人参の「種まき」はいつすべき?深さや間隔などのポイントを徹底解説!

人参の「種まき」はいつすべき?深さや間隔などのポイントを徹底解説!

人参は種から育てられます。種まきはいつ行うべきか、土の深さや種のまき方といった基本の情報から解説します。種まき栽培で欠かせない間引きの方法やそのタイミング、大きくおいしい人参を育てるために必要な施肥のやり方などもチェックしていきましょう。

記事の目次

  1. 1.種まきで人参を育てよう
  2. 2.種まき人参の育て方①土づくり
  3. 3.種まき人参の育て方②種まき
  4. 4.種まき人参の育て方③間引き
  5. 5.種まき人参の育て方⑤除草
  6. 6.種まき人参の育て方④水やり
  7. 7.種まき人参の育て方⑤肥料
  8. 8.種まき人参の育て方⑥収穫
  9. 9.まとめ

種まきで人参を育てよう

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β-カロテンが豊富な緑黄色野菜・人参は料理に欠かせない野菜といえます。苗から育てる方法もありますが、種まきで簡単に育てられます。畑での家庭菜園はもちろん、品種を選べばプランターでも栽培可能です。

品種によって種まきの時期がある

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一年中、スーパーや青果店で見かける人参ですが、品種は多く存在しています。これらの品種は、種まきの時期によって「春まき」と「夏まき」の2つに大きく分けられます。

暖かい地方には春まき

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春まきの人参の種は、3月中旬~4月中旬にまきます。適正成育温度は15~22℃といわれています。霜柱が立つような寒冷地では、売られている品種の適正種まき温度を確認してから選ぶとよいでしょう。収穫は夏です。

寒冷地や初心者には夏まき

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夏まき人参の種まきの時期は、7月~8月にかけてです。温度が高いほうが成長が早く、大きいものが育つ傾向があります。はじめての人参栽培で、地植えするような場合は夏まき品種を選ぶのがよいでしょう。収穫は秋~冬です。

プランター栽培にはミニ人参

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ベランダなどで家庭菜園をプランターで行うようなときには、ミニ人参に分類される品種がおすすめです。根が短く育つもので、プランターの深さでも育てることが可能です。ミニ人参にも春まきと夏まき品種があるため、栽培経験やライフスタイルにあったものを選ぶとよいでしょう。

種まき人参の育て方①土づくり

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種をまく前に必要なのが土づくりです。おいしい人参を作るためのポイントを、地植えとプランター栽培、それぞれでご紹介します。

地植えの土づくり

種まきを行う2週間~3週間前に土を耕します。苦土石灰を混ぜて中酸性から中性になるようにpHを整え、完熟堆肥を混ぜ込みます。また、可食部である根が変形せずまっすぐ下へ伸びていくように、大きな石などは取り除いておきましょう。種まきの1週間前には畝を立てておきます。

畝の幅は20cm

畝たてをする際は、畝の幅は20cmほどに仕立てます。畝と畝の間隔も20cmほどとってあると間引きがしやすくなります。1つの畝あたり、筋まきが1列のものを1条、2列のものを2条と呼びますが多くても2条におさめておきましょう。

プランターの土づくり

プランターは深さ25cm以上ある深型タイプを選びます。野菜用の土などがホームセンターで販売されているため、それを使用すると簡単に用意できます。鉢底には水捌けがよくなるように鉢底石や軽石を敷いておきましょう。

次のページでは、種のまき方を見ていきます!

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種まき人参の育て方②種まき

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