するとよいでしょう。いずれにしても、2回目以降の収穫のために菌床を傷めないようにして収穫することが大切です。無限にしいたけが食べられる幸せを味わいましょう!

しいたけ栽培キットでの栽培方法③休養~浸水

休養

1回目の収穫が終わったら、菌床に休養を与えましょう。しいたけ栽培の最中よりも高温(20~28℃くらい)に保ち、水分は栽培中よりも少なめに与えます(1~2日に1回くらい)。その際、空気の入れ替えはしっかりとおこないましょう。

水抜き

Photo bystux

休養中は、少しずつ水を与えながらだんだん菌床の水分を少なくし、収穫直後の菌床の重さよりも200gくらい軽くなるまで減らします。気温や湿度にもよりますが、だいたい2~3週間くらいかけて水分を抜きましょう。途中でしいたけが生えてきたら普通に収穫し、休養はそのまま続けます。

浸水

休養が終わったら、バケツや水槽などに水を張り菌床を完全に沈めます。菌床が浮いてこないようにレンガや石などで重しをしてそのまま12~24時間ほど置いてください。菌床はかなりの量の水を吸収するので、水は多めに用意しておくといいでしょう。

しいたけ栽培キットでの栽培方法④2回目の発芽~収穫

2回目の発芽

水を吸収し終えた菌床は、栽培キット付属の容器などを再利用して、昼夜の気温差が大きい場所に置きます。以降は1回目の栽培と同じように霧吹きで水やりをしながら様子をみてください。1回目よりも菌の力が弱くなっていて、数が少なかったり発芽の時間がかかったりする場合があります。

2回目の収穫

2回目の収穫も、1回目と同じように菌床を傷つけないようハサミなどで慎重に収穫しましょう。2回目の収穫量は、発芽のときと同じように1回目よりも少なくなる傾向があります。2回目の収穫後は再び同じように菌床を休養させ、少しずつ水分を抜いていきます。

しいたけ栽培キットでの栽培方法⑤3回目~終了

3回目

2回目の休養後は再びバケツに水を張り、菌床を沈めて浸水させます。浸水が終わったら、3回目も同じく付属の容器などを再利用して栽培してください。3回目がなかなか生えてこない場合は、菌の力がなくなったと考えられるので、栽培は終了です。3回目が順調ならば、4回目の収穫に挑戦しましょう。

終了後

Photo by iyoupapa

栽培が終了した菌床は、おがくずやぬかなどが原料のためよい肥料となるので、細かくして畑などに再利用できます。また、くずしたあと屋外にそのまま置いておくと、カブト虫などの昆虫が寄ってきて卵を産みつける場合もあるようです。

ボタニ子

ボタニ子

次はしいたけ栽培キットの注意点について紹介します!

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しいたけ栽培キットの注意点

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