オタネニンジンの効果・効能
①生活習慣病の予防
生活習慣病には高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった症状があります。オタネニンジンの主成分サポニンの血行をよくする、血糖値を正常化する働きがあります。そのため高血圧の改善や糖尿病の改善につながるといわれています。またオタネニンジンは血液をきれいにしてくれる効果も期待できるので、脂質異常症の改善も期待できます。生活習慣病が改善されることによって、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中の予防にもつながります。
②新陳代謝を整える
オタネニンジンの主成分サポニンは、タンパク質と核酸の結合を促す働きがあり、代謝機能を高め、体内の老廃物や有害物質を体外に排出してくれます。また代謝機能の向上により細胞が活性化し、免疫機能が高くなり、病気に対する免疫力が向上します。さらに細胞の活性化によりさまざまな病気の予防も期待できるでしょう。
③自律神経を整える
自律神経のバランスの乱れは、頭痛、めまい、動悸、肩こり、腰痛、筋肉痛、消化器官の不調などの不調を引き起こします。オタネニンジンの主成分サポニンは、自律神経の働きを正常化する作用があるので血行がよくなり、消化器官の改善も期待できるのです。血行がよくなることで、自律神経の乱れによって起こる体の不調改善が期待できます。
④肌トラブルの予防
オタネニンジンの主成分サポニンは活性酸素を抑え、血行を促す働きがあるため、シワ、たるみ、肌荒れ、ニキビ、シミといった肌トラブルの予防効果が期待できます。さまざまな肌トラブルの予防と改善の手助けをしてくれるのは男性女性ともにうれしい効果でしょう。
⑤記憶力の向上
オタネニンジンの主成分サポニンが脳と脊髄の神経細胞に働きかけ、脳の血行と代謝を促します。血行がよくなると、脳に酸素が送られて脳の働きがよくなるため、認知症の予防も期待できます。またサポニンには疲労回復やストレスをやわらげる働きもあるので、心身共に仕事や勉強に集中できる身体作りに繋げてくれるのです。
オタネニンジンの摂取方法
サプリメントや健康食品を活用
オタネニンジンは、オタネニンジンのエキス配合のサプリメントや健康食品、漢方薬を活用して摂取できます。サプリメントなどは比較的安価で、手軽なことから利用する方が増えていますよ。摂取しやすいものを選びましょう。
お茶を活用
オタネニンジンを食材として摂り入れるならお茶がおすすめです。日本ではオタネニンジンは高価で手に入りにくいため、日常的な食材として使う習慣がほとんどありません。食材として摂取するのは困難ですが、お茶は比較的安価で入手できます。お茶なら毎日飲めますので、続けやすいでしょう。健康のために試してみてはいかがでしょうか。
オタネニンジンを摂取するときの注意点
注意点①副作用
オタネニンジンは副作用がでることがあります。長期間摂取すると動悸、不眠症、血圧が上がるなどの症状があらわれる場合があるので、症状が出たときは摂取を中断して医師に相談しましょう。また薬を服用中の場合などは医師に相談してから摂取してください。
注意点②あうものを選ぶ
最も優れた栄養素、薬効を持つサポニンを含むのは、6年根の紅参エキス配合のものです。効能を実感したい人にはおすすめですよ。サポニンの量は加工方法や年数によって違います。4年根、5年根、6年根それぞれ特徴がありますので、説明をよく読んで自分にあったオタネニンジンのエキスをよく選び、必要以上に取り過ぎないようにしましょう。
まとめ
オタネニンジンの紅参に含まれるサポニンは30種類程あり、それぞれがお互いに相乗しあい、さまざまな病気や身体の悩みの改善をサポートしてくれます。オタネニンジンは「漢方の王様」といわれていますが、取り過ぎると逆効果になる可能性もありますので、自分にあったものを正しく上手に取り入れていきましょうね。
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妊娠中や授乳中は胎児や乳児に影響を及ぼす恐れがあるため、摂取を控えた方がよいでしょう。また子どもの摂取も控えた方がよいです。