記事の目次
- 1.オクラ栽培の概要
- 2.オクラ栽培の時期
- 3.オクラを栽培してみました(品種:グリーンスター)
- 4.オクラ栽培1日目|グリーンスターの種まき
- 5.オクラ栽培8日目|グリーンスターが発芽
- 6.オクラ栽培10日目|耕して苦土石灰を鋤きこみました
- 7.オクラ栽培22日目|元肥、畝立て、マルチング
- 8.オクラ栽培31日目|グリーンスターの苗を定植
- 9.オクラ栽培|病害虫対策
- 10.オクラ栽培|水やりと追肥
- 11.オクラ栽培|コンパニオンプランツ
- 12.オクラ栽培64日目|グリーンスターが開花
- 13.オクラ栽培70日目|グリーンスター初収穫
- 14.オクラ栽培|摘葉
- 15.オクラ栽培|間引き
- 16.オクラ栽培|イボ果
- 17.オクラの実食
- 18.オクラの育て方|反省点とまとめ
オクラ栽培|水やりと追肥
水やりのタイミング
水やりのタイミングは、土の表面が乾いたら行います。晴天が続く日は、基本的に毎朝。梅雨の時期は、晴れていても土の表面が乾いた時だけ灌水します。夏の日照り時期には、水切れしないように、夕方にも水やりした方がいいですね。
追肥のタイミング
追肥は2週間に一度
追肥のタイミングは、2週間に一度です。化成肥料を1株につき、一掴みほど施します。オクラは一度に多くの肥料を与えると葉や茎かり茂ってヒョロ長くなり、実付きが悪くなるので、少しずつ定期的に肥料を与えます。マルチは、めくるか葉の茂っているあたりに穴を開けて与えます。穴あきマルチは便利です。
オクラ栽培|コンパニオンプランツ
一緒に育てると相性のいい植物をコンパニオンプランツといいますが、オクラにとって、シソとニラは匂いで虫を避ける効果があります。マリーゴールドは、土の中のセンチュウ対策ですが、ささやかな家庭菜園が華やぐので、よく植えています。オクラの収穫が終わったら、マリーゴールドの葉を刻んで地に鋤きこんでいます。
シソとマリーゴールドはこぼれ種で、家庭菜園のあちこちに生えてきます。オクラ植え付け時には、その辺に生えてる育ちのよさそうな苗を定植しました。
オクラ栽培64日目|グリーンスターが開花
しっかり土づくりをした畝の方がいっせいに開花しました。もう一つの畝の方は数日遅れです。
オクラ栽培70日目|グリーンスター初収穫
オクラ収穫のタイミング
開花から6日前後が収穫の時期
オクラの収穫時期は、開花後、5日から一週間です。7、8センチくらいが収穫のタイミングとなります。
取り遅れると固くなる
オクラ栽培|摘葉
摘葉の方法
収穫するオクラのすぐ下の葉1,2枚を残して、その下の葉や脇芽を摘んでいきます。風通しをよくして病気を防ぎ、上の葉や実に養分を集中させるためです。
摘葉のタイミング
摘葉のタイミングは収穫時です。収穫の度に必ず行わなければならないわけではなく、実のなり方や葉の育ち方を見て調節するといいですね。
オクラ栽培|間引き
遅めの間引き
2本一緒に発芽した苗を定植し、そのまま間引かずに栽培してきました。ですが、草勢が今一つで仮支柱で十分なほどでした。ここで1株を根元で切り取り、1本にしました。遅ればせながら本支柱を立てました。
オクラ栽培|イボ果
イボ果の原因
日照不足や低温がイボ果の原因
梅雨に入って、イボ果が出来てしまいました。しかも曲がり果です。日照不足や低温で、草勢が衰えているときに出来やすくなります。乾燥や肥料が原因(肥料不足または窒素過多)のときもあります。今回は低温と日照不足が原因でしょう。いびつですが、食べても大丈夫です。
オクラの実食
オクラと長イモの簡単冷奴サラダ
取れたてのオクラは新鮮なので、生で食べることができますが、軽く湯がいた方が食べやすくなります。産毛はネットなどでこすって水洗いするか塩もみして落とします。ざっくり切ると食べごたえがあり、輪切り(五角)は星形が可愛いく、飾りにもなります。
オクラたっぷりトロリ味噌汁
オクラのネバネバ成分はペクチンとムチンで、腸や胃を整えてくれます。軽く茹でるとトロみがつきます。味噌汁に入れるのが簡単でおすすめです。どの具材とも合い、とろんとした味わいになります。味噌が溶きにくくなりますので、溶いた後でオクラを入れてもかまいません。
オクラの育て方|反省点とまとめ
去年と同じ時期に種まき、同じ時期に定植しましたが、今年は枝や葉の育ち方がゆるやかな印象です。今回の育て方の反省点を挙げてみます。
育て方の反省点
植え付け前の苗にアブラムシが卵を産んでいた。(すぐに手で取り除いた) |
庭の隅の畝は日照と風通しがやや悪く、葉が虫食いになりイボ果ができた。 |
今年は気温が若干低いせいか、枝や葉の育ち方が遅い。 |
それでも病気にかからず、無事に収穫できました。次に育てる時は日照や気温に留意し、1本に間引くか2本で育てるか、もう少し早い時期に決めることにします。そして、発芽の段階からアブラムシ対策をするつもりです!
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出典:筆者撮影