植える時の注意点
ストロベリーポットは、ポケット部分が孤立しているのではなく、いちばん上に植える部分と中でつながっています。そのため水やりすると中心部の土がポケット部分まで流れて、ポケットから外に流出してしまいます。それを防ぐために、ポケット部分の中の穴半分に鉢底に敷くネットをかけましょう。植え付け前にひと手間かけるだけで、土の流出を防ぐことができ、ポケット部分が枯れる心配もなくなります。
水やりの仕方
水やりは真ん中部分に植えてあるいちごの株元にたっぷり水をあげることで、サイドのポケット部分にも内側から染み込んでいきます。しかし、ポケット部分は乾燥しやすいので、植えた植物が水を好む場合、ポケットの外側から株元に直接水やりしてもよいです。いちごは水を好むので、天気が良い場合は毎日水やりしてもいいでしょう。
ストロベリーポットはいちご以外にも使える
ストロベリーポットは名前のとおり、いちご栽培をしやすくするために作られた鉢です。しかし複数ついたポケットをランナーのためだけに使うのは少しもったいないですよね。さらにこのポットを上手に使う方法として、いちご栽培なら種類違いのいちごを植えてみたり、同じ環境を好む植物同士を植えることもできます。環境の好みが同じ植物の方が育てやすいですよ。
ストロベリーポットに植えるおすすめ植物系3選
ストロベリーポットは全部のポケットに植物を植えるだけで、1つの鉢でも存在感をしっかり出すことができます。もちろん自分流にアレンジもできますし、庭にスペースがない場合でも、数種類の植物を植えることができたら助かりますよね。では、どのような植物が人気なのかご紹介します。
①ハーブ系
ハーブの寄せ植えも人気が高く、初心者でも育てるのが簡単なのでおすすめですよ。料理で使えるバジルやローズマリー、タイムなどいろいろな種類のハーブを1つの鉢に植えることができるので、とても便利です。台所に置ける小さなタイプのストロベリーポットもあるので、室内で数種類のハーブを育ててもいいですね。
②季節の花の寄せ植え系
たくさんのポケットを活かして、花の寄せ植えを華やかに見せるのも人気です。おすすめの植え方は、大きなメイン部分に、ゼラニウムやナスタチウムのように大きくインパクトのある植物や、パンジー、ビオラのような色とりどりのにぎやかな植物を植え、乾燥しやすいポケット部分には、アイビーやリシマキアのような垂れさがる観葉植物を植える方法がおすすめです。
③多肉植物系
多肉植物の寄せ植えもとても人気があります。多肉植物はもともと暑く乾燥した気候で生育しているため、水は少しでも問題なく、太陽の光があたる場所に置くだけなので、初心者でも育てやすいでしょう。季節によって紅葉したり花を咲かせる種類もあるので、見た目も楽しむことができます。ただし同じ多肉植物でも、寄せ植えの場合は同じ科同士で植えてあげましょう。
ボタ爺
次はおすすめのストロベリーポット2選を紹介するぞ!