淡路島産玉ねぎとは
淡路島産の玉ねぎはブランド野菜として確立し、他の玉ねぎとは一線を画す人気があります。淡路島産玉ねぎの旬や特徴、おいしい食べ方などさまざまな角度からご紹介します。
淡路島産玉ねぎの旬
淡路島で栽培される玉ねぎは大きく3つに分けられます。玉ねぎの収穫時期によって「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おくて)」に分類されます。早生の玉ねぎの旬は3~4月、中生は5~7月、晩生は7~翌年3月です。いくつかの品種を組み合わせて栽培されているため、淡路島産玉ねぎは1年中楽しめます。
「新玉」と呼ばれるものは早生品種
春先に「新玉ねぎ」として出回るものは主に早生品種です。生でそのまま食べても辛味がなく、水分がたっぷり含まれた春を告げる野菜としても人気ですね。
新玉ねぎは特に旬を感じさせてくれるね。早生品種だとは知らなかったよ。
淡路島産玉ねぎの特徴
ブランド野菜としての地位を確立した淡路島産玉ねぎにはどのような特徴があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
特徴①甘い
淡路島産玉ねぎの最大の特徴は「甘さ」です。他の玉ねぎと比べて約1.5倍も甘いといわれています。糖度の高いものではいちごに相当するほどのものもあります。
甘さの理由:「日照時間」
淡路島産玉ねぎがそこまで甘くなる理由は、淡路島の環境にあります。日照時間が長く、1年を通じて温暖な気候であることが玉ねぎを育てるのに適しているのです。温暖で日照時間が長いため、通常は4か月ほどで収穫するところを半年以上の時間をかけてることが可能です。そのため、淡路島玉ねぎは他の玉ねぎと比べて大玉で、味も甘くなります。
特徴②辛味が少ない
淡路島産玉ねぎは、甘いだけではなく、辛味も少ないという特徴を持ちます。このため、もともとの甘さを感じやすく、サラダなど生で食べても炒めて食べても強い甘みを感じられます。
辛味が少ない理由:「ピルビン酸が少ない」
淡路島産玉ねぎの辛味を少なく感じる理由は明確にあります。玉ねぎの辛味の正体は「ピルビン酸」と呼ばれる物質です。これが他の玉ねぎと比べて、淡路島産玉ねぎはが少なく、そのため辛味を感じにくくなっています。
特徴③みずみずしい
淡路島産玉ねぎは他の玉ねぎと比べて時間をかけて温暖な気候で育てられています。そのため、1玉が大きく水分をたっぷり蓄えています。食感も非常にやわらかくジューシーさを感じるほどです。
1年中店頭に並んでいる玉ねぎだけど、旬はあるのよね。