ガーデンズバイザベイ(シンガポール)とは?植物園の概要や見どころを解説!

ガーデンズバイザベイ(シンガポール)とは?植物園の概要や見どころを解説!

ガーデンズバイザベイはアートを取り入れた展示方法で、世界中の珍しい植物やナイトショーなどが見られる人気の高いシンガポールの植物園です。近未来的な植物園であるガーデンズバイザベイの概要や見どころ、所要時間や料金、観光のコツを詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ガーデンズバイザベイとは
  2. 2.ガーデンズバイザベイの見どころ
  3. 3.ガーデンズバイザベイの所要時間と料金
  4. 4.ガーデンズバイザベイの観光のコツ
  5. 5.ガーデンズバイザベイのまとめ

ガーデンズバイザベイとは

現代アートと緑が楽しめる国立公園

出典:写真AC

2012年に建設されたガーデンズバイザベイは、シンガポールにある国立公園です。現代アートと自然が融合された景観が多くの人を魅了しており、世界中の植物を間近で見られます。シンガポールは都市の緑化に力をいれており、アートと植物が融和されたガーデンズバイザベイはまさにシンガポールを象徴するスポットといえるでしょう。

広大な敷地面積

出典:写真AC

ガーデンズバイザベイは101haの広大な敷地面積を誇り、東京ドーム約21個の大きさがあります。ベイ・センター・ガーデン、ベイ・イースト・ガーデン、最も面積が広いベイ・サウス・ガーデンの3つのエリアがあり、南極大陸以外の5大陸の植物が数千種集められています。

基本情報

住所 18Marina Gardens Dr Singapore 018953
電話番号 +65 6420 6848
営業日 年中無休(有料施設のみ月1回メンテナンスの為休み)
営業時間 05:00~翌日02:00(施設ごとに異なる)

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ:アクセス情報

  • 電車:ベイ・フロント駅下車後、地下通路を通って地上へ出る。徒歩でドラゴンフライブリッジという橋を渡る。
  • シャトルバス:ベイ・フロント駅下車後、地下通路を通って地上に出る。近くにシャトルバス乗り場があるのでチケットを購入し、乗車する。1日乗り放題で3シンガポールドル。(約230円)フラワードーム、クラウドフォレストのエリアに向かう。(※換算レートは2020年7月のものです。)

ガーデンズバイザベイの見どころ

フラワードーム

出典:写真AC

フラワードームは、2015年にギネス認定された世界最大のガラス温室です。ドーム型の温室内の温度は厳重に管理され、常に一定に保たれており、エリア内を快適に散策できます。乾燥地帯に生息する植物などをアーティスティックな展示と共に見ることができ、近未来的な空間を楽しめます。

フラワードームの見どころポイント

出典:写真AC

そびえたつバオバブの木がある展示エリアが、フラワードームの見どころです。乾燥した気候の中でたくましく育つバオバブの木を、このフラワードームではより間近で目にできます。ほかにもボトルツリーという植物は迫力満点の大きさです。巨大な温室空間の中に珍しい植物が数多く展示されているので、時間を忘れて楽しめるでしょう。

クラウドフォレスト

出典:写真AC

クラウドフォレストはフラワードームよりもさらに高さのある温室ドームです。熱帯雨林のなかでも珍しい低温の森林帯をテーマに作られ、まるで映画に出てくるような幻想的な空間が広がっています。ガーデンズバイザベイのオリジナルグッズを販売しているショップとつながっているので、お土産などの購入にもおすすめです。

クラウドフォレストの見どころポイント

出典:写真AC

入ってすぐ目に飛び込んでくるのが、35mの高さから勢いよく流れ続けている人工滝です。この滝のある山の頂上まで登り、頂上からふもとへと下りながら周りの景色を楽しむことができます。滝の山の周りには遊歩道がぐるりと設けられており、まるで空中を散策しているような気分を味わえるでしょう。澄んだ空気の中で、美しい景色を眺めながらウォーキングを楽しめます。

スーパーツリーグローブ

出典:写真AC

ガーデンズバイザベイのシンボルであり、圧倒的な存在感を誇っているのがスーパーツリーグローブです。大きなものは高さ50mほどもある巨大な人口のツリー群で、ツリーの間には「OCBCスカイウェイ」と呼ばれる空中の遊歩道もあります。周りの視界を遮らないよう、上から吊られた形状の遊歩道で、地上22mの高さから空中の散策が楽しめます。

