アメリカンブルーの育て方!きれいな花を咲かせる追肥のコツや増やし方 | 植物図鑑

学名Evolvulus pilosus
和名
別名エボルブルス
英名Blue daze
科・属名ヒルガオ科・エボルブルス属
原産地中央アメリカ
花言葉あふれる思い、清潔、清涼感、ふたりの絆

アメリカンブルーの概要

出典:写真AC

アメリカンブルーは、4月〜10月にかけて、紫色や青紫色の花を咲かせます。茎が長く伸びる性質を利用して、ハンキング仕立てにしたりグランドカバーにしたりするなど、自分好みの育て方ができるのが魅力です。

基本情報

園芸部類 草花
形態 一年草、多年草
樹高・草丈 20cm〜40cm
花の色 紫、青紫
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
特性・用途 開花時期が長い、初心者向け、グランドカバー
栽培難易度 ★☆☆☆☆

特徴

アメリカンブルーは元々「多年草」ですが、寒さにやや弱く、日本の環境では冬がくる前に枯れてしまうため「一年草」に分類される場合もあります。開花時期が長く、4月〜10月にかけて1cm〜3cmほどのかわいらしい花を次々と咲かせるのが特徴です。

アメリカンブルーの育て方①時期

出典:写真AC

植え付けから開花までの時期

植え付け時期 4月〜6月
植え替え時期 4月〜5月
肥料の時期 4月〜10月
剪定の時期 4月〜9月
花が咲く時期/開花時期 4月〜10月

栽培スケジュールカレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
植え替え
肥料
剪定
開花時期
休眠期

アメリカンブルーの育て方②栽培環境

出典:写真AC

栽培方法

プランター・鉢植え・露地

アメリカンブルーは、地植えでも鉢植えでも育てられます。草丈が低いので、花壇の寄せ植えにする場合は、ほかの植物よりも前面に植え付けるのがポイントです。鉢植えにする場合は、株間を15cm〜20cmほどあけて植え付けましょう。

育てる場所

室内・屋外/置き場所・日当たり

アメリカンブルーは、日当たりと風通しのよい場所で管理します。日当たりの悪い場所で育てると、茎だけが間延びして花付きが悪くなります。室内で育てる場合は、レースのカーテン越しの窓辺など、優しく日光が差し込む置き場所で育ててください。

用土

アメリカンブルーは、排水性の高い用土で育てます。市販されている草花用の培養土を使用しても構いません。自分で配合する場合は、赤玉土の小粒と腐葉土をよく混ぜ込んだ用土を使用してください。

ハンキング仕立てにする場合は?

アメリカンブルーは茎を長く伸ばすため、ハンキング仕立てにして、垂れ下がるような咲き姿を楽しむのもおすすめです。ハンキング仕立てにする場合は、用土を軽くするために、軽石を下に敷き詰めてから用土を入れていきましょう。

アメリカンブルーの育て方③管理のポイント

出典:写真AC

水やり

地植えでアメリカンブルーを育てている場合は、降雨のみで十分です。鉢植えの場合は、土の表面が乾燥してから、たっぷりと水やりをしてください。多湿を嫌うため、水を与えすぎると根腐れが原因で枯れる恐れがあります。鉢植えの場合は、受け皿に溜まった水はすぐに捨てて、土が湿った状態が長く続かないようにしましょう。

肥料

アメリカンブルーは開花時期が長いため、肥料切れを起こさないように管理します。植え付けの用土に、元肥として緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおいても構いません。肥料が十分に足りていると花色が濃く、肥料切れを起こすと花色が薄くなるので、よく観察しながら肥料の量を調節してください。

害虫対策

ハダニ

ハダニは、乾燥している時期に発生しやすい害虫です。葉の裏側などの見つけにく場所に寄生するのが特徴で、発見が遅れると大量発生している恐れがあります。水が苦手な性質を利用して、定期的に葉水をして、ハダニの発生を予防しましょう。

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病気対策

灰色カビ病

灰色カビ病は、カビの菌糸が原因で発生する病気です。感染した部分が灰色の楕円形状に変色するため、光合成が妨げられます。放っておくと腐敗が始まり、アメリカンブルーが枯れてくるので、早めに切り取って処分しましょう。

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花後の管理

花後に花がらを放置するとカビが発生しやすくなります。開花時期は、こまめに花がら摘みを行いながら育てましょう。

アメリカンブルーの育て方④詳しい栽培方法

出典:写真AC

苗の選び方

アメリカンブルーをポット苗の状態で購入する場合は、茎が太くてしっかりとしている苗がおすすめです。植え付ける前に、茎が徒長している部分を剪定し、花芽がたくさん出るように促してあげましょう。

植え替え

アメリカンブルーは基本的には一年草扱いのため、植え替えの必要はありません。しかし、室内の暖かい場所で冬越しさせた場合は、根詰まりを防ぐために毎年植え替えましょう。

剪定

4月〜9月にかけて、適度に切り戻し剪定を行いながら育てます。葉が込み入っている部分や、茎が伸びすぎている部分を剪定し、草姿を整えていきましょう。下葉が枯れ込みやすいので、茶色く変色している部分は取り除いてください。

夏越し

アメリカンブルーは耐暑性が強いため、暑さ対策をしなくても夏越しができます。

冬越し

アメリカンブルーを冬越しさせたい場合、冬場は必ず室内の暖かい場所で管理しましょう。地植えの場合は、鉢上げして室内へ移動させてから冬越しさせます。

増やし方

挿し木

アメリカンブルーは、5月か9月に挿し木で増やしていきましょう。茎が長く、健康に育っている部分を15cm〜20cmほどの長さで切り取り、挿し穂を作ります。下についている余分な葉を取り除き、赤玉土などの挿し木用の用土に挿してください。発根するまでは、水切れを起こさないように、日陰で管理します。

アメリカンブルーの購入先

エボルブルス アメリカンブルー 2株セット

参考価格: 398円

出典: 楽天
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出典: 楽天
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楽天398円

高温多湿に強く、日光を浴びながら大きく育つアメリカンブルーの苗です。鉢植えにすると、こんもりとした咲き姿を楽しめます。

花色青紫
おすすめ度★★★★★
草丈20cm~30cm

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