アナスタシアとは?黒ピーマンと呼ばれる品種の特徴と食べ方をご紹介!

アナスタシアとは?黒ピーマンと呼ばれる品種の特徴と食べ方をご紹介!

アナスタシアは、ロシア生まれのピーマンです。日本では黒色品種が多く生産されているため「黒ピーマン」とも呼ばれています。フルーツのような甘みがあり、独特の苦みが少ないことが魅力です。そこで、アナスタシアの特徴と栄養、食べ方をレシピとあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.アナスタシアとは?
  2. 2.アナスタシアの特徴
  3. 3.アナスタシアのおすすめの食べ方
  4. 4.アナスタシアの栄養
  5. 5.まとめ

アナスタシアとは?

出典:写真AC

アナスタシアは、ロシアの植物資源研究所で誕生したピーマンです。皮の種類は赤、緑、黒の3色があり、日本では主にナスのように黒色をした品種が多く生産されています。「フルーツピーマン」と呼ばれるほど甘みがあり、ピーマン嫌いの方におすすめの健康野菜です。一般的なピーマンよりも栄養価が高く、旨みがギュッと詰まっています。

ボタニ子

ボタニ子

アナスタシアは、赤色や緑色の品種よりも珍しい黒色が人気です。別名「黒ピーマン」と呼ばれるほど真っ黒なのが特徴です。

主な産地

アナスタシアの日本の主な産地は北海道です。ほかにも山形県や茨城県、長野県、宮崎県など各地で栽培されていますが、あまり生産量が多くないためスーパーなどで見かけることは少ないでしょう。日本で出回っているアナスタシアは、すべて国内のハウス栽培によって育てられています。

アナスタシアの特徴

アナスタシアは、糖度が高く青臭さや苦みが少ないのが特徴です。フルーツのような甘みがあり、野菜のもっている栄養価を高めるために開発されました。生のままサラダやメインメニューの付け合わせにおすすめです。噛めば噛むほど苦みが薄れ甘みが増していくため、ピーマン嫌いの方にも食べやすい野菜でしょう。

形と色の特徴

アナスタシアは、一般的なピーマンと同じくらいの大きさで、先が尖った形をしています。果肉は少し厚みがありますが、パプリカよりも薄く硬いです。皮の色ごとに3種類にわけられ、「アナスタシアレッド(赤)」「アナスタシアグリーン(緑)」「アナスタシアブラック(黒)」と呼びます。外側は鮮やかな色合いをしていますが、皮の内側は白色をしています。

アナスタシアのおすすめの食べ方

アナスタシアを選ぶときは、皮に艶と張りのあるものを選びましょう。糖度が高いため新鮮なものは、生のままでおいしく食べられます。しかし、ピーマンが苦手な方や子供には、加熱したほうが食べやすいです。火を通すと少し色が抜けるため、短時間でサッと炒めるようにします。

ボタニ子

ボタニ子

アナスタシアは多湿と乾燥に弱く、傷むと皮が柔らかくなります。触ったとき、皮がシワシワになったものは避けましょう。

食べ方①肉詰め

材料(4人分)

  • アナスタシアピーマン:8個
  • 牛豚合いびきミンチ肉:150g
  • パン粉:大さじ2
  • 卵:1個
  • 牛乳:大さじ2
  • 塩こしょう:少々
  • 玉ねぎ:70g
  • 小麦粉:少々

レシピ

  1. アナスタシアピーマンを洗って縦半分に切る
  2. 種とヘタを取り、水気を切って軽く小麦粉をふるう
  3. 玉ねぎをみじん切りにして炒める
  4. ミンチ肉、卵、牛乳、炒めた玉ねぎをボウルに入れる
  5. 塩こしょうをして肉タネを作る
  6. アナスタシアピーマンに肉タネを詰める
  7. フライパンに油をひいて内側を下にして焼く
  8. 肉に火が通ったらできあがり

ボタニ子

ボタニ子

レシピは一般的なピーマンの肉詰めと同じです。アナスタシアは半生でも食べられるため、肉タネに火が通ったらできあがりです。

肉詰めピーマン レシピ・作り方 by あ——ちゃん|楽天レシピ
アナスタシアは生食出来るピーマンですが 肉詰めにしてみました。

食べ方②温サラダのレモンドレッシングがけ

材料(2人分)

  • アナスタシアピーマン:2~3個
  • パプリカ:2~3個
  • キャベツ:好みの量
  • オリーブオイル:大さじ2
  • レモン汁:小さじ2
  • しょう油:小さじ1
  • 塩こしょう:少々

レシピ

  1. アナスタシアピーマンとパプリカを洗う
  2. 食べやすい大きさに切る
  3. 耐熱皿にのせて電子レンジで1分加熱する
  4. キャベツを食べやすい大きさに切る
  5. オリーブオイル、レモン汁、しょう油、塩こしょうを混ぜる
  6. 野菜類にレモンドレッシングをかけて食べる

ボタニ子

ボタニ子

アナスタシアには酸味のあるドレッシングがあいます。梅酢や青しそドレッシングもおすすめです。

トマトが美味しいレモンドレッシングの作り方 レシピ・作り方 by あやめぇ|楽天レシピ
カルパッチョにも使えます。

アナスタシアの栄養

アナスタシアは栄養価の高い野菜です。ロシアは厳しい自然環境なので、少ない野菜で栄養をしっかり摂れるように、野菜の栄養価を凝縮させる研究が進んでいます。この研究によって、手軽に栄養が摂取できる「機能性ピーマン」の役割をもったアナスタシアが開発されました。皮の色によって含まれる栄養素に違いがあります。

色別の栄養①アナスタシアレッド

鮮やかなアナスタシアレッドは、βカロテンを豊富に含んでいます。βカロテンはニンジンに多い成分で、粘膜の抵抗力を強くし皮膚を丈夫にする栄養素です。アナスタシアレッド1個で赤ピーマン数倍のβカロテンを摂ることができ、免疫力を強くする効果があるといわれています。

色別の栄養②アナスタシアグリーン

若草色をしたアナスタシアグリーンには、ビタミンCが豊富です。一般的な緑ピーマンの2倍以上のビタミンCを含んでいます。ストレスを軽くしたり、病気に対する抵抗力を高めてくれるでしょう。

色別の栄養③アナスタシアブラック

艶やかな黒色をしたアナスタシアブラックは、ナスと見間違えるほど似ています。カカオやワインなどに多く含まれているポリフェノールが豊富なので、強い抗酸化作用があります。

まとめ

アナスタシアは、日本での生産が徐々に増えてきています。ナスの色によく似ているため、見たときは驚かれるかもしれません。ポリフェノールなど体に必要な栄養が詰まっており、生のままかじるとフルーツのような甘みを感じます。ピーマンの苦みと青臭さが苦手な方におすすめの健康野菜です。

sacchi
ライター

sacchi

司書の仕事をやめて子育てと介護に励む主婦ライターです。信州の豊かな自然の中で、たくさんの植物に囲まれて育ちました。今年も「原田の桜」が無事に咲くことを願っています。

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