スリット鉢のデメリット
デメリット①土がこぼれ出る
スリット鉢はスリットがあるので、隙間から用土がもれてしまうことがあります。植え付けのときに、しっかりと土を詰めるようにしましょう。他にも隙間から害虫が入ることがあります。レンガに鉢を乗せたり、「ポットフィート」を使ったりするのもスリット鉢におすすめです。害虫の侵入を防いで、スリット鉢をホールドします。
デメリット②見た目がイマイチ
デザイン性のイマイチな印象があるプラ鉢ですが、リメイクすると上の画像のようにおしゃれになります。庭やベランダの雰囲気にあわせて、色を塗ったり模様をつけたりして楽しむのもいいですね。おうち時間を有効に活用できて、楽しくお世話できます。
デメリット③倒れやすい
スリット鉢は丈夫で軽い反面、倒れやすいのも事実です。ただ台風のときなど、たくさんのポットを移動するのは、大変ですよね。園芸店やホームセンターでは、不要になった黒トレーや仕切り付きトレーを分けてくれるところも多くあります。身近なお店で、一度尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
スリット鉢と他の鉢との違いは?
焼き物など素材の違う他の鉢とスリット鉢との違いは何でしょう。「根張り鉢」や「とんでもないポット」とも呼ばれる、スリット鉢の具体的なポイントを挙げていきます。
①素焼き鉢(テラコッタ)との違い
素焼き鉢やテラコッタ製の鉢は、素材そのものに通気性があるのが特徴です。陶器鉢よりは軽く素朴な質感ですが、色は単一でバリエーションがありません。植物の植え付けには鉢底ネットと鉢底石が必要です。
②陶器鉢との違い
粘土を高温で焼いた陶器鉢は、通気性がありません。色や柄のバリエーションが豊富で、インテリアをおしゃれに見せる効果もあります。素焼き鉢よりも厚みがあり重いものが多いのが特徴です。植物の植え方は鉢底ネットと鉢底石を使います。
③プラ鉢との違い
プラスチック製の鉢は、素材そのものに通気性がありません。再生プラスチックなどエコな素材もあり、色やデザインはバリエーションが豊富です。植物の植え方は鉢底ネットと鉢底石が必要なものもあります。
植木鉢を乗せて使う、ポットフィートを活用しましょう!