スーパーツリーグローブの見どころポイント

夜になるとスーパーツリーグローブはライトアップされ、幻想的な景色を楽しめます。音楽と光の織りなすショー「OBCBガーデンラプソディー」が毎夜2回開催され、日中とは全く異なる雰囲気があり多くの人が訪れ賑わいます。カップルでの観光にもおすすめです。

スーパーツリーオブザベートリー

スーパーツリーオブザベートリーは、ガーデンズバイザベイの中央にあるスーパーツリーの一番上にある展望台です。OBCBスカイウェイの空中遊歩道も迫力満点ですが、スーパーツリーオブザベートリーはさらに高さがあり、見晴らしのよいスポットで人気があります。

スーパーツリーオブべートリーの見どころポイント

シンガポールの有名ホテルであるマリーナベイサンズが近くにあり、ホテルを背景にして記念写真をとる人も多くいます。下には人工芝が敷いてあるので、休憩スポットとして利用してもよいでしょう。

フローラルファンタジー

フローラルファンタジーは、2019年にオープンした植物園で新しいエリアです。既存の植物園の概念を覆すような、現代のアートや技術を駆使した展示方法で訪れた人々を楽しませています。園内の中でもひと際カラフルな植物を目にすることができるので、ぜひ立ち寄っていただきたいおすすめのエリアです。

フラワードームの見どころポイント

フローラルファンタジーは、ダンス、フロート、ワルツ、ドリフトの4つのエリアがあります。色とりどりの植物が異なるテーマで展示され、写真映えするスポットとしても人気です。また4Dシアターがあり、座席が動くなどアトラクションに乗っているような体験もできます。

レストランでランチやディナーも可

ガーデンズバイザベイの敷地内には食事ができる場所も数箇所あります。園内をたくさん歩いて休憩を取りたい場合や、ランチやディナーなどにもおすすめです。軽食などの気軽に楽しめるフードコートや、コース料理にも対応しているレストランなどもあるので、目的にあわせて選びましょう。

ガーデンズバイザベイの所要時間と料金

所要時間

ガーデンズバイザベイは東京ドーム21個分の広大な敷地面積があるため、植物園全体を隈なく回りたいという場合は、一日がかりでゆっくり見て回るのがおすすめです。主要なスポットをポイントを絞って回りたい場合、例えばフラワードーム、クラウドフォレスト、スーパーツリーなどを絞って回る場合などでも、移動を含め4時間程度は余裕をもっておきましょう。

料金

ガーデンズバイザベイには、無料と有料のエリアがあります。敷地自体には無料で入れるため、野外の庭園は無料で散策することができますが、下記エリアなどは有料となります。フラワードームとクラウドフォレストは共通券があり、大人は28シンガポールドル(日本円約2300円)の入場料がかかり、OBCBスカイウェイの料金は大人8シンガポールドル(約660円)です。(※換算レートは2020年7月のものです)

ガーデンズバイザベイの観光のコツ

チケットは事前購入がお得

各有料チケットはインターネットで事前に購入ができます。現地で買うよりもお得にチケットを入手できるため、前もって購入しておくとよいでしょう。当日に敷地内での購入も可能ですが、混雑時には行列になることもあります。チケットを準備しておくとスムーズに入園できます。

時間配分にゆとりを持つ

ガーデンズバイザベイを見て回るうえで、重要なのが時間配分です。さまざまな植物が美しく展示されており、思わず足を止め見とれてしまうこともあるでしょう。一か所に時間がかかりすぎてしまうと、他のスポットが見て回れなくなるため、時間配分を決めて見学することをおすすめします。また夜はショーや園内のライトアップもあり、時間帯を計画立てて回るとより楽しめますよ。

公式サイトを事前に確認

ガーデンズバイザベイの敷地内には日本語の案内がありません。事前に公式サイトから日本語のパンフレットをダウンロードしておきましょう。また月に1回程度各施設にメンテナンス日が設けられているため、あらかじめサイトをよく確認しておくと安心です。休園日やその他の情報もこまめにチェックしておくとよりスムーズに観光ができます。

ガーデンズバイザベイのまとめ

ガーデンズバイザベイは、近未来的な植物園です。現代の人々の生活と自然との共存を表す空間が広がり、足を運ぶと新鮮な感覚を味わえるでしょう。シンガポールを訪れる機会があればレジャーの候補に入れてみてはいかがでしょうか。

ayan2480
ライター

ayan2480

自然大好きライター。癒しのあるスローライフって素敵です。

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