鉢カバーとは
鉢カバーとはポリポットやプラスチック鉢のまま、植物をすっぽりと入れられる外側の容器のことです。リビングや玄関などに、おしゃれな鉢に入った観葉植物があると絵になります。服が人のイメージを変えるように、鉢カバーがその植物の魅力を一段と引き出します。ご自宅にあう鉢カバーを一緒に探してみましょう。
鉢カバーのメリット・デメリット
鉢カバーを使うメリット
鉢カバーは直接土を入れて植物を植えるわけではないので、素材のバリエーションが豊富です。植物をプラスチック鉢またはポリポットごと入れて使用するので、季節の植物を交換するのも楽です。また、植木鉢と違って下に水抜き穴がなく、外側に水受け皿がいらないのでデザイン性も高く、外気から根を守る保温効果もあります。
鉢カバーを使うデメリット
鉢カバーのデメリットは、水抜き穴がないということです。観葉植物に水をやり過ぎた場合、根腐れを起こしたり、カビが生えたりしやすくなります。小さな鉢カバーなら持ち上げて簡単に排水できますが、大型の場合はスポンジやスポイトなどを使ってこまめに排水管理するようにしましょう。
鉢カバーの選び方
素材もデザインも豊富な鉢カバー。どれを選んだらいいのか悩みますね。鉢カバーは主に室内での観葉植物に使われるので、選び方で大事なのは部屋のインテリアとの調和です。ご自身のお好みのインテリアスタイルを知り、それにあわせて選びましょう。最近の人気インテリアスタイルの傾向とそれぞれに似合う鉢カバーを以下に紹介します。
北欧風にあう鉢カバー
北欧は日照時間が少ない地域なので、インテリアは室内での生活を楽しむことを重点にしています。北欧風というのはスモーキーな色合いに鮮やかな挿し色を加えたり、温かみのある個性的なデザインの家具を置いたりという、近年、世界中で人気のスタイルです。ほっこり感のある陶器や木製の鉢カバーが似合います。
男前風にあう鉢カバー
最近はやりのDIY女子がこぞって作っているのは、アメリカンな男前雑貨が多いようです。ワックス塗りの木材と黒いアイアン使いが特徴です。そこに黒板塗料や英字レターを加えたデザインをよく見かけます。男前風には観葉植物が欠かせません。少し武骨な木やアイアン使いの鉢カバーがおすすめです。
アジアン風にあう鉢カバー
アジアのリゾートといえば、カラフルで繊細な柄のファブリックや細かな籐細工などを思い浮かべる方も多いでしょう。アジアン風は自然素材を使ったかごや柄物の陶器製の鉢カバーが似合います。同じアジアでも日本の和モダンは、洗練されたシンプルなものがお似合いです。