ピーマンの種は食べられる?種ごと食べても大丈夫?栄養や食べ方を紹介!

ピーマンの種は食べられる?種ごと食べても大丈夫?栄養や食べ方を紹介!

ピーマンを調理する際、下ごしらえの段階で種やわたを取り除くのが一般的ですが、この種やわたには栄養が豊富に含まれています。種やわたを捨てるのは、実はとてももったいないことです。今回はピーマンは種ごと食べられるのか、含まれる栄養素や調理方法と一緒に紹介します。

記事の目次

  1. 1.ピーマンは栄養が豊富!
  2. 2.ピーマンは種ごと食べて大丈夫?
  3. 3.ピーマンの種は黒くても食べて平気?
  4. 4.ピーマンの種やわたが持つ栄養とは
  5. 5.ピーマンを種ごと食べるおすすめレシピ
  6. 6.ピーマンを種ごと食べる際の注意点
  7. 7.ピーマンを種ごとおいしく食べよう!

ピーマンを種ごと食べるおすすめレシピ

レシピ①丸焼き

材料(1~2人分)
ピーマン6個
醤油適量

作り方

  1. ピーマンは洗って水気をふき取り、フォークで数カ所穴をあける
  2. 魚焼きグリルに並べる
  3. 時おりひっくり返しながら、表面に焦げ目がつくまで焼く
  4. 器に盛り付け醤油をかける

作るときのポイント

  • へたも種もわたも、全てつけたままで大丈夫
  • ピーマンに数カ所穴をあけるのは、破裂防止のため
  • 魚焼きグリルがなければ、フライパンやトースターでも代用可能
  • 焦げ目がつくまで焼いたほうが、中身がトロッとしておいしく仕上がる
  • 調味料を変えると、いろいろな食べ方を楽しめる

レシピ②焼き浸し

材料(2人分)
ピーマン6個
生姜(みじん切り)適量
白だし大さじ2
ごま油(炒め用)適量
水浸るまで

作り方

  1. ピーマンは洗って水気をふき取る
  2. フライパンでピーマンをこんがりと焼く
  3. 2に白だしを入れ、水をひたひたになるまで注ぐ
  4. 3にアルミホイルをかぶせ、数分間煮詰める
  5. 器に盛り付け、生姜をトッピングする

作るときのポイント

  • へたも種もわたも、焼いた後に煮ることで、よりやわらかくなる
  • 白だしがなければ、かつおだしに醤油を足したものでも代用可能
  • ナスやズッキーニなどを一緒に調理するのもおすすめ

レシピ③天ぷら

材料(2人分)

  • ピーマン4個
  • ☆薄力粉25g
  • ☆マヨネーズ大さじ1
  • ☆水40cc
  • サラダオイル揚げ油

作り方

  1. ピーマンはへただけ取り除き、縦1/4にカットする
  2. ボウルに☆を入れて混ぜ合わせる
  3. 揚げ鍋に油を入れて加熱する
  4. 油が温まったら、2にピーマンをくぐらせてから揚げていく
  5. 時おりひっくり返しながら、両面カラッとなるまで揚げる

作るときのポイント

  • レシピではへたを取り除いていますが、へたつきのままでも大丈夫
  • へたごと使うときは、破裂防止のためフォークなどで数カ所穴をあける
  • 種もわたもサクサクに仕上がり、子どもに人気の食べ方
  • 塩だけでなく、天つゆや醤油など、いろいろな食べ方を楽しめる
  • 時間があれば衣液を冷やしておくとサクサク感がアップする

レシピ④肉詰め

材料
ピーマン4〜5個
合びき肉230g
◎玉ねぎ(みじん切り)小1/2個
◎玉ねぎ用の炒め油小さじ1
パン粉20g
卵1個
塩こしょう少々
マヨネーズ大さじ1
焼く時用の油適宜

作り方

  1. ピーマンは洗って水気をふき取り、へたをくり抜く
  2. 玉ねぎは皮をむいてをみじん切りにする
  3. フライパンで2を透き通るまで炒め、パットなどに移して冷ましておく
  4. ボウルに合いびき肉、パン粉、卵、3を入れて軽く混ぜ合わせる
  5. 4にマヨネーズと塩コショウを加えてよくこねる
  6. ピーマンに5を隙間なく詰める
  7. フライパンにのせて、時折返しながら焼く

