根芋のおいしい食べ方
根芋のおすすめレシピは、シャキシャキとトロッのどちらを楽しむかによって大きく変わってきます。シャキシャキとした食感を楽しみたい場合、生に近い食べ方がよいでしょう。特に酸味がよく合うため、酢の物やナムルなどがおすすめです。一方トロッとした口当たりが好きな人は、しっかりと加熱しましょう。じっくり煮込んだ味噌汁やお鍋の具にするとおいしく味わえますよ。
食べ方①根芋の味噌汁
根芋のお味噌汁美味い美味い。 pic.twitter.com/8bWgrIlSO7
— チグリスとユーフラテス_k・h (@bRcCEYHijhzH7Ft) January 21, 2019
根芋の食べ方の定番は、味噌汁です。大きく分けて、あくをしっかり抜いた根芋を加えるものと、生の根芋を鍋の中でじっくりと煮込んだものの、2種類の作り方があります。作り方によって食感や風味が変わってくるため、好みの食べ方を試してみるのがおすすめです。ここでは、あらかじめあくを抜いた根芋をだしとあわせる作り方を紹介します。
材料(4~5人分)
- 根芋5~6本
- 大根おろし5cm分ぐらい
- ネギお好み
- 味噌大さじ2
- 顆粒だし5g
- 水700mlぐらい
レシピ
- 洗って葉をとった根芋は、適当な大きさに切り分ける
- 大根おろしで5分ほど茹でてあく抜きする
- 十分にあくが抜けたことを確認し、一口大に切る
- 好みの味噌で味噌汁を作り、3の根芋とネギを入れる
食べ方②根芋のきんぴら
根芋のあく抜きが面倒な場合は、きんぴらにするのがおすすめです。酢水につけた根芋をごま油で炒めて甘辛く味付けすると、簡単にあくが抜けます。どうしてもあくが気になる場合は、水につけておく方法がおすすめです。こんにゃくや人参、油揚げなど、好みの具材を追加してもおいしいですよ。
材料(2人分)
- 根芋正味200g
- 酒 ・ みりん各大さじ1
- さとう小さじ1/2
- しょう油大さじ1・1/2
- ごま油大さじ1
- 粉末唐辛子お好みで
レシピ
- 根芋の皮をむき、5cmほどの長さに切る。分量外の酢水に5分ほど浸ける
- フライパンにごま油を温め、根芋を入れて軽く炒める
- 酒・みりん・砂糖・醤油の順で加え、3分ほど炒める
- 器に盛り付け、好みで唐辛子をかける
食べ方③根芋の酢の物サラダ
根芋は酢とよくあいます。そのため、サラダに使うときも酸味をきかせるのがおすすめです。火が通りすぎないように気をつけると、シャキシャキ感をより楽しめますよ。ごまやマヨネーズなど、油分を含むものとあわせるとコクが加わり、よりおいしく食べられます。
材料(4人分)
- 根芋(ねいも)100g
- 乾燥カットわかめ5gぐらい
- ラディッシュ(実だけ)3玉
- 鶏ささみ2個
- ゴマ大さじ3
- ☆酢大さじ3
- ☆砂糖大さじ3
- ☆しょうゆ大さじ1~2
- ☆ゴマ油大さじ2
- 塩少々
レシピ
- 皮をむいた根芋を、分量外の酢水でさっと茹でる。ざるにあげ、冷めたら斜め薄切りにする
- 鶏ささみを皿に載せ、分量外の酒をかける。電子レンジで2分加熱し、冷めたら手でほぐす
- わかめを水で戻す
- ラディッシュをスライスし、塩もみにする
- ボウルに☆の調味料とごまを混ぜ、すべての材料を合わせる
- 塩で味を調える
食べ方④根芋の天ぷら
天ぷらは、根芋の魅力をまるごと楽しめるおすすめの食べ方の一つです。しかし春野菜の天ぷらというと、難しそうにも聞こえるかもしれません。そんなときは、グルテンを含まない米粉を衣に使うと、簡単にサクッと揚がります。ウドや三つ葉・新ごぼうなど、香りの強い野菜と一緒にかき揚げにしてもおいしく食べられます。
材料(4人分)
- 芽芋(根芋)4本適宜
- 米粉1カップ
- 冷水11/2カップ
- 揚げ油適量
レシピ
- 根芋のあく抜きをする。食感を残すため、塩水にさらす
- 皮付きのまま斜め切りにする
- ボウルに水を入れ、米粉を加えて大きく混ぜる
- 2を3にくぐらせ、160℃の油で揚げる
特産野菜の根芋をおいしく食べよう!
根芋は、限られた地域でのみ作られている貴重な春野菜です。大きな魅力は食感で、味噌汁や天ぷらなど多くの楽しみ方ができます。しかし、あく抜きが十分にできていないと、口の中や喉が痛くなってしまいます。食べ方にあわせたあく抜きをして、根芋の魅力を十分に味わいましょう。
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出典:写真AC