芝生の日常の手入れ
手入れ①刈り込み
芝生は、春~夏の生育期にはグングンと伸びます。芝刈りとは伸びた芝を一定の長さに刈り込む手入れのことです。芝刈りをこまめにするほど、密度のある美しい芝に生えそろいます。芝が伸び始める春先は1カ月に2~3回、夏場の生育期は週1回の刈り込みが目安です。高麗芝であれば、刈り込み高20cmが美しさと手入れの手間のバランスを取りやすい長さでしょう。
芝刈りをしないとどうなるの?
芝刈りをしないと、芝生の成育速度が落ち、密度が下がってところどころ茶色くハゲた芝生になります。見た目を損なうだけではなく、長く伸びた芝生の中は風通しが悪いため病害虫が多く発生するかもしれません。
おすすめの芝刈り機「刈る刈るモア」
手押し芝刈り機「刈る刈るモア」
参考価格: 6,799円
手押し芝刈り機「刈る刈るモア」は電気が不要の芝刈り機です。刃の長さは5段階で設定でき、好みの長さにして芝刈り機を押しながら歩くだけで芝刈りが簡単にできます。刈られた芝は、芝刈り機前方についているポケットに入る構造で、刈り終わった後の掃除も簡単です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
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刈り込み高さ | 5段階(約10・16・23・30・36mm) |
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サイズ | 幅35.5×奥行48-120×高さ114.5cm |
手入れ②雑草取り
美しく生えそろっている芝生からちょこちょこと顔を出す雑草は見つけ次第抜きましょう。雑草は芝生の見た目を損なうだけではなく、芝生の成育も邪魔します。雑草は土の中に根が残っていると再び生えてくるため、面倒ではありますが1本ずつ根から引き抜きます。雑草取りをつらい人は、芝生用の除草剤を使用するのも一手です。
おすすめの除草剤「芝生に使える除草剤シバニードアップ粒剤」
芝生に使える除草剤シバニードアップ粒剤
参考価格: 2,780円
「芝生に使える除草剤シバニードアップ粒剤」は即効性のある除草剤です。散布して5~10日後には雑草が枯れ始めます。また、持続性も高く、一度散布すれば3カ月は雑草の発生を抑えられます。芝生のシーズンが始まる前に散布するのがおすすめです。大きく育ってしまった雑草には効果が薄いため注意しましょう。
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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容量 | 1.4kg |
手入れ③施肥
芝生は成育に養分を多く使います。そのため、生育期には定期的な施肥がおすすめです。芝生の肥料によく用いられるのが粒状タイプです。パラパラと芝生の上にまくだけで完了するため人気があります。施肥の頻度の目安は粒状タイプなら月1回です。説明書きを確認して使用しましょう。
手入れ④エアレーション
エアレーションとは、芝生に穴をあける作業のことです。一見、芝生の根を傷めてしまいそうな手入れですが、踏み固められた芝生の根や土を柔らかくする効果があり、成育に役立ちます。エアレーションをする期間は芝生が青々と茂っている間です。回数の目安は、1~2カ月に1回が理想です。季節と季節の変わり目にすると決めるのもよいでしょう。
おすすめのガーデンスパイク「エアレーションスパイク」
エアレーションスパイク
参考価格: 1,790円
エアレーションスパイクは手持ちのスニーカーの底に装着して歩くだけで、エアレーションが完了する便利アイテムです。通常のエアレーション用の穴開け機で1カ所ずつ穴を開けていくより楽にできます。楽にエアレーションできる道具を使えばエアレーションの頻度も増やせるでしょう。
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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刃の本数 | 5本 |
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サイズ | 長さ30.5cm×幅13.5cm |
正しい水やりで自慢したくなる芝生の庭に
芝生の水やりは、基本の手入れです。芝生の水やりがうまくいくと、成育に勢いが出てくるのが感じられるでしょう。芝生が青々と美しく茂りだすと、水やり以外の手入れにも挑戦してみたくなるかもしれません。水やりを通じて美しい芝生作りの第一歩を踏み出してみましょう。
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