作るときのポイント

  • 種の固まりが気になる人は、種だけ取って肉だねに混ぜるのもおすすめ
  • へたを取ることで穴が開き、肉だねが詰めやすくなる
  • 丸ごとでは火が通りにくいときは、ピーマンを半分にカットする
  • 種やわたが気になりにくいレシピなので、子どもにもおすすめ

レシピ⑤スープ

材料(1人分)
★豚骨スープ150ml
★液みそ小さじ1
★水100ml
★ピーマン(種ごと)赤・緑各10g
★ごぼう10g
ニンニク1欠片
豆腐(木綿)1/8丁
えごま少々

作り方

  1. ピーマンは洗ってへたを取り、種ごと千切りにする
  2. ごぼうは洗って、ささがきか千切りにする
  3. 鍋に★材料を全て入れて煮立たせる
  4. 具材に火が通ったら、豆腐とにんにくを加えて煮る
  5. 器に盛り付け、えごまを振りかける

作るときのポイント

  • 豚骨スープは鶏がらスープにも置き換え可能
  • 種のプチプチした食感が楽しめる人気のレシピ
  • みそは液みそでなくてもおいしく仕上がる
  • ごぼう以外にも、人参やキノコ類などを入れるのもおすすめ

ピーマンを種ごと食べる際の注意点

フリー写真素材ぱくたそ

注意点①へた部分をよく洗う

ピーマンを種ごと食べるときには、実の部分はもちろんですが「へた部分」をよく洗ってください。へたには汚れや細菌が付着しやすく、内部で直接わたや種と結びついていることもあり、きれいにしておく必要があります。へたは硬いものが多いため、生で食べる際は衛生面も含めて取り除くことをおすすめします。

ピーマンの簡単なへた取りの仕方ってありますか?

ピーマンを縦に置いてへた部分を下に強く押すと、ピーマンの中にへたが落ちて簡単に外れます。また、「へた取りスプーン」や「へた取りナイフ」などの便利グッズを使うのもおすすめです。

注意点②食べ過ぎに気をつける

Photo byKaiPilger

ピーマンを種ごと食べるときは、過剰摂取に気をつけましょう。ピーマンの種に含まれるアルカロイドは、人体に悪影響はなく食べても大丈夫ですが、食べ過ぎることで倦怠感や腹痛を起こすこがあります。ピーマン以外にも、アルカロイドはナス科の植物に含まれているため、ナスやトマト、トウガラシなどと食べ合わせるときにも注意が必要です。

注意点③中身の確認をする

特に丸ごと調理する際に注意が必要なのが「中身の様子」です。鮮度の落ちているものや、普段と様子が異なる場合は、切って中身を確認してから調理しましょう。見た目に異変があるときは、劣化や害虫被害などが考えられます。丸ごとの形のまま調理に使いたいときは、買ってきたばかりの鮮度が高いものを使用してください。

ピーマンを種ごとおいしく食べよう!

出典:写真AC

ピーマンは、実の部分に限らず種やわた部分にも栄養が豊富な、体に嬉しい緑黄色野菜です。種やわたは苦みの強い部分ではありますが、調理方法によっては苦みを和らげおいしく食べられます。新鮮なピーマンが手に入ったら、ぜひお好みの調理法で、種ごとピーマンを味わってみてくださいね。

ピーマンは生で食べられるか?生でも苦くない味付け方法をご紹介!のイメージ
ピーマンは生で食べられるか?生でも苦くない味付け方法をご紹介!
ピーマンは栄養価が高い野菜ですが、子どもの嫌いな野菜の代表ともいわれるくらい、苦い味が特徴的です。そんなピーマンは、生で食べられるかを解説していきます。おいしい生ピーマンの調理方法や味の付け方、苦みの少ないピーマンの選び方についてもあわせて見ていきましょう。
Anna
ライター

Anna

大きなお庭のある暮らしに憧れながら、バルコニーでひっそりガーデニングを楽しんでいます。

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